2010年5月30日日曜日

曇天

公園の菖蒲田で数輪咲き始める。この週末は小雨まじりの曇天だったから写真もなんかパッとしないのである。左は近所の方が育てたルピナス(だと思う)。不思議な感じのする花。この週末はいろいろと用事が多かった。

多忙の間隙をぬって干潟に行ったらセイタカシギが抱卵していた。ちょっと前に雛が孵ったが、これは違う個体なんだろうか。眠そうな目だが、じっとしていると眠くなるんだろうな。
今日の干潟は鳥が少なくてちょっとさびしい。バンは好きな鳥だが、縁が無くてあまり近くでは見たことがない。
カルガモの雛だと思う。雛が愛らしいと思うのはなぜか?雛だから愛らしいのではなくて、その外観が愛らしい。人間の赤ん坊に限定されないのだから、こういう感性は後天的なものではないんだきっと。
シロツメ草の中にびーすけ。こんどはどっちに行くんだぁ、と私に問うている。

2010年5月24日月曜日

MX1007A4のフタ

上は先日撮ったセージの赤い花。サイモンとガーファンクルが歌っていたスカボローフェアの歌詞の中に出てくる「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド。タイム」のセージ。
今日気がついたのだが、MX1007A4液晶画面のケーシング(つまりノートPCにおけるフタ)が微妙に歪んできている。奇妙なシールを全体に貼っているせいかと少々あせった。この可能性を完全に否定もできないのだが、むしろフタとボディの間に部分的にできる隙間が原因としては有力だと考えている。
フタを閉めたときに、写真丸印部分の高さでフタは止まるようにできているから矢印のように隙間ができるのだ。カバンの中の書類が増えてゆくと、フタは押されてこの隙間がつぶれるように歪む。これが繰り返されるとフタ全体には微妙なゆがみが残る。真横から見ると隙間は中央で最小になっていて、曲げによる変形の典型的な形状を示している。はて、この隙間は何のために作られたのだろう。軽く薄く作ることが優先されることはわかるが、これによる弱点を補うように設計すべきだと思うのだが。
以前使っていたムラマサはやはり薄いフタだったが、フタの周囲の各辺がぴったりとボディに接触する形状のために、こうした力は加わらない。またフタの両端を持って手でねじっても材質の違いによるMX1007A4以上の剛性が感じられる。店頭で各社PCの液晶画面をねじってみたことなど無いからわからないが、最近のモデルは大方こんなものなのかもしれない。今のところ液晶の表示に影響は無いから、気にしなければいいんだけどね。

2010年5月23日日曜日

雨が..

終日雨。びーすけも表情の無い顔でじっと雨を見ている。ひとけの無い公園には誰かの忘れ物が木にぶらさがっていました。

草花は雨を喜んでいるのか。水滴の重さに花弁もうなだれているように見える。
散歩も早々に切り上げるが、気力も雨に流されてしまったようで何もする気がしない。昨日撮った写真を整理していたら、鴨が羽の内側を大きく見せているものがあった。シャッタースピードが遅かったらしくわずかに流れてしまっているのでフォトショップで絵画風に加工してみた。

2010年5月22日土曜日

オオヨシキリをデジスコ(FC100)

上は天体望遠鏡(BORG100ED f=640+PL32mm)にCASIO FC100を取り付けて撮影したもの。トリミングしていない。FC100側の焦点距離は20mm(35mm換算120mm程度)なので、望遠鏡で20倍にしているから、35mm換算で2200mmくらいか..
左は同じ望遠鏡にEOSKissX2ボディを取り付けて直焦撮影したもの。35mm換算を、EOSの場合は1.622倍とすれば1038mmくらいかな。
左はいつも使っているSIGMA120-400望遠レンズの400mm側。EOSKissX2で撮影したもの。通常の撮影に比べて被写体が非常に遠いことがわかる。35mm換算649mm相当(1.622倍)。
3つの構成を被写体がだいたい同じ大きさになるようにトリミングしてみる。画質が一番良いのはBの構成だ。しかしAもそんなに悪くない。A,Bともに露出がオーバー気味だったので修正。さすがに400mm望遠レンズには荷が重い距離である。
FC100は光学ズームいっぱい(35mm換算で185mm)にすると、20倍の望遠鏡を使って3700mm相当になる。左写真の左側4枚がこの設定によるもの。FC100のパスト連写で大きく口を開けた瞬間を捉える。
さて、被写体は干潟で撮影したオオヨシキリ。ギョンギョンと変な声で鳴く鳥で、声はよく聞くのだが撮ったのは初めて。隣で撮っていた方に自作のカメラマウントを誉めていただいたが、レリーズを強く押すとマウントが少しねじれることがわかった。明日は天気が悪そうだから改善しようかな。 
本日やったこと=朝びーさん/玄関ポーチ水洗い/犬小屋分解清掃/びーすけ丸洗い/干潟にて写真撮影/次男の物理を手伝う(光学だった!)/夕方びーさん/写真整理。

ビデオカメラで撮った月

昨晩撮った月と土星。VictorのホームビデオEverio GZ-MG530を10cm屈折望遠鏡に取り付けて撮影した。どちらも30秒ほどのムービーをRegstaxというフリーソフトで1枚の写真に合成したもの。ちょっと薄雲があるようで、すっきりした空ではなかったのだが、月は画像処理のおかげで微細な部分も良く写った。土星はもう一つの出来だなぁ。
日曜日にかけて天気が崩れてゆくらしいので、ちょっと無理をして夜更かしをした。観測地:拙宅2階ベランダ。

2010年5月17日月曜日

浅草寺五重塔

浅草寺の五重塔がライトアップされているそうなので立ち寄る。右上に上弦の月。FC100のHS夜景モードで撮影。何枚か試したが、人物と夜景を同時に写すモードが良い感じになった。手持ちでこんなのが撮れるから便利。左は昨日EOS+400mmの手持ちで撮った月と金星。

2010年5月16日日曜日

チュウシャクシギ


夕方、子供と観察センターへチュウシャクシギを見に行く。このシギはオーストラリアで越冬し、この季節に北上してシベリアで卵を孵すのだそうだ。
渡りの途中、日本で一休みするために、夕刻この干潟にやってきて寝るとの事。日没前の6時過ぎに東の空から数十羽が飛来した。干潟の上で1~2回旋回すると海水が達しない小高い部分に着地する。下の写真には数種類のシギが写っているが、着地寸前の鳥がチュウシャクシギ。
「チュウシャクシギのねぐらツアー」というお題だったので、秘密めいた場所をそっと教えてもらえるのかと期待していたのだが、広々とした干潟が「ねぐら」だったのだ。と言ってもがっかりしたわけではない。この時期だけに見ることができる貴重な刹那。

雛鳥


セイタカシギの雛。昨日孵ったのだそうだ。左の写真はお母さんなのかお父さんなのか..

昨日(土曜日)の夕方のびーすけ散歩の途中、ピッピッという聞きなれない鳴き声に足を止めた。木立の中に3羽の小鳥が居る。スズメほどの大きさだが尾がひどく短い。
写真を撮って帰ったが図鑑を見てもわからない。クチバシの形からヒワの仲間だろうとは考えたが、それ以上はわからなかった。今朝も同じ場所で同じ声がしたから姿を探すと目の前に居る。人を警戒していない。昨日より明るいところで観察できたから、体にまだ柔毛が残っているのがわかった。おそらくカワラヒワの幼鳥だ。幼鳥の尾は短いらしい。

2010年5月9日日曜日

ムシクイとFC100デジスコ

ヒタキ科のムシクイ。渡りの季節には市街地にも現れると本にも書いてあるし、たぶんセンダイムシクイ。
特徴のある鳴き方をするのだそうだが、確認できなかった。高枝を動くので逆光の写真しか撮れないのが残念。すぐそばでキビタキも確認。
スマートなシルエットで、首を柔らかく動かす優雅な鳥だった。「ムシクイ」という名前はちょっと可哀想な感じ。

今日の午後も昨日の工作の続き。塩ビ管を切り詰め、ベースのアルミプレートを作り直す。パンハンドルを取り付け。レリーズホルダと写真には無いが液晶画面フードのフレームも作った。
左がFC100 の広角側、焦点距離6m(35mm換算f=37mm)。オレンジ色の枠がEOS400mm(35mm換算649mm)の写野。
望遠鏡側は有効径100mm,f=640mmに、0.62倍のレデューサを使い、焦点距離32mmの接眼レンズを使っているから640x0.62/32=12.4倍。左の写真はEOS400mmの写野に、FC100の望遠側:焦点距離32mm(35mm換算f=185mm)をオレンジ色の枠で表したもの。
12.4倍の望遠鏡を使っているのだから、単純に計算するとFC100の広角側は35mm換算で459mmの望遠となる。左写真の一番上の写真。一番下は望遠側2294mmになる。真ん中の写真は、その中間あたりで1030mm程度になるところで撮ったもの。やはりザラザラした感じは仕方が無いかなぁ。

2010年5月8日土曜日

エナガの目は赤いんだ。

久しぶりにエナガに会う。昨夜は遅くまで起きていたから、びーさんはずいぶんと出遅れてしまった。陽射しは強いが風が気持ち良い。
陽光が十分にあるから写真も鮮明。そのおかげでエナガの目が赤いことに気がついた。
公園にはジャブジャブ池という子供の遊び場がある。くるぶしの少し上くらいしか水深が無いから、小さな子供でも安心。池のそばでアゲハを見つけた。すでに片側の尾状突起が破損している。

午後は工作。チョウゲンボウを撮るためにFC100デジスコ改良版を作製。小指ではさんで持っているのが焦点距離32mmの接眼レンズ。これを左側の塩ビ管(黒く塗装)の中に入れ、4mm径のボルト6本で支える。塩ビ管にタップを切ってアルミ板を接合。アルミ板の左端にCASIOのデジカメを搭載する。カメラの重量を望遠鏡側の接眼レンズホルダーが支えることになるが、市販の同目的の製品は、そのような仕組みのものが多い。確かに前回作ったものよりも光軸はあわせやすいし、狂いにくい。天気が良いから工作も楽しい。

2010年5月5日水曜日

キビタキの鳴き声


キビタキの鳴き声を昨日携帯電話で録音したので公開。フリーの編集ソフトAudacity を使って雑音を消し長さを調整する。これをビデオ編集ソフトAdobe Premiare Elementsで、写真のスライドショーと組み合わせ、Mpegファイルを作成する。これをやはりフリーの変換ソフトを使ってFLVにする。これをYouTubeにアップロードして、このページに貼り付ける。
けっこう面倒くさい。
今日はバルコニーの掃除をしたら、もう何もする気にならないです。

2010年5月4日火曜日

夏の陽気


キビタキの声を携帯電話で録音した。フリーのサウンド編集ソフトで整形。着信音にでもするか。上はスズメの水浴び。今日は暑かった。
海岸に出るもチョウゲンボウは撮れず。チョウゲンボウのかわりに宿敵カラスを撮影。
陽射しがきつくなってきて、路面温度も上がってきている。びーすけもアスファルトはきびしいか。
アオサギがエイを食べようとしているところ。エイをひっくりかえしては、くわえてみたり突き刺したりするのだが、ここからいっこうに進まない。知る限り、魚を食する鳥は頭から丸呑みすることしかできない。これだけ大きなアオサギは、かなり大きな魚を飲み込むことができるのだろうが、エイのように横に広がったものは無理だろう。エイを裂くことができれば事態は打開するのであるが、そんなスキルは無いようだ。あきらめられない様子が可笑しい。

2010年5月3日月曜日

CASIO FC100をポルタに載せる



チョウゲンボウも現れたし、長距離を狙える撮影機材が必要である。以前製作のカメラガンは結局三脚が必要との結論に達し、ポルタ経緯台にFC100デジスコセットを載せることにした。..と興味のない人にはまったく意味不明の日本語を書いている自分に気がついた。しかしこれは日記だから良いのだった。そんなわけで今日は朝夕のびーさん以外は庭に工作道具を展開し、ひたすら汗を流したのであった。暑かったよ。
朝のびーさんにて、とてもきれいなさえずりに聞きほれていたら、見知らぬおじさんがそっと近寄ってきて、「キビタキですね」。私も「まだ居たんですね」。そんな会話が始まるのであった。
どこから声がしているのか暗い林の中に目をこらすと、小さな影がぴょんと移動する。「おぉ..」声にならないため息のようなものをつきながら、二人のおじさんは小さな影の後を追うのでした。
急いでびーすけを近くの木に舫って、きまぐれに枝を渡るキビタキを撮影しつつ、忍者走りで移動して行くと、いつのまにか撮影仲間が増えています。最初に会ったおじさんは携帯でこの場に居ない友人にキビタキの出現を連絡をしています。結局、一昨日キビタキを撮影した場所までたどりついてしまい、びーすけと離れすぎたことに気がついた私は、断腸の思いで来た道を引き返したのでした。