2009年8月23日日曜日

ツマグロヒョウモンの産卵



ツマグロヒョウモンの幼虫が増えたなぁと思っていたら、いつのまにか花壇のスミレが丸坊主になっていた。成虫もよく見かける。写真は鮮やかな色合いの雌。2枚目は産卵しているところ。
10年以上使った音声式のインターフォンをテレビドアフォンに交換した。設備系はそろそろ不具合が出てくる年数なのだ。昨今のテレビドアフォンは画像記録を残したり女性や子供の声を低い男性の声に変換したりと、機能も盛りだくさん。夜間の画像も視認性が良く、ノイズも少ない感じ。


子供の夏休みの宿題を手伝う。これはこれで楽しいのだが、「こうすりゃ簡単だろーがー」というのを我慢するのが苦痛。教育者にならなくて良かったと思う。気が短いから向いてない。

2009年8月22日土曜日

国立歴史民族博物館

国立歴史民族博物館に「日本建築は特異なのか」企画展示を見てきた。中国、韓国、日本の3国について、宮殿・寺院・住宅を比較したもの。「日本独自であると考えることの多い伝統的な日本建築を、『特異なのか』という視点を導入して東アジアの中で見直してみようという試み..」だそうなのでたいそう期待したのだがあまり面白く無かった。
『特異なのか』どうかを考察するには、ここが同じ(似ていて)、ここが違うという情報が断片的で少ない印象。博物館の企画なので、ビジュアルを並べることが主目的であるし、一部の識者の断定的な評価や推論を掲載するのもなんだし...という事でこういうものになるのかもしれない。
とはいえ、常設展示は手の込んだ模型が多いから子供たちは楽しめたはず。非常に広くて展示物も多いから、母は途中で車椅子を借りたが、孫に押してもらって楽しそうだった。


朝夕のびーさんで撮ったもの。
先日もこの木に集まるアゲハの写真を掲載したが、どうもこの場所が一番撮りやすくてきれいな絵になる。同じような写真ばかりになってしまうのが残念ではありますが。


カワウがたくさん居る。初めて見つけたときは興奮したのにねぇ。←勝手なことを言ってます。

2009年8月19日水曜日

業界団体

仕事帰りの電車で吊り革にぶら下がっていたら、目の前の網棚に菓子折りがあった。包装に「全国油菓工業協同組合」の文字。ほぉ、油菓とは揚げせんべいのようなものかと考えながら包装紙をさらに良く観察すると、「かりんとう」とある。黒光りするかりんとうは油菓と呼ぶにふさわしいものだと納得。
帰宅後に「全国油菓工業協同組合」を検索すると、「かりんとう」の製法特許を管理していた団体であることがわかったのだが、検索の過程で食品関係団体の多彩に驚かされる。当該業界門外漢の私には野次馬的関心をそそられる団体名も少なくない。
たとえば、「日本缶詰協会」の存在は当然の印象があるが、「日本パインアップル缶詰協会」という協会もあるらしい。だが「日本黄桃缶詰協会」も「日本サバの水煮缶詰協会」も無い。なぜパインアップルだけが独立の協会を設ける必要があったのか、私には想像すらつかない。
「日本スープ協会」と 「日本即席スープ協会」の両者は、上下もしくは包含の関係を窺わせる。同様なものに「全国製麺協同組合連合会」と「全国乾麺協同組合連合会」がある。これはわずか1文字の違いなのだが、その意味する範囲の大きさにはかなりの隔たりがある。ちなみに「日本パスタ協会」というのもあったりする。
こうした団体の多くは、その業界では略称で呼ばれるのが一般的なはずだから、「日本昆布協会」は「にっこんきょー」などと呼ばれているにちがいない。「日本チューインガム協会 」というのもあるが、これは「にっちゅーきょー」だろう。「全国すり身協会」(あるんだよ..)は「ぜんすりきょー」だろうか。「日本鰹節協会」はちょっとひねって「にっけんきょー」かな。

2009年8月16日日曜日

入道雲やい

今年は入道雲を見た記憶が無い。積雲(綿状の雲)が空の大半を覆っているばかりで、ガツンと晴れた青空の向こうにむくむくとそびえ立つ夏の雲(積乱雲)が無いと夏じゃあないよ。


先週からツクツクホウシが鳴いている。立秋も過ぎたし、お盆が終わると夏も終わりだという気がする。勤務先のお休みも今日で終わり。月を追いかけて昼夜が逆転したこともあるが、体力的には厳しい休暇だった。腰痛もあって懸案の諸課題(工作)は未着手のまま。庭のビニールプールで暑さをしのぐ。


ビースケもちょっと食欲が落ちている印象。今日のシャンプーは水で洗い流したが、それほど嫌がってなかったな。彼もひとときの涼を得たのではないでしょうか。

2009年8月15日土曜日

虹の入り江

今日も早朝の散歩。水路にササゴイ見つからず残念。アオサギは珍しくもないが、赤い花が水面に写って綺麗な絵になった。ちょこまかと飛び回る小鳥を高木の葉の中に認めたのでシャッターを押しておいた。帰ってよく見たらメジロのようだ。久しぶりだね。


この月も今朝撮ったもの。空はすでに青みがかっていた。ピントが甘い。雨の海がもうすぐ影の中に吸い込まれて見えなくなる。雨の海に面した「虹の入り江」の稜線がよく見える。この部分は月面の中でも好きな場所。地形が特異でわかりやすいし、名前がいいよね。


朝は鳥たちも動きが活発で、飛翔する姿を捉えやすいということがわかった。暑い中を動き回るのがつらいのは鳥も一緒ということなのかな。

2009年8月14日金曜日

ササゴイ(9/19 ゴイサギかも...)

早朝の水路に、褐色で白い斑点のある水鳥を見つける。調べたらサギ科のササゴイの若鳥らしい。成鳥になると美しい藍色になる。もう少し大きくなってからまた来て欲しい。同じ水路には体長70cmほどの魚が水面に浮上してゆっくりと泳いでいた。海水魚だと思うのだがよくわからない。


水路沿いの道をビースケと散歩。5時頃だから人通りも無いのでリードから解放してやった。ビースケが緊張して迂回路をとったのでどうしたのかと見ていたら、彼の視線の先に小さな猫が身構えていた。猫を恐れる猟犬ビーグルか...
散歩の前にベランダから月を撮る。昨日の写真からたいして時間がたっていないから、やっぱりこれも半月。欠け際のやや上に目だつ大きなクレーターはコペルニクス。

2009年8月13日木曜日

晴れないなぁ



昨晩(本日未明)はペルセウス流星群の極大日だったので2時過ぎまで起きていたのだが、全天を覆う雲に切れ目も無い。今日は寝不足も手伝って何もしない一日。夜半すぎに半月が出る。雲の切れ目であわててシャッターを切るもピントが甘い。そろそろ月以外も撮りたいのだけどねぇ。

2009年8月11日火曜日

雲の穴を待つ男



昨日の月(左)と今日の月(右)。台風が避けてくれたおかげで今日は明瞭な月を撮ることができたのですが、昨日は苦労しました。厚い雲に覆われて位置さえわからない中、もう寝ようかなと思った頃に南西の空に大きな雲の切れ目というか穴があることに気がついた。雲の移動方向からすれば、待っていればあの穴の中に月がはまって見えるのではないか。待つことしばし...雲が薄くかかってしまってはいるものの、なんとか撮影できました。夜更かししたが、別に翌日がつらいわけでもなかった。元気だな。

2009年8月10日月曜日

花虎ノ尾

昨晩 夕食後にリビングの長椅子で寝転がっていたら眠り込んでしまった。起こされたが眠くてしかたがないからそのままベッドへ。今朝はシャワーを浴びてから出勤。というようなわけで今日の日記は昨日の報告。
家の前の公園にどなたかが植えた花。調べたところ「花虎ノ尾(はなとらのお)」というアメリカ原産の紫蘇の一種であることがわかった。渡来種であるがレトロな和名。さらにネットで追いかけたら大正時代に入ってきたとの記述を見つける。なるほど...納得。
アゲハが留らないから、しかたなく飛んでいるところを撮る。オートフォーカスが使えないレンズを使っているので、こうした撮り方は必ずピンボケで失敗する。偶然この一枚はうまく行きました。


同じ家の前の公園、岳父がかってに植えているヒマワリに食事に来たカワラヒワ。種をくわえてます。だいたい食べつくしてくれたようで、たぶんもう来ないでしょう。最後の1ショットか。


夜空を雲が駆け足で移動している。そんな雲の切れ目から木星がときおり顔をのぞかせる。今晩から明朝にかけて台風が接近するそうだ。月はまだ出ていないようだけれど、写真はまぁ無理でしょうね。残念。

2009年8月8日土曜日

さるすべり

さるすべり(百日紅)の花が咲いている。赤い花の木や白い花の木があって、中間のピンク色の木もある。このように品種改良されたのだろうか.....不思議。


水路にアオサギが5羽。こんなに多くのアオサギを同時に見たのは初めて。コサギは1羽も居ない。左の写真のようにクローズアップすると自然の中に鳥が一羽という絵になるが、右のように引いて撮ると舞台裏が写って少々興ざめ。ちらっと背後に見える白いスチール製のトンネル状の工作物は、住宅街を貫通する高速道路の騒音対策として設けられた防音壁。


家の前の電線にオナガの群れがやってきた。みんな若いというか幼い感じがするので兄弟なのかもしれない。パソコンで見るとどれも電線がうるさい絵だったので、五線譜を描いてその間に鳥の写真を貼り付け合成することにした。電線を五線でごまかし、オナガを音符に見立てたつもりなんだけど。
右は本日の月。昨日以上に厚い雲にさえぎられ非常に厳しい条件。これが最もましな一枚なのだが、ぼんやりとした写真になった。毎日撮るというのも大変だな。予報によれば明日はさらに天気は下りらしい。

2009年8月7日金曜日

欠けてゆく

5日の満月に主な地名を記入する。月は28日間で地球の周りを一周するから、4週間後にまた満月となる。来週には半月まで欠けて、再来週には新月になる。少しずつ欠けてゆく様子を撮りたくなったので毎日撮影している。これまでのところ一日として晴れた日がないのが残念。


左が昨日。右が今日。昨日のほうが雲が薄かったのだが、少し酔っ払っていたのでピントを合わせに苦労した。危機の海が暗闇の中に飲み込まれつつあって、欠けてきていることがよくわかる。

2009年8月5日水曜日

Full Moon



薄い雲が全天を覆っていて、満月には暈(かさ)がかかっている。スカッとした星空を久しく見ていない。水っぽい夏だよなぁ。雲のために満月と木星しか天体は見えない。まぁなんとか撮影。満月は一晩中全天を照らしてしまうので望遠鏡を出す日では無いと考えていたし、月を撮影対象としたとしても、満月は正面から太陽光を浴びているので立体的に見えるクレーターが無いから、これまで撮ろうと思ったことがなかった。マクストフは小さな望遠鏡なので、サッとバルコニーに持ち出せる。機動力のある望遠鏡はやっぱりいいなぁ。ティコ(下方にある大クレーター)がこんなに目だって見えるんだね。マクストフの直焦点撮影だと、月の直径がちょうど画角の短辺長さ(上下)からわずかに短いのでぴったり納まる。絵的には大きすぎ。
さすがに木星はもひとつですな。長焦点とは言え、直焦撮影では拡大率が足りない。この絵は木星を中心に640X480ピクセルで切り出したトリミングです。

2009年8月2日日曜日

びーすけのヒゲを切る

接着剤でカメラアダプタを取り付けた望遠鏡の撮影テストを行う。あいにくの曇天。岳父花園を拙宅バルコニーから狙った。1枚目と2枚目は比較のため。1枚目はニコンの望遠レンズNIKKOR EDF2.8 f=180mm。2枚目はいつもの屈折式天体望遠鏡BORG 100ED f=640mm。


今回テストのマクストフD=102 f=1356mm。さすがに大きく写るね。左は電線のハト(若干ブレた)。コントラストが少し悪くなるものの十分シャープだなぁ。副鏡の影のせいなのだが背景のボケの中にリング状の同心円が見える。独特のボケかたが面白い。お盆休みはこれで遊ぼう。


この木がなんなのかわからないけど、ぶら下がっている実が面白い。ツマグロヒョウモンの毛虫はせっせと我が家のスミレを食している。いつもの水路にはいつものサギが居て、魚をくわえて歩いていた。




びーすけのヒゲを切ったところ。犬のヒゲは何の役にも立っていないのだそうで、伸びるとネズミのような顔になると言われたか読んだかした記憶があって、気になると事務用ハサミで切ってあげることにしている。びーすけにはどうでも良いことのようだ。