2017年4月29日土曜日

春の星雲を撮る


 金曜日の晩に星を撮った。久しぶりの晴れ間のような気がするが、若干薄曇りのようでもある。
上の写真が撮影機材。焦点距離388mm直焦点撮影。
左はM3
 左はM5。
トリミングしているが、大きさを合わせるべきだったな。ISO1600/30秒露出で6枚から8枚程度の合成。
 左はM51。ちょっと地上のあかりがかぶったか。家の前の公園で撮ったのだから、まぁしかたないが、画像合成が失敗しているよ。使いこなせてないな。
 M57リング状星雲。コントラストがある天体はよく写ってくれる。中心部に輝星があるはずだが、この大きさでは判然としない。
 M104ソンブレロ星雲。下半分がよく写っていないからソンブレロに見えないなぁ。
もう少し焦点距離が長い方がいいようだ。

2017年4月23日日曜日

ツミ


 日曜日の朝、びーすけと公園に出かけると上空にツミが飛んでいた。カメラを持った方が、ツミのせいで鳥が居なくなってしまったと笑っていた。
左はちょっと離れたところに居たアオジ。
 家の庭にきたシジュウカラ。スズメ級のあたりまえ鳥だが、この季節は背景がよろしい。
家の前の公園ではキビタキを見かける。ツミから逃げてきたのだろうか。
 午後に自転車で海岸に出たらスズガモの群れが居た。なんとなく改札に向かう人の群れのようにも見える。
 夕刻にデッキでまったりしていたら、庭のフジの一部が夕日に照らされて光っている。この花は面白いな。
新月を過ぎたばかりで、快晴との予報だったから夜は星を撮ろうと思っていたのだが、日没後は雲が厚くなってしまった。

2017年4月16日日曜日

フジが咲き始める


 今日は何もしなかった。ぐうたら寝ていた。
夕方のびーすけ散歩も家人に頼んだ。
 下は咲き始めたパーゴラのフジなのだが、フォトショップで加工した絵。
複製の彩度を落としたものに、エッジの光彩フィルターを加えて、スクリーンでレイヤ合成するとステンドグラス風になった。輪郭抽出よりもいい感じ。

2017年4月15日土曜日

イオの影


 今日はイオが木星の表面を通過した。機材は木曜日の晩と同じなのだが、ピント合わせをかなり慎重に行い、動画撮影も長めにとったのだが、あまり品質は向上していない。むしろ木曜日の方が良いのではないか。今日の大気の状態が良くないことが原因として大きいのだろうが、屈折式望遠鏡の方がシャープに写せるのだろうか。シュミットカセグレンの調整が必要なのか。
 びーすけ散歩の途中にある池で、散ってしまった桜の花弁とオタマジャクシをフレームに納める。面白い絵になるかと思ったのだが、残念な結果。
 父の墓参りをお彼岸に行っていなかったから本日催行。遠くにチョウゲンボウのホバリングが見えたので、家に戻ってから再度カメラを持って出直す。
つがいの2羽が居て、雌は巣穴から外を伺い、雄は精力的に餌探しをやっている。下の写真は煙突の上から急降下中の連続写真3枚を合成したもの。オートフォーカスが優秀だから撮れるショット。

2017年4月13日木曜日

エウロパの影

夜10時頃に、木星の衛星エウロパが木星表面を横切りはじめる。約2時間かけて反対側に達する。ステラリウム(フリーのプラネタリウムソフト)は、約9時間で1周する木星の自転による表面模様の変化も、衛星の位置も教えてくれる。
9時に機材を庭にセットする。セレストロンのシュミットカセグレンSC200Lに、テレビューのエクステンダー(パワーメイト)2.5Xを取り付けて、焦点距離5000mm。EOSkissX5で約30秒の動画撮影を行った。
室内に戻ってから、MOVファイルをJpegに分解してRegistax6で合成する。これは火星撮影の時に覚えたパターン。
衝の位置にある木星はとても明るくて、ISO800で十分に視認できた。エウロパ自身の姿は判別できなかったが、木星の表面に落ちた影は確認できた。

2017年4月3日月曜日

天体望遠鏡のチェック

帰宅後に月を撮る。
今週の8日(土曜日)に木星が衝の位置にくるので、観望の好機なのである。
しかも、パソコンのプラネタリウムソフトによれば、この日の夜8時あたりから2時間、木星の衛星イオが木星の表面を横切るらしい。
イオの影が木星の表面に落ちて、そりゃあ楽しい写真が撮れるのではないかとワクワク。
今日は庭に機材を出してチェックしたのであるが、ついでに月を撮った。

2017年4月2日日曜日

3Dプリンター復調


 桃栗三年のはずが昨年も実をつけなかった桃の木が咲いた。今年こそは白桃が食べたい。
3Dプリンターがこのところ不調だったのだが、エクストルーダー(押出機)を全とっかえしたら治ってくれた。
 上の写真はプリンターの快気祝いに出力した望遠鏡の部品。青いプラスティック部分なのだが、フリップミラーという光路切り替え機を入れたら、無限遠のピントが出なくなってしまった。そこで合焦装置を短いものに交換するためにアダプタが必要になったので作った、という事情。
 こういう話になるほどと言ってくれる人は身近に居ないのがちょっと寂しいかも。
びーすけと公園でうろちょろしていたら、ヒヨドリが木の幹をほじくっていた。虫を食べる鳥ではないと思っていたんだが。
 カワラヒワをよく見かける。あんまり綺麗な鳥とも言えない地味なやつではあるが、声はかわいらしい。