2016年8月16日火曜日

びーすけ通院


 お盆休みは今日まで。午前中、びーすけを動物病院に連れていく。左目の目ヤニがひどくて、炎症を起こしている。
感染症とのお見立てで、目薬を処方してもらう。目が煩わしいらしく前足でこすってしまうので角膜炎もあるとの事。前足でこすらないようにラッパ形状のものを首輪のところに付けることを進められる。エリザベスカラーというのだそうだ(ちょっと笑ってしまうね)。レインコートを着せようとしたら数分でこなごなに噛み千切ったやつだから、そんなものをつけて大人しくしているとは思えない。目薬でなんとか治ってほしいものだ。
3Dプリンターの設定がようやく最終段階に到達したので試験運転を行う。小さなカエルの造形なのであるが、前足が曲がってしまったものの、概ね動くようにはなったことは確認。

2016年8月15日月曜日

結露防止ヒーター


星を撮ろうとして夜間にカメラを使うと、夜露がレンズに付いて曇ってしまう。そこでレンズフードにヒーターを巻き付けて結露を防止する必要がある。電源に乾電池を使ったものを以前に自作したのだが、パワー不足で今一つ。望遠鏡メーカーが出している製品は、望遠鏡を駆動する電圧と同じ12Vになっている。変圧しなくても鉛蓄電池1個で両方をまかなえる便利はあっても、ヒーターのために駆動用の電源を使うのはもったいない。
自作ヒーターの改善改良をしなくてはならんと思いつつ、ほったらかしていたら、5VのUSB電源で動くものを見つけた。PROTAGEというブランドの夜露防止ヒーターである。USB電源であれば、スマホの補助電源として売っているモバイルバッテリーがそのまま使えるのだが、モバイルバッテリーはポケモンゴーのおかげで売れているらしく、最近はひときわ安くなってきていて13000mAhで3000円もしない。モバイルバッテリーは小さいから、カメラのそばに置いておけるからケーブルの引き回しも煩くない。
この手でいこう、よしよしというわけで、もう1個入手しようと考えてアマゾンを調べたら、サンコー製のドリンクウォーマー(巻き付け型)という製品を見つけた。その名のとおりの用途のものなのだが、評価書き込みを見るとカメラ用に使っている人が多い。同じUSB電源で、形もPROTAGE製とよく似ているからこちらを発注。値段もPROTAGEが2000円なのに対して1260円と安い。到着して開梱してみると、上の写真のようにPROTAGEのロゴ以外は全く同じものに見える。
ヒーターの仕様はわからないが、少なくとも外皮の型紙は同じだね。PROTAGE製はポーチがおまけに付いていたから、差額の700円はポーチ代かな。ヒーターも同じ面状発熱体を使っていそうな気がする。性能も同じではないのかな。
フィルター径77mmのレンズであれば、十分余裕をもって取り付けられる。82mmだと届かないが、レンズ鏡胴側でマジックテープを止めればなんとか取り付けられる。不安なら輪ゴム併用。

2016年8月14日日曜日

綿の花


綿の花が咲いた。綿は有用植物であり産業植物なのだが、観賞用としてもなかなかかわいらしい。
最初の一輪は14日だったのだが私は見逃してしまって、写真は16日のもの。14日に咲いた花弁はすでに地面に落ちている。花の寿命が短いのが観賞用として不適ということかもしれない。
今年はいちだんとセミが多いような気がする。

2016年8月12日金曜日

EOS KissX2のローパスフィルターを取り除く


 今日からお盆休み。
最近使わないEOSkissX2を天体専用に改造することにした。上のトンボは、このX2がまともな状態で撮った最後の1枚。(ちょっと悲しい気分になったりする)
左が作業中の姿。改造目的はカメラの撮像素子の前にある赤外線カットフィルターの除去である。このフィルターがあると暗く赤い星雲が写らないのだ。しかしフィルターを取り除いたカメラは、ピント位置がずれてしまうのでオートフォーカスは正しく合焦しなくなってしまう。また普通の風景を撮るとカラーバランスがくずれて変な絵になるらしい。だから、この改造を施したカメラは天体専用になってしまうのだ。ピントのズレを解決するために、外国のサイトでは、削除するフィルターと同じ厚さの素通しガラスを売っていて、X2の分解方法も写真で丁寧に解説してくれている。この情報がなかったら自分でやろうとは思わない。
フィルターがセットされている場所までたどり着くためには、たくさんのネジを外し、たくさんの小さな配線コネクタを外さなくてはならない。除去が終わって、組み上げが最終段階に近づいてくると、これは起動しないだろうというイヤな気分に支配されたきた。案の定起動しないので再度組み立ててなんとか起動に成功する。なんとなくカメラの動きが挙動不審なのだが、とりあえず写真は撮れる。明日どのくらいカラーバランスが崩れるのか確認しよう。
下の写真は、順調に育ちつつある綿の木。

2016年8月7日日曜日

3Dプリンターの組立


近所の電気量販店が、夕刻に屋上駐車場を開放して花火を見せてくれるというので、土曜日の夕食後に行ってみる。人ごみを予想していたのだが、駐車場に居たギャラリーは20人から30人程度だったのでちょっと拍子抜け。
遠くでやっている幕張の花火を眺めるのだが、会場は有料だそうだから、少々遠いがこのくらい見れれば文句を言ってはいかんと思った。今回も変わった形の花火があがっている。これは職人技術の進歩なのか、何らかメカトロニクスやIT技術の成果なのか。江戸の花火師が見たら驚くだろうな。
 週末は3Dプリンターの組み立てをしていて、一応の形はできあがった。これから較正(キャリブレーション)を行う必要がある。説明はすべて英文だが、要領書だから単語さえわかればなんとかなる。
何をつくろうか。CNCよりも簡単に複雑な形が作れるのだから、楽しい意匠の、役に立つものを作ってみたいな。
3Dプリンターの値段が下落している。大ブレイクを期待していた参入メーカーも苦戦しているらしい。私が入手したのは中国製だ。耐久性にちょっと首をひねる部品も無いでは無いのだが、壊れそうになったら、この3Dプリンターでその部品を作ればよいのだそうだ。自己複製だな。3Dプリンターは優れた生き物である。