2012年2月25日土曜日

E-P1+Pentax-M135/3.5


朝のびーさんは雨の中の散歩になった。かろうじてコートのポケットに入るオリンパスE-P1に、ペンタックスのマニュアルフォーカスレンズ135mmを付けて携えた。フォーカスエイドによる合焦はやはりしんどい。オートフォーカスは便利だな。公園にはかなり花を付けた梅の木が1本あって、動かない梅の花をしばらく撮る。ジョウビタキ雌も何か思い悩んでいるのか、枝の上で固まっていたからなんとか撮れた。135mmではかなり小さく写るが、下のようにトリミングしてもピントさえ合えばそこそこの解像力。
今日は液状化被災住宅地の住民に向けた市の主催する説明会があった。市長も来ていた。地域レベルの液状化対策はなかなか難しい課題が多いなと改めて考える。道路と隣地境界線に柱状改良による連壁を設ける案が有力との事だが、隣地境界部分は住民負担になるから実現するにしてもかなり時間がかかるだろう。一方で道路とその下の下水等は3年程度で完全復旧を目指す計画が具体的にできている。両方とも道路をいじることになるが、その合理的な整合を考えた立案は難しい。とりあえずスケジューリングができている下水の復興計画について、周囲より低いこのエリアの排水能力に十分なゆとりを持つように設計してほしいと御願いしておいた。

2012年2月23日木曜日

ポラリエ


上の写真は日頃携帯のCASIO FC100に入っていた1枚。画像の記録によれば2月20日勤務先で撮っている。窓外に上昇気流に乗ってゆっくりと 上昇して行く鳥が見えたので仕事の手を止めて(えへへ)撮ったらしい。実はカラスだったのだが、こういう飛び方もするんだなと感心した。
 今日は大阪に出張。地上は曇りでも機上では晴れ。帰りの飛行機の窓から、日没と共にゆっくりと夕焼けに染まってゆく富士山を堪能した。
コンパクトデジカメはいつもフルオートで適当にシャッターを押していたのだが、本日の絶景は少しでもましに撮りたいと思って、マニュアルにしてISO感度を落とし、スローシャッターの露出不足を試みる。コンパクトデジカメの高感度はかなり画質が落ちるからだ。結果、色合いはややまともになったようだが、やはりノイズは盛大に出てしまった。
今週のはじめにビクセン社のポラリエが届く。デジカメのような形をした簡易赤道儀だ。ボディ中央の銀色円盤部分が地球の自転速度で回転する。この円盤にカメラを取り付けて撮った星の写真は、長時間露出しても点像に写るという装置なのだ。地球の回転軸(地軸)に平行に円盤部分をセットしないと点に写らないのだが、このセッティングを手軽にできるようにした分だけ、高い精度が期待できないものでもある。
手持ちの三脚ALTA PRO263ATは、マルチアングルセンターコラムという仕組みを持っていて、エレベーターシャフトを斜めに取り付けることができる。これは地軸に平行にポラリエをセットする上では好都合。しかしセンターコラムに角度を持たせて固定するクランプの遊びが大きいので、コラムの下端にウェイトをぶらさげる必要があることがわかった。
日頃あまり出番がないケンコー社のクランプポッドという小型三脚にもポラリエを載せてみる。やや不安定な感じだが強度的には十分な印象。ポラリエはポータビリティが命だから、こういう組み合わせの方が合目的なんだな..とか言いながら今週は天気がパッとしないので、家の中でポラリエを撫で回していた..という報告。

2012年2月19日日曜日

Tamron model 5A  70-350/4.5について


ヤフオクで購入したタムロンの古い望遠レンズ05A。あまりにも重いので放っておいたのだが、今週末は休養のため大工仕事を休業と決めたので、使い勝手を確認することにした。試写用にすっぱすぎる夏みかんを枝に突き刺してヒヨドリかメジロが来るのを待つ。上は5mくらい離れた場所から撮ったもの。このタムロン05Aは、70mmから350mmのズームレンズなのだが、ペンタックスのオートフォーカスアダプタAF1.7と併用すると、350mmは595mm/F7.65の望遠になる。約600mになる焦点長さ350mmを選択し、購入した機材なのだ。 
05Aをとても重くしているアルミ削り出しのボディは、昨今のプラスティック製のそれとは比較にならない存在感がある。なにぶん古いレンズであるし、色収差も目立つのだが、近側のほどよい光環境で扱えば十分な性能を発揮する印象。遠い対象の比較が左だが、色消しレンズを使い、まっとうなオートフォーカスでピント合わせをしている現行機種Sigma400とかなりの差があって当然。公平な比較とは到底言えないいいかげんなテスト撮影なのだが、感覚的にはそうだろうなぁという結論。
下はいつものEOS+Sigamaで撮った「カラスが鳴くから帰ろう」

正しい採餌


 午前中のびーさん。ひとなつこいジョウビタキ♂はあいかわらず。カメラを構えていると近くに寄ってくるようになっている。ちょっとせつない気分になる。
このひとなつこい君で一眼レフのビデオ機能を試してみた。ずっと回しているのだから、飛び出しの瞬間が簡単に捉えられるのは当たり前。動画ファイルを静止画に切り出すところでかなり情けないことになるのではないかと思っていたのだが、そうでもない。今日は思いつきでやったがきちんと試す価値がありそう。
 ひとしきりジョウビタキ♂を撮ってから♀のテリトリーへ移動すると、今日も居てくれました。こちらは警戒心が強くてあまり近寄れない。
 幸運にも採餌の瞬間を捉えることができた。幼虫をつかまえて得意げなポーズ。これが正しい..って言うとあまりにも偉そうだが、一緒に嬉しい気分になれる。
昨日ウグイスと考えた小鳥を撮った場所のすぐ近くで、ジョリンジョリンという声を聞く、動きが激しくてようやく撮れたのが下の一枚。声と姿を総合するとこいつはメボソムシクイという鳥のようだ。昨日のと同じやつかなぁ。

2012年2月18日土曜日

ウグイス! かも..


 たぶんウグイスだと思う。ウグイスは似たような姿の鳥がたくさん居るので鳴いてくれないとわからない。藪の中からなかなか出てこない上に動きが激しい。居合わせた方の意見だが、2羽が同じ場所に執着している様子だったので、巣作りの候補地を探しているのかもしれない。
ジョウビタキ♂の居場所に、今日はシロハラが居て、こいつもなにやら人懐こい感じがするのは気のせいだろうか。食べているのもミルワームのように見える。おこぼれかな。
 ジョウビタキ♀を久しぶりに見る。雄よりも上品な感じがすると言ったら思い込みが過ぎるね。
 水路にハジロカイツブリが居た。右上に夏羽の姿を比較のために貼り付けた。夏はパンクな感じだが、冬羽は落ち着いた印象。とは言っても、この目はエキセントリック。
夕方のびーさんではモズ♂に出会う。今日は収穫が多いぞ。だいぶ暗くなってきていたから画像が荒れているが、日中には無い雰囲気(下写真)が出て良い感じ。モズにはなんとなく裏世界の住人というオーラがあるような気がします。



2012年2月11日土曜日

ツグミ類


 今日はレギュラーメンバーではありますが、いろいろ会えました。上のカワラヒワは先週以来ジョウビタキ雄のテリトリーになっている地点の高木にて発見。左のホシハジロ夫婦はいつもの水路。
 カメラマンにすっかりなついてしまったジョウビタキ♂。今日も居ました。餌を待って全く動かない。
 1mちょっとくらいに接近しても逃げません。望遠レンズの最小合焦距離より近いので焦点を合わせるために私が後退した。これはちょっとかわいそうだな。
 今季初のシロハラ。実は夕方の散歩でアカハラも確認したのだが、これは撮れなかった。シロハラもアカハラも、そしてジョウビタキもツグミ類だから同じ時期なのかな。今日はツグミの日。
 家の前の公園のツグミ。2ヶ月くらい遅い登場になったから、シロハラにくらべてずんぐりした感じがかわいいなぁ..などと思うのだが、昨年までは、なんだツグミかだったのだよ。
夕方の公園で遠いエナガを撮る。

2012年2月5日日曜日

野鳥に餌を与えるという事

公園に「リードは2m以内」と書かれた看板が先月くらいに立てられた。犬の苦手な人からの苦情があったらしい。今日その看板の上に「安全対策のためのリードの長さについての御願い リードは2mくらいに調整してください」と書かれた紙が貼ってあった。今度は愛犬家からクレームが付いたらしい。市役所も大変だ。

昨日に引き続いてジョウビタキ雄が間近に楽しめるスポットに出かけて撮っていると、私と同じような望遠レンズを持った方がおもむろにミルワーム(釣り餌として売っている小さな虫)を地面に撒いた。リタイヤした感じではないから、週末カメラマン。この餌も週末のオヤツか。これに頼るなよジョウビタキ。
 今日はCASIOのFH25も持って公園に出かけたのだが、ファインダーが液晶なので、視界が立体的でないせいか把握しにくい。左は通りすがりのエナガだが、こういうとっさの対応は、いつも使っているEOSを使うことになる。あてずっぽうに速めのタイミングで連写したら、飛翔の瞬間が入ったコマもわずかに残った。歩留まりはひどく悪い。
 庭にすっぱすぎてジャムくらいにしか使えない夏みかんが収穫されずにぶらさがっている。皮が硬くて小鳥は食べないようなので、半分に切って枝に突き刺してみた。野鳥に餌をどのように与えるべきかについてちょっと考えたりした結果、このくらいは良いのではないかということにしたのだ。
2つに割ると柑橘系の良い香りが広がって一瞬冬を忘れる。さっそくメジロとヒヨドリがやってきたので、庭に椅子を出して鳥たちが夏みかんを食べている様子を眺めていた。 椅子に腰掛けたまま写真も撮れる。えらく楽チン。
 夕刻にびーすけと散歩していたら、公園に鳥の羽毛や羽がかたまって落ちている場所があった。オナガのものらしい。羽しか残ってなかったから、猫か猛禽に襲われたのではないかと想像。落ちていた2本を拾って帰り、穴をあけた端材に突き刺して飾ることにする。こういうことをすると家人はいやがるから私の小屋に置く。
今日はトイレの棚板を取り付けた。しっかりした棚になった。


2012年2月4日土曜日

連続写真

 びーすけとカメラをお供にいつもの公園に向かっていたら、道端で先週ジョウビタキ雄の居場所を教えてくれた方に出会う。今日も同じ場所に居るそうだ。手ぶらでは申し訳ないかもねと話をしてその場所に向かう。上はいつものEOS7D+SIGMA400.左はCASIO FC100。 
身のまわりを飛び回ってくれるのであれば、飛んでいるところが撮りたい。 FC100は母に停留所の時刻表を撮って来いと言われてポケットに入れていたのだが、近くて明るいとそこそこの絵が撮れる。背景のボケかたは残念な感じだが、飛び出しの瞬間は雑作なく撮れてしまう。連写を合成。
 明日はFC100のお兄さん格にあたるFC25を持ってこようかな。
左はEOSで撮った連続写真。焦点距離を欲張る必要が無いから、なんとか飛んでいるところを撮れないでもないのだが、飛び出しはやはり全滅。着地の瞬間を撮ることができた。下はEOSらしい1枚。