2017年7月29日土曜日

ブルーベリー狩り

 ブルーベリー狩りに酒々井まで出向いた。運転手兼摘み手として徴用された。このイベントは、ブルーベリーを安く大量に入手することが目的で行楽ではない。
それでもやってみるとなかなか面白かった。クツワムシ(上の写真)も居たし。
ブルーベリー狩り戦略(Blueberry hunting strategy)を備忘のために記しておきたい。

  • 甘い実のなる木を探すために試食が必要になるが、これでお腹がいっぱいにならないように、試食は1果実/本の原則を守ること。
  • 甘い木であれば、枝による糖度のばらつきは少ない(ような気がする)が、陽あたりの良い部分を優先して摘み取る。
  • 甘い木を見つけたら、徹底的に簒奪に努める。


2017年7月23日日曜日

余呉湖


 琵琶湖の北側に余呉湖という小さな湖があって、風が無い日は湖面に星が映るという話を聞いた。そこで明日の大阪出張を利用して、余呉湖に前泊することにした。
昨日から天候は思わしくないことはわかっていたのだが、宿にキャンセル料を払うのもつまらないし、下見がてらという感じかな。
午後3時頃に到着し、小雨の中、湖岸を歩いてみる。たしかに水の動きは少ないような気がする。上は日中撮ったもの。左と下は午後9時過ぎに撮ったもの。風景写真だと思えば面白いのかもしれない。
明日の会議資料を宿でつついていたら、編集者に温泉宿に監禁された文豪のような気分。

2017年7月17日月曜日

ジャコウアゲハ

 びーすけ朝の散歩をしていたら、ちょっと変わった感じの黒いアゲハが居たので撮っておいた。調べるとジャコウアゲハだった。そんなに珍しい蝶ではなく、姫路市は市の蝶にしているらしい。下のクロアゲハはちょうど昨日撮ったもの。比較すると体色と後翅の角度が違うのがわかる。
ジャコウアゲハは体内に毒を持っていて、クロアゲハはジャコウアゲハの擬態であるという解説があった。本家をようやく見たという事らしい。
今日も暑かった。梅雨はまだ明けていないのだろうか。

2017年7月16日日曜日

赤道儀用の箱

家に余っているツーバイ材で箱を作った。まだ未完成だが、新しく買った赤道儀を入れるもの。重い赤道儀は、基本的に車で運ぶのだが、駐車位置から観測場まで機材を移動させることが少なくない。搭載可能重量を犠牲にして軽量な赤道儀を選んだのだが、とても持ちにくい形状をしている。
家の前の公園で使う場合も、数十メートルは運搬する必要がある。車輪のついたカートに入れて動かすことになるが、その場合にも箱があると便利そうだ。
とても重い箱ができたのだが、これはあんまり合目的とは言えないね。

2017年7月9日日曜日

もはや暑いじゃん


 暑い一日。びーすけと朝の散歩。スズメかと思ったらメジロだった。
夕食後に木星を撮ろうとしたのだが、木星は上手くいかない。高度が低いからか、雲があったのか、ピントの山がわからない。
土星はまぁまぁ。

2017年7月8日土曜日

真北導入板の製作


天体望遠鏡を載せる架台~赤道儀は、直交する2つの回転軸によって、望遠鏡の向きをコントールするのだが、その一つの軸(赤経軸)を地球の自転軸(地軸)と平行にセットしなくてはならない。
一般的な小型赤道儀は、赤経軸に小さな望遠鏡を仕込んで、視野のスケールに北極星を導入して調整する。
最近は遠征を面倒がって自宅の庭で星を観ている。これはらくちんなのだが、北側に建っている自宅が邪魔をして北極星が見えないのが問題。
方位磁石の示す磁北は、ここいらでは真北から7度10分ほど西側にずれ(偏角という)ている。CADで真北と磁北のずれを正確に描いて、印刷を合板の上に貼り、これを真北導入板と命名した。さらに真鍮の棒の両端に下げふりを付け、赤経軸と直交する赤道儀の一面に取り付ける。ここいらのものは3Dプリンターで部品を製作した。真北導入板の上に方位磁石を置いて磁北に合わせると、描かれた東西を結ぶ線分が真の東西を指す。この線分に2つの下げふりの先端が一致するように赤道儀の方位調整をすると、だぁいたいなのだが、赤経軸は真北を指すしていることになる。最近の赤道儀は、基準星を1~3個導入してズレを教えてあげれば補正しながら2軸を自動運転してくれるから、極軸セットはこの程度の精度で差し支えない。
今日はざっと作ってみて試用したのであるが、使い勝手はもうひとつ。下げふりでは無くドットレーザーポインタを使うべきだったかな。

2017年7月7日金曜日

七夕です


七夕だが満月が近く空が明るい。それでも家の庭から夏の大三角形は確認できた。ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)だったな。空が明るくても惑星と月を眺めることは可能なので、先日購入した赤道儀(AZ-EQ5GT)と15cmマクストフ鏡筒のテストを行う。マクストフの焦点距離は1800mmなのでパワーメイトを使うと4500mmになるが、シャープによく見える。土星はようやくカッシーニの間隙(土星の環の中にある黒い帯)をはっきり写すことができた。
強拡大した月面は、ゆらゆらと大気のせいで揺れているのだが、スタッキングウェアは上手く合成してくれる。下の処理はもう一つな感じではある。
AZ-EQ5GTのコントロールは、これまで使ってきたSynScanなので問題無いはずだったのだが、バージョンがだいぶ上がっていて戸惑った。極軸補正が面白かったが、うまく使うことはできなかった。要研究。

2017年7月6日木曜日

虹の入り江付近


新規鏡筒BKMAK150のテスト。庭で古い赤道儀に載せて撮影。
上は虹の入り江付近。30秒ほどのビデオ撮影を1枚の静止画に合成。月はこの程度の長さでも十分な感じがする。スタッキングウェアはメリハリの効いた公司トラストの高い画像を作れるのだが、白とびがあちこちにできる。あまり加工の手が感じられない程度にエフェクトは抑えるべき。

2017年7月2日日曜日

チョウゲンボウをみに行く


 久しぶりに海岸に出てチョウゲンボウを撮る。いつのまにか子供は生まれていて、すでに飛行訓練も終了していた。
 今年は雄と雌の2羽なのではないかと思われる。双眼鏡や肉眼では成鳥との区別がつかない。写真で拡大すると、なんとなくわかる。
 ときどき不器用な飛び方をするのは子供。
下はアジサイの中に居たニホンカナヘビ。トロピカルな感じ。

2017年7月1日土曜日

フォーク式赤道儀の駆動部

上の写真の中央にあるオレンジ色のプラスチック部品は、ほぼ全て失敗作。昔使っていた赤道儀のモーターを、フォーク式赤道儀に転用しようとしている。
動くものは難しい。歯車はモノタロウで購入した立派なものなのだが、かみ合わせの精度に3Dプリンターの出力がうまく適合できない。ABS樹脂は成形中にけっこう反るのだ。うまく行くときもある。
そこで歯車のシャフトを保持する部分はアルミで造ることにした。切断や穴あけであれば、(私の工作でも)そこそこ精度の保証ができる。そんな反省をもとに組み上げまでなんとかこぎつけたのが上の左上の写真。あまりうまくない。作り直しだが、方針はこれで良いと思う。