2014年12月31日水曜日

おおみそか(連休5日目)


 公園で二羽のツグミがなにやら激しく争っている。日頃見るこの鳥の印象は、単独で淡々と虫を探している行儀の良いものであっただけに、ちょっと意外な光景。
まぁ よほどの事なんでしょう。きっと、
昨日の疲れもあって、今日は風呂掃除だけ。
午後からホームセンターに行く。
考えてみたら、正月元旦から工作機械の音を近所に響かせるのはたいへん申し訳ない。金属の切断や木工の溝彫りは今日中にやっておかなくてはいけないと考えた。まぁ2日くらいからならいいことにしようかな。
朝の公園でジョビタキ雌をみかける。この個体は白紋が小さい。

2014年12月30日火曜日

鉾田に行く(連休4日目)



 友人の所用につきあって茨城県鉾田市まででかけた。畑が広がる中に、木立がついたての様に配置される関東平野らしい風景。
上はタヒバリだと思う。ツグミとタヒバリとスズメが芋畑に舞い降りる。左は上空を旋回していたトビ。
ジョウビタキが畑の中に植えられた低木にとまっていた。周囲の虫をさがすのにちょうど良い高さらしい。
農道の脇に三脚を立てて撮影していたのだが、ごくまれに車が通り過ぎる。必ず目礼か会釈をされた。
 北浦に出て土手を歩いていたら、山側の用水路でアオジを見つけた。
北浦はあまり鳥影が無い。下は唯一見かけたハジロカイツブリ。
遠出のドライブは久しぶりだったが、結構疲れた。


2014年12月29日月曜日

ツルウメモドキ(連休3日目)


 昨日びーすけと散歩していたときの事。近所のカメラ好きの方が熱心に低木の花を撮っておられて、それは何だとたずねたら、ツルウメモドキという名前を教えて頂いた。私が花だと思ったのは3つに裂開した果実である。5月頃に咲く花はとても地味らしい。
今日は午前中雨。午後のびーさんで昨日教えて頂いたツルウメモドキを撮ったものの、陽光が足りなくてあまり発色がよくない。今日の散歩にはカシオのFH-25を久しぶりに携えた。防湿庫のセットアップをしたら奥の方から出てきたのだ。暗いし、また降るかもしれないし、というわけでポケットにも入るこれを持って出たのだが、帰ってPCで確認すると高感度ノイズがかなり出る。そうか、それでこれ使わなくなったんだった。防湿庫の最奥部にあった理由がわかった。

2014年12月28日日曜日

年賀状の作成と襖の張替(連休2日目)


 重いカメラを持って公園に行くものの、鮮やかな色合いの鳥が居ないのでちょっと寂しい。
東日本の震災以降、この公園でルリビタキを見ていない。今年はジョウビタキの雌を見ていない。干潟の方は雄が居ないそうだから、そういう分布らしい。
今日は襖の張替というのをやってみた。裏面にすでにノリが塗ってあって、スポンジに水を含ませて戻すのだが、こういうのを切手式と言うのだそうだ。説明書に書いてあった。
あまり上手くいかなかったのだが、廊下側の面だったので廊下の暗さに助けられて、仕上がりの上手下手はあまりよくわからない。
夕刻友人が来る。
夜になって年賀状の図案を作成。今年もあまり気合が入っていない。

2014年12月27日土曜日

椅子の脚を縮める


9連休の初日。
朝のびーさんを終えてから、先日入手のレンズを収納するために防湿庫をもう1台追加したので、今まで使っていた防湿庫の整理もついでに行う。
収納量が増えたのだから楽に納まりそうなものなのだが、結局のところあまり余裕が無いのが不思議。
午後にスタッキングチェアの脚を切る。これは、ちょこんとお尻を載せるタイプの安い椅子なのだが、何脚も積み重ね(スタッキング)られるようになっている。この椅子の脚を7cmくらい短くすると、居間のテレビでゲームをする時に目の高さが液晶画面の中央近くになって、とても都合がよろしい。さらに小さなテーブル代わりに使ったりするのにも都合の良い高さでもある。
というわけで人気者だった先代の脚の1本が割れてきたので新しいものを用意したのだが、もったいないので、脚の2本を棚受けにして書斎の壁に小さな書棚を吊った。

2014年12月26日金曜日

グーテンベルグ(クレーター)


明日から9連休。早く家に帰れたので夕方のびーさんをしてから庭で月の写真を撮る。今日は望遠鏡ではなく、望遠レンズのEF600/4を使ってみる。有効径15cmの屈折式望遠鏡のようなものだが、色消しレンズの屈折式望遠鏡は10cmクラスでも10万円以上はする。EF600の有効径は15cmだから、これはかなり期待。
1.4倍(Canon製)と2倍(Sigma製)のテレコンバーターを使って、600mm,840mm,1200mmと焦点距離を伸ばしながら撮ってみる。1200mmはオートフォーカスが使えなくなるので液晶画面で画像を拡大してピントを確認した。
上の写真の左側の3枚は、等倍切出しのグーテンベルグ・クレーター。正確な比較とは到底言えないが、2倍テレコンは甘い画像になった。ピントだしをもっとシビアにやれば改善されるのか、コンバージョンレンズの限界なのか判然としないものの、トリミグを前提に使うのだから1.4倍(840mm)くらいがシャープでいいだろう。
グーテンベルグは鍵穴のような形をしたクレーターで、左側の縁が後から衝突した隕石によって破壊されている。このクレーター中央部の平坦な部分には小さな山がいくつかあるらしいが、残念ながら写っていない。そのうちなんとか撮ってみたいものだ。

2014年12月23日火曜日

魚露目レンズを作ってみる

庭にメジロとスズメが来てくれた。

 昆虫の写真撮影テクニックに関する本を買ったら、魚露目(ギョロメ)レンズというものが出ていて、面白そうなので作ってみることにした。
ドアスコープをデジカメのレンズの前に置いて、広角コンバージョンレンズのような役目を果たさせるらしい。



  1. ドアスコープを購入
  2. 接写リングの前取り付ける部品をCNCで作成
  3. カシオのデジカメに装着
  4. 試写
という感じなのだが、デジカメのズームを望遠端に持っていくとマクロモードでもピントが出なくなる。周囲がケラレるが、がまんしなくてはならないようだ。一応写せるらしいというところまでの確認になったが、やはりこういう超広角系はひろびろしたところで使ってみたい。被写界深度がすごく深いのではないかと期待。

2014年12月14日日曜日

年末の週末


今日はふたご座流星群の極大日だったが、夕食後に空を眺めたら全天を雲が覆っていたので、あきらめて風呂に入ってしまった。
ところが、だいぶ更けてから外に出てみるとすばらしい晴天ではないか。ちょっとくやしい。寒いのでこれからカメラを出したら確実に風邪をひくだろうなぁと思って写真はあきらめる。そんなことを考えながらぼんやり空を眺めていたら、明るい流星が2つ流れた。
日中に海岸に出かけて撮った写真。チョウゲンボウは居るには居たのだが、じっと動かないと思っていたら、すっとどこかに飛んでいってしまった。今日の写真はEF600/4。カメラのホットシューにダットサイトを付けたらすごく狙いやすくなった。飛んでいるカモメも簡単に追うことができる。
年末の週末らしい、なにやら淡々とした一日。

2014年12月7日日曜日

チョウゲンボウの定住


 8時に起きて朝食。10時に朝のびーさんを終了。その後海岸に出てチョウゲンボウを撮る。東京湾の彼方には冠雪の富士山が鮮やかに望める。
 先日干潟でミサゴを撮っていたおり、チョウゲンボウが春に子育てする場所に定住したらしいとの情報を得たのだ。
 EF600で海岸のチョウゲンボウを撮りたかったが、これは春までオアヅケだと思っていた。これからは1年中チョウゲンボウを撮れるということらしい。
これはなかなか嬉しいのであるが、子育て中では無いということは、頻繁に巣に戻らないという事でもあって、海岸まで出向いても遭遇する確率は低い。
EF600/4に1.4倍のテレコンを付けた840mmF5.6を、一段絞って使う。


 ジュリッという声を聞いて、その方向にカメラを向けるとウグイスが居た。
今春もこの場所でモズを撮っているから、このあたりに巣があるのかもしれない。左はトリミングしているものの、瞳の虹彩が写っている。840mmの威力なんだろうなぁ。
 左はEF400で撮ったものをトリミングした。モズがいい角度で撮れた。
 午後から浜離宮朝日ホールに、姉のリコーダーを聴きに行く。昔から姉は趣味で笛を吹いている。母にはちょっと厳しい距離だが連れて行った。
今日初めてステージの演奏を見たのだが、姉がかかえていたのはずいぶん大きなバスリコーダーだった。あんなにカリカリに痩せた人でも吹けるんだなと感心。
 帰りに仕事場に寄って明日の段取りの確認をする。
そうか今日は満月だった。

2014年12月6日土曜日

EF600を運ぶ方法


朝のびーさんでツグミを認める。今季は初めてかな。
天気が良いのでびーすけを洗う。
天井を仕上げていなかったびーすけ小屋の断熱補強を完成する。あまり丁寧な仕事にならなかったのは、すでに私がこの作業に飽きてしまったからだろうな。びーすけすまん。
amazon手配のペリカンケースとバレーボール3個用バッグが届く。どちらもEF600を運ぶための道具。
ペリカンケースはさすがに頑丈そのもので、中のクッション材を切り取ってレンズのシルエットを作るとぴったり入った。これは宅配便で遠征地に送る場合や、車や飛行機に乗せる場合に利用する。
バレーボール3個用バッグは、ビニールのぺらぺらしたものだが、円筒形でレンズを入れるのにちょうど良い形をしている。このバッグの底に硬めのスポンジを入れ、内部にフリースの布を入れると、肩にかつぐいで歩き回るのに便利なケースになる。
夕刻干潟に出て600mmの試写を行ったものの、すでに暗くなってきていたのであまり良い写真は残らなかった。

2014年11月30日日曜日

ロクヨンのテストはミサゴ


ロクヨン(EF600/4)の試写をするために干潟に出かけた。テレコンを付けて840/5.6で撮影する。
上は干潟の対岸のマンションを背景にした獲物を狙うミサゴ。箱庭の自然というのか、面白い写真が撮れたと自己満足。
 テレコンという不利条件を課しているわけだが、フォーカスは決まる時は決まるという印象。つまりけっこう甘い画像が多かった。
 画角の半分くらいに写ったものが多かったのでトリミングする。EF400/5.6Lで撮った宍道湖のミサゴと同じくらいの出来かなぁ。つまりあの時はもっと近かったということか。
左はけっこう距離があった数枚のショット。できの良いのを選らんではいるものの、もう一つという感じ。
 とは言っても、市販では最大級の口径のレンズなのだから、これ以上をカメラに要求してもせんないわけで、あとは被写体に寄るか、近くまで来てくれるのを期待するしかないと、当たり前のことを考えてしみじみする。

比較的近いところを旋回した瞬間。トリミングしてはいるものの本日のベストかなぁ。

 ガラス越しなので眠い絵になってしまったが、840mmで捉えたカワセミダイビングの合成写真。長い焦点距離の良いところは、あたりまえだが遠くの被写体を大きく捉えられることにあって、カメラを振らなくても大きな動きがフレームの中に納まる。
 拙宅の庭に立ち寄ってくれたジョウビタキ雄。ここいら辺をなわばりにしているのは確実な感じ。こやつもあまり人を恐れない。
 これらフレンドリージョウビィもロクヨンで撮っている。ノートリミグでこれだけの大きさで写せるのだから嬉しくなってしまうな。
 家の前の公園に居たカワラヒワを庭のデッキから撮ったもの。ちょっと暗かったのでノイズが出た。
下は朝のびーさんで撮った水面に映る紅葉の図。

2014年11月29日土曜日

ロクヨン


今週届いたEF600/4L。中古で数世代前のモデルを買ったのだが、それでも結構なお値段だった。いろいろ天体望遠鏡ベースで試してはきたのだが、やはり老眼にはマニュアルフォーカスは限界がある。
 古い製品ではあってもさすがに良く写る。1.4倍のテレコンバーターを使ってもオートフォーカスはまずまずの速度で合焦してくれるし。
問題なのは、このモデルはすでにキャノンのサポート外になってしまったいること。キャノンではないが、故障の内容によっては修理をしてくれるところがあるらしいのでそこに期待。
それにしても重い。レンズだけで6kg近いから、生半可な三脚や雲台では支えきれない。
さいわいビデオ用のしっかりしたのを昔買ってあった。ごつすぎて使っていなかったのだが、これに載せてちょうどよいくらい。ポルタ経緯台は片持ちなのでちょっと厳しい感じ。
バイクの荷台に載せられる三脚と雲台を工夫する必要がある。こういう機動性に欠ける機材は搬送方法を良く考えないと使わなくなるもので、それでもいいやと言えるほど安くないのだもの。