2013年2月26日火曜日

強い男のさが

最近ある女流作家の小説を続けて読んでいる。筋立てが造り過ぎている印象。そこに興ざめするところもあるのだけれど、そこが面白いのかもしれないとも思う。
ちょっと印象に残ったのは、「強い男は強い者に頼れない。自分を頼ってくる者しか頼れない」という意味の一文。女性らしい厳しい視点だなと感心。
上の写真はもちろん合成なのだけど、先週末に撮った雌雄のジョウビタキを並べて遊んだもの。光の照射方向が逆になってしまったので、二羽の真ん中あたりに光芒をあしらう。あんまり面白くないか..中途半端なんだなぁこれはきっと。

2013年2月25日月曜日

脱毛し放題


久しぶりに霞ヶ関ビルに出向いた。東京タワーをビルの隙間から見ることができる場所があって、以前にも同じような写真を撮っている。今日のほうが噴水がある分綺麗に撮れた。
頭上には満月があって、冴えた輝きを放っていた。とにかく寒い。噴水はさらに寒々しくて、よくもまぁ装置を動かす気になったねとその場では思ったのだが、帰ってから暖房の効いた部屋でながめると綺麗だな。
地下鉄とJRを乗り継いで家に戻ったのだが、読みさしの文庫本を鞄に入れ忘れて(私の月曜日鞄にはままある)しかたなく広告を眺めていたら、「脱毛学割、学生3年間、脱毛し放題!」の惹句にちょっと驚く。脱毛学割の四文字熟語も初見だが、脱毛し放題というのは何なんだ。歓喜の声をあげながら若い女性が脚の無駄毛をむしっている情景を想像。

2013年2月24日日曜日

侘助


わびすけという 花。わービースケではなくて、侘助である。ツバキの類だが、なんとなくひっそりした感じが好印象。侘助の命名には諸説あるが概ね人名由来のようだ。お詫びしているように見えるからではない。
シメが通りすがりの雀をシメている。詫びる雀は肩をすくめている。(わけは無いよね。シメは人相が悪いから..)
 びゅーんと滑空しているジョウビタキ♂。最新鋭の飛行機のような美しいフォルム。
 着地寸前のエナガ。かわいいよなぁエナガは。人間にかわいいという印象を与えることは、鳥にとって何らか生存に利するところあるのだろうか。シメは損しているのか。
 成虫越冬しているアカタテハが庭にやってきた。
 このシーズンに見かける個体としては、翅の損傷があまり無いからとても強運なアカタテハ君である。
あまり元気がありそうでもなかったのは仕方ないね。寒いから。でも河津桜のつぼみがだいぶふくらんできているぞ。がんばれ。

2013年2月23日土曜日

小山内裏公園にて


 京王線多摩境にある小山内裏公園に出かけた。山並みが近いから、海岸沿いの自宅周辺とは違うものが見れるかなと期待。新宿以西は相思鳥やガビチョウなど定着した外来種も居るらしい。
結局拙宅周辺と同じものしか見ることができなかった。
 とはいえ、2時間程度の散策でルリビタキ,コゲラ,ヤマガラ,シジュウカラ,エナガ,キクイタダキ,ウグイス,モズ,アオジ,シロハラを確認できたのだから、効率の良い場所ではある
キクイタダキも先週印旛沼でさんざん撮ってなかったら感激だったのですが。
 ウグイスだと思う。鳴かなかったので確信持てず。かなり近くまで来てくれて、枝かぶり無しの全身が撮れたのは収穫。
 この公園のそばには首都大学東京があって、本当は今日はこっちに用事があったのだ。下は校舎にあったペンローズの五角形。400mmしか持ってなかったから、かなり引いたのだがこんな写真になってしまう。普通の写真は撮りにくいレンズ。

2013年2月17日日曜日

ノスリとミサゴ


 印旛沼に原付で遠征した。原付では少々厳しい距離ではあるが、向こうに着いてからの機動性は最も良い。それにしても寒かった。
ノスリがかなり近いところを飛んでくれた。ここには当たり前のように猛禽が居るのだなと思った。
 ミサゴを遠くに認める。もう少し近くに来てくれればなぁと思いますが、ぜいたくを言ってはいけない。たまに来て猛禽が2種類見れただけでも御の字ではないか。
 この前にこの近くで撮ったキクイタダキにも会うことができた。と言っても同じ固体のわけはないが。かわいい小鳥ですな。
すっかり身体が冷えてしまって、家に帰っても足の震えが止まらなかったよ。
原付のハンドルのあたりからコツンコツンという音がする。舵を切った時でもないし、ブレーキングの時でもない。何がどんな時に鳴っているのかが皆目検討が付かない。来週分解して確認しなくてはならない。

2013年2月16日土曜日

IDASのフィルターを使ってみる


 大分から帰った翌日だが、今朝は4時半に起床した。小惑星2012DA14を撮ろうと考えたからだが、あいにくの曇りで全く見えない。天文関係はチャンスが無いなぁ、ここのところ。
上はジョウビタキ小町。左は千葉のシメ。
 マヒワの群れを公園で撮る。こいつは何をしているのか。おかしな格好をしている。
 カワラヒワとマヒワの混群。朝の光の中で小鳥のかたまりが動き回る。そしてそれを私が追いかける。
 2012DA14のために撮影機材を出したので、せっかくだから夜になって空を撮ることにした。三日月がかかっていて、家の前の公園だから街路灯が煌々と照らされている。星を撮るには向いていない状況なのだが、今日はIDAS P2という水銀灯やナトリウム灯の波長をカットする特殊なフィルターを使った。全体に青みがかかってしまうので現像ソフトで調整。60秒の露出をポラリエで追跡したのだが、星像は流れてしまったように見える。ISO1600にしたのだが、通常ノンフォルターでは真っ白になってしまうところ。さすがにフィルターを付けても白い絵になるのだが、調整すると星の姿が現れるからありがたい。
今日の反省点、Pentax-M50/1.4をF2に絞って撮影したが、星像が中央から放射状に流れる傾向があるようだ。Pentax-M28/2.8を使うと、明るい輝星がパラボラアンテナのような形に写る。これは何故?。E-PM2を使った撮影だったので、次回は純正レンズで試してみよう。

2013年2月15日金曜日

大分に出かける


仕事関係で大分まで出かけた。あちこちを歩き回ったついで(?)に鳥も撮る。
ゴイサギの成鳥だが、やはりこいつは全く動かない。持っていたカメラがPen E-PM2に40-150mmズームだったから、ちょっと厳しいな。
 シメが居る。これもかなりトリミングしている画像。
 観光用のつり橋から遠くの滝を撮る。昨晩の雪で山はうっすらと白く化粧していて、なかなか良かったのだが、とにかく寒かった。
 梅の下で愛を交わすメジロ君。雀の求愛とよく似た取っ組み合いでした。
シロハラですが背景が良いといい絵になります。

2013年2月11日月曜日

紅梅


朝のびーさんでシメを見かける。こいつは昨日とおとといに見た輩に違い無い。
梢に若葉が伸びていて、その枝だけが青々と若々しい色をしている。昨日の白梅に続いて紅梅も花がふくらんできた。
今日は沼まで出かけるか、野鳥の森とかいうところまで出かけるかと迷ったのだが、面倒くさいからカメラテストをだらだらと行うことにした。結果は掲載のとおり、やらずもがな。

カメラレンズを望遠鏡にしたデジスコ(その2)


 望遠レンズを望遠鏡にしてデジスコする試みの続き
3種類の望遠レンズT:Tamuron28-300 P:Pentax-M200 N:Nikon180を同じ条件で比較しようとした。タムロンだけはズームなので200mmとして使用する。ビクセンのLV9接眼レンズを使うと、180/9=20倍、または200/9=22.2倍の望遠鏡になる。
カメラはオリンパスペンE-PM2にZuiko40-150ズームレンズ。
この比較が左図。一番明るいNikonがやはり良い感じ。Pentax-MはF4だが悪くない。タムロンはズームだし不利なんだろうなぁ。
ニコンのED180/2.8を使うのがよろしいとわかったので、接眼レンズの焦点距離を9mm,15mm,25mmと切り替えて比較したみる。意外と25mmがぱっとしない。大差ないけれどLV9がLV15よりもシャープなような気がする。つまり、今回の組み合わせの場合は、望遠鏡側の倍率を上げて、ズームレンズの焦点距離を短めに抑えた方が良いようだ。
 ED180/2.8とLV9の組み合わせは昨日試したので、今日はLV15でテストしてみる。
まぁ こんなものかなという印象。それほど良いというほどのものでも無いぞ。
 とりえあえず持って出かけてみる。倒立像だから手持ちの撮影は不可能なのだが、左はあえて挑戦してみたもの。840mm相当。
ちょっと難しかった。下は三脚を利用。588mm相当だが、だいぶ陽が傾いて暗くなってきてしまったから画像が荒れた。
総括すると、所有機材の構成であれば、天体望遠鏡ZenithStar66SDと組み合わせたデジスコの方が好印象である。じゃによってカメラレンズを望遠鏡にしてデジスコする試みは今回で打ち切りとします。

2013年2月10日日曜日

飛ぶカモ


いつも行く公園でシメに遭遇することは少ない。昨日ちらりと見かけた個体なのではないかと思う。今日はなんとか撮らせていただけた。それにしてもでかいクチバシだね。
 デジスコのテストもあって久しぶりに干潟に出かけた。左はハトなんだが、後光がさしてちょっといい感じなので掲載。それにしてもハトは小顔というか頭が小さいから、遠目でもわかりやすい。
 7dと400/5.6Lの構成は合焦が早いので、飛んでいるカモくらいであれば、(飛行速度もそれほど速くないので)楽に撮影することができる..ということに今日気がついた。左は3枚の合成。
 首を奇妙な角度に曲げているのはなぜ?ピントも正確に合わせてくれるし追尾してくれているようだし..簡単だね。あとは露出補正を瞬時にできるようになれば良いわけだな。
 上空を旋回して着水を避けたらしい集団。まわりの人は猛禽が下に居るのではないかとか噂している。私も必要以上にその場所にとどまったのだけれど、空振りでした。
下は藪の中のウグイス。ここで何回かウグイスを見かけているが、例の声を聞かせてもらったことは無いなぁ。日がかげって来たのを潮に、散歩を待っているびーすけのところに帰ることにした。