2016年2月28日日曜日

梅にエナガ


アメリカで味わったようなひどい時差ぼけに、帰国後襲われなかったのはありがたかったが、それでも疲労はかなり蓄積している感じがする。月曜日からフルで動かなくてはならなくて、休みもとれない先週はつらかった。
この週末はぼんやり過ごしたのだが、庭の梅の木にエナガが来て楽しませてくれた。

2016年2月21日日曜日

ワシントンから帰り道

20日土曜日の11時10分のダレス発成田行きに乗って帰る。帰路は向かい風になるので14時間かかる。時差ぼけ防止のためだろうが、ずっと窓は閉められていたので、ちょうどベーリング海峡のあたりだろうという時間にトイレにたって写真を撮った。
海なのか陸なのかよくわからない写真だが、なかなか美しい。

2016年2月19日金曜日

ワシントンD.C.で見かけた鳥達


 ホワイトハウスに近い広場で歩行者用信号を待っていたら、上空をクロコンドルが通り過ぎて行ったので、かなり驚いた。
左はイエスズメだが、日本のスズメと色合いが異なる。
 カナダガンの群れがアーリントン墓地の上を何度も旋回していた。ホワイトハウスの上空は、常に軍用機だの専用機だのが旋回している。墓地のガンは周囲を威圧することなく静かに飛んでいた。
 ホシムクドリはけっこう見かけた。ムクドリはやはり人のそばで生きて行く鳥なんだな。
 コマツグミだが、アメリカンロビンの異名がある。アメリカでロビン(コマドリ)と言えば、このツグミを指すらしい。この鳥も良く見かけた。
 マネシツグミ。ツグミというにはスマートな印象の鳥だった。スミソニアン博物館のそばで撮影。
 ムナジロゴジュウカラという鳥。ゴジュウカラだけあって、木の幹を逆さに駆け下りていた。
ゴジュウカラを一度見たいと常々考えていたが、まさか北米で初見になるとは思わなかった。
ミミヒメウという鵜なのだが、これは一頭しか見かけなかった。赤い顔がとても目立つ。
下は東部灰色リス。ワシントンはリスが多い。またリスが人を恐れない。


2016年2月18日木曜日

国立建築博物館

ちょこちょこと空き時間を見つけては、会議会場の近くの博物館をねらっていたら、国立建築博物館 National building museum というのがあったので入ってみる。
私の空き時間が開館時間とズレてしまって、ホールしか見る事ができなかったのだが、コリント式柱が支えているのが鉄骨の小屋組み、というのはけっこう楽しい。

2016年2月17日水曜日

アメリカ議会図書館


会議ばかりではかわいそうだと思ったのか、議事堂と議会図書館を見学する日程が組まれていた。図書館の入り口を入ったところが上の写真。
外壁のあかりとりには、警句のようなことわざのようなものが書かれていて、 たまたま Book must follow sciences and not sciences books. と書かれた一つに足がとまった。帰って調べたら、フランシスベーコンの言葉らしい。
下は図書館の閲覧室なのだが、こんなところで調べものしたいねぇ。日本の国立国会図書館を学生時代に利用したけれど、完全閉架式だから雰囲気が無い。

2016年2月16日火曜日

スミソニアン博物館(国立航空宇宙博物館)


 ワシントンD.C.は、最高裁判所や議事堂、ホワイトハウスなどがあって、日本で言えば永田町や霞ヶ関のようなところ。面白そうなのはスミソニアン博物館ぐらいのものか。行って知ったのだが、スミソニアン博物館とは、スミソニアン協会が運営している19の博物館群である。国立航空宇宙博物館は、そのうちの一つで、私はここに行きたかった。
 航空宇宙博物館は本館と別館があって、本館はワシントン市街にあるからホテルから徒歩圏内。別館はダレス空港の近くにある。出張の空き時間利用では別館は無理。本館だけ見てきた。
1時間程度だったが、ライト兄弟のフライヤー、リンドバークのスピリッツオブセントルイス、第二次世界大戦の軍用機を眺められたから、まぁ満足できた。無料だし。
展示の一番奥まったところは最新鋭の無人機だったのが印象的だったな。

2016年2月14日日曜日

あわただしい週末


 ルリビタキの写真は先週の7日に撮ったもの。
この週末は、天気はあまりよくないが暖かかったのだが、土曜日も日曜日も家で仕事をすることになった。
先週の月曜日に、急遽明日からワシントン,D.C.に出かけることになったからだ。
 行く予定の者のドタキャンでお鉢が私に回ってきたのだが、来週作成するつもりだった資料を今週末までに仕上げなくてはならなくなった。出来としてはもうひとつなものを、やむなく作って昼過ぎにメールで送り、旅行の準備をする。
仰せつかった身代わりの役まわりは僕の不得意科目だから、正直あまり嬉しくない。付け焼刃の勉強は機内でする。それにしても往きに12時間、帰りに14時間かかるらしい。会社で腰が持たないだろうと泣きを言ったら同情はしてくれたみたい。

2016年2月6日土曜日

八ヶ岳の鳥さんたち


 八ヶ岳の最終日。ホテルから新宿までの直通バスを夕方に予約しているので、それまで時間をどうつぶすか。
井富ため池と飛沢ため池というところがホテルから徒歩圏内に在って、山梨県の探鳥地として名前があがっているので、この2つのため池を目指して散策することにした。上の写真はコガラ、左はアトリ。
 イカルを見ることができた。くちばしの大きい日本鳥ばなれした容貌である。拙宅近傍で見る事はまず無いから、ちょっと嬉しい。
 川向こうに認めたカケス。非常に遠いので鮮明ではないのが残念。
2つのため池とホテルの間は別荘地になっている。ため池から戻る途中の別荘地でも種類豊富な小鳥を楽しめたのだが、別荘地の常で、私有地と公道の区別がよくわからない。抜け道だと思って入った小路で小鳥を見かけて撮っていたら、住民が出てきてひどく怒られた。
 まぁ私も自宅の庭に勝手に見知らぬ人が入ってきて写真を撮っていたら怒るだろうな。
カシラダカ(左)はよく見かけた。シジュウカラやコガラも少なくない。ホウジロも珍しくない。
アカゲラに会えないかと期待していたのだが、ドラミングの音さえ聴けなかったのは残念。
下はベニマシコの雌だと思う。マシコの名の由来である赤い顔をした雄にも会いたかったね。

2016年2月5日金曜日

八ヶ岳のミソサザイ


ゆっくり起きて屋上から富士山を眺める。
朝食を済ませて甲斐大泉駅の次の駅である清里に出る。ペンションブームと騒がれたのは私の学生の頃ではなかったか。駅前の店舗が閉店していたりしてちょっと寂しい。
タクシーで清泉寮に出て、県立八ヶ岳自然ふれあいセンター周辺の林を探索する。早々に小川でミソサザイを見つけた。
 道路や駅前広場にはホウジロが居た。あまり人を恐れない。林の中は人の足跡と、遊歩道を示すマーカーを頼りに雪道を歩いたのだが、意外にこれが疲れる。足を上から降ろすような歩き方をしなくてはならないのだがけっこうしんどい。日頃身についた歩き方がよくないのだ。
 陽のまだ十分あるうちにホテルに戻って温泉につかったりぐったりしたりしてぐだぐだする。これと言ってしなくてはならないことが無いというのはいいものだと思う。
夕食後にまた屋上で星を撮る。昨晩よりも雲が少なく好条件。右は甲府の街明りと南アルプス上のオリオン。
 露天風呂の明りがかぶるので、広角はがまんしてオリオン座を撮る。近くに強い光源があっても、画角を絞れば影響は小さくなる。この原則は自宅周辺で撮る場合でも有効だろう。こんな当たり前の事になかなか気がつかないものだ。右の写真は燃える木は良く写ったが、馬頭状星雲ははっきりしない。
八ヶ岳を入れて星空を撮ってみる。星景写真にチャレンジなのだが、もう少し露出を与えて山肌の雪を強調すべきだった。これもなかなか難しい。
下の写真はカシオペアのWの一部がはみ出てしまった。写真にしてみると、地上と比較して星座が印象以上に大きいことがわかる。
撮った写真をよーく見ると冬の銀河がなんとなく見える。もう少し明瞭に撮れないかなぁ。

2016年2月4日木曜日

八ヶ岳初日


 大阪で開催された午前中の会議に出席して、午後から半日有給休暇をとって山梨県の甲斐大泉に移動した。4時間半以上を要したが、考え事をしたり本を読んだりしていたら、さほど退屈もしない。
なんで出かけたかというと、甲斐大泉にはグループ会社のホテルがあって、ここで使える商品券が3月末で失効してしまうから使いに来たのだ。いくつかあるグループホテルから、この地を選んだのは、高原の鳥と星を撮れるのではないかと考えたから。2009年に社員旅行で来ている。このときのホテル周囲散策ではアカゲラを撮っている。
日没の直前に到着し、夕食後に空を撮ってはみたものの全天に薄い雲がかかって良い写真が撮れなかった。撮影はホテルの屋上で行ったのだが、広角レンズを使うと露天風呂のLED灯照明がかぶってしまう。車で来ていないから、この屋上ほどひらけた視界の得られる適地に移動することができない。やはり露天風呂照明があっても影響の無い部分の空はとても暗いから、広視界を欲張らなければなんとかなりそうだ。まぁ金券のおかげでタダ同然の旅行だから多くを望んではいかんような気もするし、勤続年数に対する褒章として、せっかくくれた金券だから有意義に使いたいような気もする。