2012年10月28日日曜日

E-PM2


 雨模様の日曜日。朝夕のびーさんにはカメラを携えなかったので、雨のやむのを待って干潟に行ってみる。
昨日ヨシゴイが見れるかもしれないと学芸員の方に聞いたから行きたくなったのだが、これは叶わなかった。しかしバン(渉禽)がザリガニの逆襲に驚いているところを撮ることができた。
ネイチャーフォトというよりドッキリ系の写真なんだが、こうのも結構うれしかったりする。
カワセミも居たが、とても遠くてまともな写真にならなかったので、フォトショップで加工して遊ぶ。
昨日アマゾンからオリンパスのE-PM2が届いた。ヨドバシで買おうと思ったら、レンズキットはあるがボディのみは受注生産になるから10日ほどかかると言われたので、アマゾンでポチッ。翌日には届いた。E-P1を使っていたからレンズは要らない。カメラメーカーにも量販店にも色々都合というものがあるんだろうが、消費者は気が短いのだよ。
干潟で撮った試写が下の一枚。秒8枚の連写がすばらしい。7Dみたいだぞ。

2012年10月27日土曜日

キビタキ姉妹


今日は収穫ないなぁと公園のベンチに腰掛けてぼんやりしていたら、動き回る小さなシルエットを観とめる。ひらめくものがあったので近づいて望遠レンズを覗くと、まさにヒタキ科の顔立ち。
低木を動くそいつを追いかけていたら(その間びーすけは繋ぎっぱなし)、いつのまにかカメラマンが2人増えていた。
 そのうちの一人の方がキビタキの雌だと教えてくれる。数日前から出現していたそうだ。
撮っていたら雌がもう一羽いることに気づく。2羽を一緒に撮れないかなと期待していたら、上の一枚を捉える。らぁっきぃ!
Sigma120-400のオートフォーカスの調子が悪い。調整に出さなくてはいかんのか。Sigmaのホームページはとても親切で、費用や日数の目安を出してくれているがピント調整は2週間くらい。ちょっと厳しいな。

2012年10月23日火曜日

ちょっと木星を撮ってみる。


 雨が夜にはあがって、北の空はよく晴れていたから北側の狭いサービスバルコニーに望遠鏡を出して木星を撮った。こういう思いつきで写真を撮るからいつも記録が不十分で、うまくいった場合の再現性に乏しい。経験が蓄積していない。だから今日は記録を残そう。

  • ポルタ経緯台にマクストフD=102 f=1356を載せて、15mmのアイピースを使った。この大きな経緯台を狭いバルコニーで使うのは厳しいのだが、北側バルコニーは造りがやわなのでちょっと揺れる。せめて望遠鏡の架台はしっかりしたものを使った方がよろしいと考えた。
  • BORGのSX-1アダプタでオリンパスのE-P1を取り付ける。レンズはオリンパスのED40-150ズームレンズ。52-58のステップダウンリングでSX-1に接続。
  • 何枚か静止画を撮ってみると、ズームレンズの焦点は60mm程度で我慢しておいた方がよいようだ。100mmを超えるとディテーールが逆にわからなくなる。90倍の望遠鏡に60mmのレンズだから5400mmの望遠ということで良いのかな。ペンのMFアシストを使って焦点を合わせる。経緯台だからけっこう大変。縞が見える瞬間があるので、そのあたりでOKとした。後はレンズのAFが何とかするんじゃないかと期待。
  • これで20秒程度の動画を撮影する。追尾なしの経緯台でこの構成だと、20秒で画面を木星が横切ることになるから。
  • 動画を2本撮ってフリーソフトのレジスタックver6で静止画に合成する。ソフトが画面を移動する木星の姿を自動的に合成してくれる。2枚の静止画ができるので、これをフォトショップで1枚に合成したのが上の写真。
  • E-P1のこの構成はノイズも多いし解像ももう一つ。もっと動画をたくさん撮れば縞模様も鮮明になるのだろうと思うのだが、ペンタックスK-mのコリメート式撮影もやってみたほうが良いと思った。


2012年10月21日日曜日

キンモクセイ


 もうひとつ元気の出ない週末。無気力は最もよろしくないと思うのだが、長椅子でまどろんで、しょうもないことを考えているのも、また休日らしいような気もするし。
今日は1羽で遊んでいたヤマガラを見つける。公園のキンモクセイのプレートの上に居た。これも少し暗い絵になってしまったなぁ。左は別の木だが叔母から預かったキンモクセイを地植えにしたもの。



2012年10月18日木曜日

寄り道

雨の中の帰宅。気まぐれに水路脇の道を通ったらゴイサギが居た。フラッシュはかわいそうかなと思ったが、勘弁してねと念じながら1枚撮る。さすがゴイサギ...微塵も動じ無い。申し訳ないという気持ちから、一転してにぶい鳥だわいとこちらの心証も急転して数枚撮ってしまった。最後までゴイサギ君は全く意に介しなかったようだ。
この場所でゴイサギを撮ったのは何時ごろだったかなとブログを見返すと、3年前の10月であった。このときも野鳥らしからぬ警戒心の薄さにあきれてひどい事を書いている
そういえば、昨日は帰宅途中にスーパーに寄ってアケビを買っていた。実物を見るのは初めてだったから、好奇心のかたまりになって買って帰ったのだ。私も家内もどのように食べるものなのかがわからない。とりあえずキウィなんぞのようにむいてみた。(下図)

数回咀嚼したところで、口の中にとどめておく事ができないほどひどい味だから飲み込んでしまった。あらためてアケビはどのように食べるのが正しいのかをネットで検索すると、捨ててしまった中央部分、黒い種がたくさん入っているゼリー状のところを食べるものだそうだ。なるほど、AKBi(アーケービー)はやっぱりセンターですよね..ってオジサンギャク。
今日会社で先輩に話したら、知らなかったのかぁと笑われてしまった。

2012年10月17日水曜日

禽について


身の回りの鳥に興味を持つようになって図鑑やネットの調べ物が増えると、少なからず「禽(キン)」の文字にお目にかかる。訓読みでは、「とり」である。
禽獣のように「禽」を使った熟語にはどんなものがあるのだろうと、ちょっとネットで調べてみた。
生態、特に場所に関連する言葉としては、
家禽(飼われているもの),水禽(水鳥),渉禽(水辺の鳥)などが見つかる。このカテゴリーに属する言葉として林禽が見つかり、さらにこれを追いかけたら江戸時代の鳥類図鑑「禽譜」に行き当たった。
この図鑑では鳥類を「水禽」「林禽」「原禽」「山禽」に4大別している。水禽以外は現代ではなじみの無い分類名だが、なぜここに分類されるのか良くわからないものもある。山禽として雷鳥はわかるが孔雀が入っているのはなぜだろう。江戸時代の博物学者の情報収集には限界があったということか。ちなみに鶏は本書では原禽に分類されている。原禽よりも地禽(チキン)がふさわしい。
駄洒落はこのくらいにして、家禽の対意語として、野禽という言葉もネットで見つかった。
習性や行動・動作に関連する熟語として、猛禽はおなじみだが、夜禽(夜行性のもの),春禽鳴禽飛禽遊禽良禽などがあった。これらには同音意義語がたくさんあるから言葉遊びの材料としては面白い。夜勤,春琴,卑近,遊金,料金..
その他の「鳥」を使った熟語には、姿かたちに関する言葉として小禽があり、鶴の別称として仙禽がある。
また、禽獲(とらえること)、生禽(いけどりにすること)、養禽(飼育すること)などもある。そもそも禽の一字で、「とりこにする」とか「いけどり」という意味があるそうだ。象形文字として眺めていると、昔のへっつい(かまど)に釜を置いた姿にも見える。(上図)
調べものの途中では、禽の文字が入った地名や人名もいくつか見つけたが、「美禽」と書いてミドリと読ませる例がちょっと楽しかった。

2012年10月14日日曜日

公園のヤマガラ


 いまにも降り出しそうな低い雲。昼前にお客さんが来るから、時間を限られた朝のびーさん。
 朝のびーさんが当初予定よりも時間をかけることになったのは、いつもの公園でヤマガラを見つけたから。シジュウカラやエナガの群れの中に混じっていた。この公園で見るのは初めてだ。
 ヤマガラは留鳥だが、ここに居つくのかな。移動中に寄っただけなのかな。よくわからないが、鮮やかな羽の色とかわいい目を持った鳥だから、もっと陽光のある時にあらためて撮りたい。
公園の遊歩道に真新しい「自転車乗り入れ禁止」の文字。立て札は以前からあったから、これに気が付いた人は自転車を降りて押していた。気がつかない人もたしかに居たんだが、公園の景観としてはちょっと残念なもの。

2012年10月13日土曜日

クロサギ


 房総温泉ツアーの2日目。日ごろ見ない鳥が撮りたいなという下心はあるものの、これに執着するのは同行者に申し訳ないと考えるので、さりげなく目を周囲に配りつつ気楽な旅行を続けるのだ。
遊覧船を降りた船着場のあたりでクロサギを発見する。磯にしか居ないサギだから、東京湾の最深部にあたる拙宅周辺では見ることは無い。クロサギの発見を同行者も大変喜んでくれたりする。
 磯ヒヨドリを遠くから見かけるが、電信柱や電線が背景では、著しく野趣に欠けるというもの。しかし雌雄を同じ電信柱で撮ったのは珍しいかもしれない。
房総半島の最南端あたりまで出ると大島がよく見える。こんなに近いのかと改めて感心。
帰り道は家内に運転してもらったが、宮の木ICはいつもどおりの渋滞。

2012年10月12日金曜日

鋸山に登る


 温泉に入って船盛りが食べたいという家内のリクエストに応えて、房総半島に出かけることになった。目的はこれだけなのだから、道すがらは特段の計画も無くふらふらと行き当たりばったり。房総半島は何度も来ているからナビが無くともだいたいわかる。
平日は空いているかもしれないと、あえて海ほたるから南総にアプローチを試みるが、思惑外れて湾岸高速は渋滞していた。会社にはアクアラインを使って通勤している人も居るが、僕は初めてなのでちょっと新鮮。カモメを眺めながら先日も食した佐世保バーガーを食べる。なかなか美味しい。
アクアラインを渡ってから鋸山にロープウェイで登ってみる。小学校の遠足以来だが、あぁこんなところだったかもしれないという程度の記憶。山頂から夕景を撮ったのが上の写真。実はもっと明るかったのだがソフトウェアで暗めに現像。
まだ陽が残っているから、ふもとの保田漁港に寄ってみる。ここでミサゴを撮ったという話をネットで見つけたからだが、トビばかりという結果に少々落胆。日がだいぶ弱くなってきたので、急いで房総半島を横断して宿のある小湊に向かう。
船盛りを堪能して温泉に浸かる。めったにない家内との旅行なのだが、背景の違うところで日常の気楽さが楽しめるのはいいな。

2012年10月8日月曜日

浮遊粒子状物質


桜の葉が少し色づいてきた。公園も初秋を迎えている。くもの巣にからめとられた落葉は私の好きなモチーフ。浮遊植物性物質だ。
 公園に見慣れない機械が設置されていた。帰ってから箱に書かれた装置型番をネットで調べたら、大気中の浮遊粒子状物質のサンプラーであることがわかった。浮遊粒子状物質について調べると、粗大粒子と微小粒子に大別され、前者は巻き上げられた土壌や海塩粒子など自然由来だが、後者は工場が出す煤塵やディーゼルエンジンの排気ガスなど人間活動によるものなのだそうだ。そういえばこの公園は高速道路4車線+一般国道4車線=合計8車線の緩衝緑地だった。測っておいたほうがいい場所だ。
 今日は一日バイクのペンキ塗りを行う。適当に手を抜いた仕事になったが、秋晴れの中の作業はなかなか快適だった。トランクの蓋と泥除けの茶色はもうひとつ気に入らない。ホームセンターの安売りスプレーだったからなぁ。
公園のベンチに腰掛けて、風に揺れる梢越しに空をしばらく眺めた。下は記念に撮ったもの。フォトショップで加工。

2012年10月7日日曜日

雨後の公園


 朝から雨模様。昼過ぎからあがって夕刻には晴れ間が見えた。今日の写真は夕方のびーさんのもの。
公園にはおおきなキノコがたくさん出現していた。 陽が弱くなってからの撮影なのでだいぶソフトウェアで明るさを引上げた。ちょっと荒れた画像になってしまったが、雨上がりという感じではある。
今日は天気が悪かったので納戸の掃除をした。古いCDやCDRを処分する。Windows95のシステムディスクが出てきたりして少々驚く。もっと本を処分しないといけない。私がもう一度読むとも思えないし、これから子ども達が読むとも思えない。古いものを眺めながら考えるのは先々のことだったりする。

2012年10月6日土曜日

ホタルガ


 午前中は曇りがちな晴れ、午後からときどき雨。朝のびーさんで水路はいつものようにいつもの鳥たち。
昨晩から、だいぶ以前に購入してそのままになっていたレンズを、望遠鏡の鏡筒に納める工作をしていた。午前中の晴れ間に覗いてみるとフレアがひどくて使い物にならない。光学機器は難しいとあらためて思った。
 蛾の図鑑は持っていないので、ネットで「秋 蛾」で画像検索したら「ホタルガ」という名前がわかった。ホタルの擬態と解説にあったが、ちょっと無理があるような。幾何学的で鮮やかな原色だから、なんとなく紋章やバッチのように見える。
 シジュウカラの声を聴いて待っていたら、その中にシジュウカラとは違う色の鳥が混じっている。珍しいやつかなとちょっと期待したが、これはメジロ。ひさしぶりな感じ。
 同じ混群の中にエナガも居た。ちょっと暗かったね。