2009年2月28日土曜日

シロハラとアカハラ

シロハラとアカハラに会う。ツグミと同じく土中の虫を食べ、同じような場所に居る。背中の柄はツグミと良く似ているが頭部でツグミとは区別がつき、腹の色でシロハラかアカハラかわかる。今日のシロハラは暗い藪から出てきて数メートルの目の前まで来てくれた。以前疲れた中年とか悪口を書いたけど、明るいところで見るとずいぶんとかわいらしいんだ。

これがアカハラ。お腹が赤いですね。公園ではシロハラに比べると少数派。教えてもらった場所に居ました。


いつものエナガなんですが背景がいい。ネコヤナギとエナガはほわほわの感じが似ています。


アオジ。いつもどおりに撮っているのですが、帰って見直すと背景が鮮やかな緑になってきてる。春だなぁ びーすけ。

2009年2月27日金曜日

雪が降った。積もるほどではなかったが。 神田川にも雪、高速道路にも雪が降る。子供の頃は雪が降るとわくわくしたものだが、今は雪模様になると自宅の前の雪かきをすぐに思い浮かべる。積もったところでたかがしれているし、急いで片付けなくても良さそうなものなんだが、周りがさっさとやってしまうからのんびりはできない。私の家の前だけ雪が残っていると母が気にするのだ。ひどくつまらないことを考えている自分を笑いつつ雪の中を移動。

2009年2月26日木曜日

おとこらしいモズ

写真フォルダを整理していたら、モズの雄を2月1日に撮っていることがわかった。藪の中の小さな鳥影だったので見過ごしたが、拡大すると目のまわりの過眼線(かがんせん)で区別できる。比較のために右に雌の写真を掲載。雄を撮ったのは初めてだが、おとこらしい顔してるねぇ。
神田神保町の九段よりのはずれに、生物関係の書籍を扱う古書店がある。先日昼休みに、ここで「野外鳥類学への招待」という本を購入。まだ1/5も読み進んでいないのだが、詳細な観察記録に拠る記載鳥類学から、統計による仮説検証を用いる分析鳥類学への手法転換をアマチュアに勧める主旨の本だった。表題から期待した内容とだいぶ違うのでちょっとびっくり。統計は仕事で必要な最小限を勉強していた事もあるのだろうが、難しい本ではない。むしろ鳥類観察を具体例にしているため非常にわかりやすく、読み進めることが楽しい。統計の入門書として好適である。読み終わったら子供に勧めよう。(嫌がるかなぁ...)

2009年2月24日火曜日

エナガを描く

エナガを描く。エナガはアメリカンドッグのようなシルエットで、まんまるいボディに長く細い尾がささっているように見える可笑しな鳥。全体に淡いピンクがかかった羽毛と、短いくちばしも特徴的だ。以下はこれまでに撮ったものから選んだ。高枝にとまるので下からのショットばかりになる。せわしなくて望遠の視野に捉えにくい。




2009年2月22日日曜日

もの思いにふける

朝のびーさんで会った雌のジョウビタキがなにやら難しい表情。市街地に居るのは越冬期だけだそうだから、そろそろ引越しか。とーちゃんはあてにならないしぃ..みたいな。右は近所の小学校に居たモズ。朝ご飯が終わってお茶を飲んでいる年寄りのような表情をしている。午前中の低い太陽の逆光で朝らしい絵になった。



シロハラはいつも何も考えていないような顔をしている。感受性が磨り減ってしまった疲れた中年男のような顔だと私は以前から思っていた。こうした何も考えていないような顔が(人間の場合)とても怖い。鏡の中で会わないことを祈る。
ビーグルは方向によってずいぶん顔の印象が違う。横顔は精悍だが、正面からのすこしうつむいた上目づかいはひどく情けない顔になる。このびーすけはもの思いにふけっているわけではなくて、道端の臭い研究に没頭するびーすけを置いてどんどん歩いて行ってしまった私をうらんでいる顔。望遠レンズならではの1枚。

2009年2月21日土曜日

ステッカーできました

ステッカー完成。左図の左半分がA4サイズで打ち出したイメージ。右半分が車体に貼り付けたところ。カッッティングは家内に任せる。こういうのは私より上手い。クッション材の黄色と黒でストライプを入れる。タイガースファンの色なのでちょっと警戒。心配するほどのことはなかった。

右上は散歩の途中で見つけた菜の花。公園ではボケの花が咲いていた。実に深く鮮やかな赤。春めいてきた感じ。高い木立の上におおきなキノコを見つける。これは昨日の雨の成果。


2009年2月19日木曜日

霞ヶ関ビルから

昨日の写真なんですが、霞ヶ関ビルから眺めた国会議事堂と首相官邸。国会議事堂はあまり好きな建物では無いのだけど、内堀側から見上げると威圧感はある。でもこんな角度で見るとまわりに埋没してしまっている印象。何かと昨今話題にことかかない首相ですが、その官邸がすぐそばにある。意外と緑が多いのだね。コンパクトデジカメの絵は平板な感じでつまらない。

逆光で撮ってみる。雲が面白いなぁ。新宿方面をズームして撮ってフォトショップで遊ぶ。彩度を落としてモノクロにしてから輪郭検出フィルターをかけると右下のようになります。グリーンの部分が白く抜けて雲の絵のように見えるから昔の屏風絵のような感じ。傾いてきた西日で建物のコントラストが高かったこともあるが、平板な絵を作るデジカメの特性がこういう処理にはうまく効いた。

2009年2月17日火曜日

ステッカーは無造作に

ビーグル柄でトランクを飾るというお題をもらったので考えてみる。線を描くのは面倒だから撮りためた写真からフォトショップ。左下はアイデアが浮かばない時に私が必ず試すスペル遊び。まぁまぁかわいいけどパッと見で犬には見えないから失敗。右下はびーすけの写真をモノクロにしてコントラストを極端に強くしたもの。よくある手。これをトランクに貼った原付はどのように見えるか。ドッグフードのケータリングサービスあたりだね...貼るのはためらう。

F1のボディにぺたぺた貼られたステッカーをイメージする。あれはカッコいいよ。しかし貼る場所と大きさで広告としての金額が決まり、企業指定のロゴやカラーは厳密に指定されたもののはず。つまり車全体としてのトータルコーディネートは全く無いのではないかと想像する。だが秩序無く貼られていることが、逆にスピードの追求を至上命題とする物体のストイックを強調するのかもしれない。ステッカーは無造作に貼ったほうがかっこいいのか..と短絡してみる。そこで昨日のスズメステッカーと今日の作をポイと重ねてみたのが下図左。たしかに1+1=2.5くらいにましな感じがする。下図右は決まらないなぁと思いながら試行錯誤の間に作ってみた古典調のストライプ。同じ写真を反転させながら重ねてゆくと万華鏡のような模様が出てくることを利用したもの。面白いけどこれもペケ。ちょっとどうでもよくなってきたぞ。

トランクの図案

今日は日帰りで大阪に出張。久し振りにお会いできた方もあって楽しかったのだが、やはり移動は疲れる。先日来の腰痛もちょっとしんどい。帰宅後にフォトショップでトランクの図案を検討。これじゃん!という案が出てこないので、とりあえずの習作。手持ちのインクジェットプリンターでは転写式のステッカーが作れないから左側の案だと印刷を外注しなくてはならないかも。右なら自前でできそう。ブログのURLを入れると商用車っぽくなるなぁ。原付で宣伝する必要はないよな..
長男に意見を求めたら、びーすけの図案にすべきだと言う。うーんビーグル柄かぁ...

2009年2月15日日曜日

春一番

金曜日の大風は春一番なのだそうだ。土曜日は一転、凪いで静かな一日だったが南から運ばれた暖気に包まれた。今日は少し肌寒くなった。だが鳥たちはいつもと同じように公園で暮らしている。ドバトが羽根をくずして地面に横たわっている。猫にでも襲われたのかと近づいてみると半眼で居眠りをしていた。


アオジと食事中のヒヨドリ。ヒヨドリにシャッターを切ることは少なくなってきた。見たことの無い鳥が撮りたい...ってのはちょっと危ない傾向。明治神宮に行くと相思鳥(ソウシチョウ)が居るらしい。ペットが繁殖して居ついたのだそうだが、南方の鳥らしい色彩を持っている。明治神宮のそばには叔母が住んでいるので、こんど遊びに行くついで撮ってこよう。(撮ってくるついでに遊んでくるが正しいのでは...)


エナガとルリビタキは私の好きな鳥。

2009年2月14日土曜日

ジャイロキャノピーのトランク

ジャイロキャノピーはピザ屋がよく使うホンダの50cc(原付)である。2年ほど前にヤフオクで新車価格の1/7という法外に安い中古を購入した。だが翌週には駆動系から異音を発し、購入価の2/3近い修理代がかかった。修理費用と購入価を加算すると、だいたいこの型の中古相場価になったから、世の中はこうしたものかとひどく納得した。
キャノピーの屋根と風防の威力は抜群で、小雨程度なら全く問題にならない。3輪車の安定感が実に良いのだが、重量があるから燃費はよろしくない。そういえば昨年12月20日はこれでお台場に行ったのだった。記録が残るのでブログは便利である。


この3輪車が大変お気に入りなのであるが、商用車くささは否めない。そこで購入早々に傷だらけのボディを全塗装した。実物大のプラモデルを作っているようでこれは実に楽しい作業だった。さらに味もそっけもないメーターパネルを木製に交換。バーロッサ(アフリカ紫檀)の21mm板をハンドルーターでひょうたん型に削り、配線図の載ったサービスマニュアルを購入して台湾製のメーターを取り付ける。バーロッサはウッドオイルを塗ると実に美しい木目を出してくれる。ここまでは複葉機の計器盤の怪しげなレプリカがデザインモチーフだった。なんとなく物足りないので引き出しの取っ手をつけ、コンビニ袋のぶら下げ装置としてみる。高級感をやや損ない、胡散臭ささが若干増加した。
リアパネルにリュックサックなどのカバンをくくりつけ、メット入れにしていたのだが半年くらいでぼろぼろになってしまう。そこで先週、またもヤフオクからキャノピー用のリアトランクを購入。市価の1/10以下の中古品。十分に汚かった。この週末は工作を中断してこいつの補修+塗装+取付にあてる。パテ盛りも際限が無いので途中で投げ出し、さっさと塗ってしまう。ボルト径+1mm穴でぴったり4本ボルトが取付けられた時は、思わず自分を誉めてしまう。というわけでトランク取り付け後が下の写真なのだが、極力回避してきた商用車くささが、そこはかとなく漂いはじめているね。シールでも貼ろうか...

2009年2月11日水曜日

ルリビタキ+テレコン



小雨模様の曇天。鳥の気配が乏しい中、家内がルリビタキを発見。この人もだいぶ野鳥センサーが発達してきた。模様からしていつもここに居る個体で、何度かこのブログでも掲載している。視界から消えて困っていると、家内がすぐ上と教えてくれた。助手がいると便利。フレームいっぱいになってしまう距離なのでうまく納まらない。どたばたしていたらPENTAXにかなり大きな望遠を付けた方がこちらに歩いてくる。私のレンズの先にルリビタキが居ることに気がついて撮り始める。会釈程度でさよならが普通のシーンなのだが、家内が話しかけるので会話になる。助手がいると不便である。山岳写真が趣味で鳥も撮られるらしい。この公園でアカハラが撮れる場所を教えてもらう。助手がいると便利なこともある。

2009年2月10日火曜日

シメの絵を描く

昼休みにパンをかじりつつシメの絵を描く。おとといの写真がピンボケなので、くやしがりながらその失敗作を写し取る。私は安物のクロッキーブックを仕事のノートにしている。罫線があると、きちんとページを使わなくてはならないような気持ちになってしまって、無いほうが手が進めやすく使いやすい。このノートの裏表紙側からは仕事から遠い話題や私的なメモに使うことにしている。いたずら書きもここにする。帰宅してからブラシ風に色を入れてみた。
明日は休み。週の真ん中が休みというのも新鮮でいいね。工作しようか。

2009年2月8日日曜日

シメ! しめしめ..

シメを撮ってパソコンで拡大してみるとクチバシの周りが汚れている。シメは果肉をクチバシでこそいで、中の種子を割って食べると本にあった。なるほど食事中だったのだね。シメはベニマシコやカワラヒワと同じアトリ科の鳥で、やはりなんとなく似ていると思う。半年ほど前に外国の調査結果で、鳥のDNAを調べたら現在の分類は大きく修正する必要があることがわかったとあった。私の買った本も改訂になるのかな。



びーさんの成果ですがいつもの鳥たち。ルリビタキは最近見なかったが、まだ同じ場所に居た。モズは樹上から一瞬地面に降りる。虫を捕るためだろうか。樹上では尾を下に垂らしてくるくる回す特徴があるが、さすがに地上では普通の鳥と同じ位置にある。