2018年8月19日日曜日

フォーク式赤道儀の改善

 さわやかな秋の陽気の1日。工作日和でもあるから、フォーク式赤道儀の手直しをする。一度作った3Dプリンター製のギアボックスが、強度不足で壊れてしまった。ライトグレーが従前のもので、ダークグレーが今回製作したもの。やはり3Dプリンターの出力なのだが、いろいろ補強してみた。これでだめなら金属製のものをどこかに作ってもらうことにしよう。

2018年8月18日土曜日

房総半島に遠征


 昨晩 房総半島のダム湖で星の写真を撮ったのだが、今日はその疲れで一日だらだらと過ごしてしまった。腰にけっこうきているのは、中腰になったり、重くて(高価な)ものを持ち上げたりおろしたりするからだと思う。上の写真はダム湖の湖面に映る星を撮りたかったのだが、風があって小さな波紋が出ていたのでうまく行っていない。

 いて座は銀河の中心部の方角にあたるから、ミルキーウェイも濃くて迫力がある。昨晩は月の沈む時間が22時過ぎと遅く、その頃にはいて座は地表に近い。月が沈んだ直後に撮ったものだが、まぁ 今一つ。

夏の大三角形は天頂に近く撮りやすい。構図をちゃんと考えないから、訴えるものが乏しいものになってしまっている。もう少し赤みが入るといいんだろうなぁ。
本当は、赤道儀で追跡した星雲や星団の写真を撮るテストランだったのだが、極軸調整がうまくいかずに失敗。3スターアライメントの手順に問題があったか。赤道儀の水平だしを忘れたのがいけなかったのか。
M31 アンドロメダは大きくて明るいから、赤道儀の設定が悪くても何とか撮れてしまう。追跡ができないので、シャッタースピードをあげて(4秒)日頃使わない高感度ISO12800で撮る。星像は流れてしまっているが、暗いところに出かけると淡い部分が良く写る。600mmF4はこんな時も有利だね。

2018年8月11日土曜日

火星の画像処理

8月10日(昨晩)撮影した火星を、本日画像処理。画像処理の手順は、試行錯誤の結果以下がうまく行くようだ。

  1. スタッキング:約3000フレームの非圧縮動画ファイルを、フリーソフトのレジスタックス6で静止画に変換し、TIFFファイルとして保存。
  2. 合成:フォトショップにTIFFファイルを読み込んで、レベル補正を行う。上をこうした画像3枚をレイヤーにならべて、比較(明)合成したもの。位置合わせは「差の絶対値」にすると楽。合成したものをTIFF保存。
  3. ウェーブレット処理:合成したTIFFファイルを再度レジスタックス6に読み込んでウェーブレット処理を加える。結果をTIFF保存。
  4. 調整:フォトショップでカラーバランスやトーンカーブの調整を行う。
これまでは、1の段階でウェーブレット処理を行い、これをフォトショップで調整していたのだが、スタッキングした画像をそのまま合成してから、ウェーブレット処理をかけた方が良い結果を得られる(ような気がする)。画像の出来は、かなりウェーブレット処理にかかっているのだが、パラメータの調整は(かなり)感覚的で恣意的なものになる。こうした画像を合成するよりも、ウェーブレットは合成後の最終処理とした方が気分的にもよろしい。
とても手がかかるのだが、結構面白い。

2018年8月1日水曜日

ももたん(その後)

ももたんを食す。たいへん美味であった。もっとたくさん食べたい。来年はきちんと剪定をして量産したいと心に決めた。