2010年2月28日日曜日

水彩7とオープンキャンバス

 みぞれのまじりの雨になった午前中は絵を描いていた。昨日水彩の本を買ったせいで透明水彩を使いたくなったが、道具を出すのが面倒なのでパソコンの水彩ソフトを使うことにする。以前に買った水彩5は筆の角度を変えられなかったのが問題だったが、現バージョンの水彩7の試用版はできるようになっていた。試用版は絵の具の濃さを調整できない。このあたりも良くなったのか。
 オープンキャンバス(OpenCanvas4.5)というシェアウェアを試す。水彩5のように手作業を忠実に仮想化したというよりも、塗り重ねの得意なフォトショップという印象。かなり細かい設定ができるようだが使いこなせない。上の絵はスキャンした鉛筆スケッチをこのソフトで塗ったもの。水彩というよりもマーカーで仕上げた感じ。水彩らしい滲みも表現できるのだろうか。もう少し使ってみよう。
午後から天候回復。2時半に買物がてらびーすけと散歩に出る。津波の影響があるのかないのか、水路も水鳥たちも平穏そのもの。モズが良い枝にとまってくれた。
買物をすませて、いつもの公園でまったりしていたら陽がかげってきた。すでに5時近い。2時間半もうろうろしていたのか。このくらいの時間になるとオナガの集団が活発に動き回る。
梅の枝にモミジの枯れ葉がひっかかっている。蜘蛛の糸でくっついているのかもしれない。この妙な組み合わせが季節の移ろいを強く感じさせたりする。

2010年2月27日土曜日

駅前ジョウビタキ

小学校の音楽発表会を駅前のホールで行うというので、母を車に乗せて聞きに行った。出番は最初の太鼓演奏と最後の金管クラブだから、全部聞くという母を座らせて、私は本屋で時間をつぶすことにした。
JRの駅の正面にあるホールは、改札と立体的な歩道でつながっている。歩道を歩いていたらジョウビタキの雌に会った。虫ではなくてパンのようなものを食べていたようだが、市街地に棲む野鳥は食生活も乱れてきているのか。撮影:EX-FH25

本屋で「マロリン・バスティンが描く 花と鳥の四季」を購入。図鑑的な筆致をころした絵本でよく見る絵。「永山裕子著 水彩入門透明感を生かして描く」も購入。こちらは透明水彩の表現力をふんだんに使う絵の教本。説明的な表現は無く、対象との間の空気や観察者の印象を伝える絵画の描き方。
天気が悪く、庭に工具を出すこともできないから室内で絵でも描こうかなと思って本を買ったのだけれど、対照的な本を2冊買ったのは、どんなものを描きたいのかわからないということ。

2010年2月21日日曜日

EX-FC100でデジスコを試みる

昨年5月のゴールデンウィークにガン形のカメラを作っている。使わないカメラ用の望遠レンズを望遠鏡にしてコンパクトデジカメをその後ろに置いたもので、構成としては上の写真と同じ。2週間ほどして望遠レンズを子供向けの小望遠鏡(紙筒製)に交換している。
焦点距離175mmの対物レンズに32mmの接眼レンズを使って倍率は5.47倍。EX-FC100の望遠側は35mm換算で185mmなので1000mm以上の望遠になる。EX-FH25の望遠側は520mm。EOSで使っている400mmレンズは35mm換算で648mm。画角の違いを比較。

紙筒望遠鏡の対物レンズはそのままに、その他の部品は市販のものを使って外見だけは立派になった。カメラを載せる部分は昨年9月に改善している。ピント合わせがなかなか難しい。望遠鏡とデジカメの光軸をもう少し正確にあわせて様子をみよう。
室内干しを作ったり(完成した!)、このカメラガンを組み立てたりしていたら日がかげってきてしまったよ。夕方のびーさんにカメラガンを携える。シギが魚を捕らえるところを高速連写。銃床を肩にあてても、何かに本体を預けないと狙えないなぁ。
カメラガンの構成部品がリッチになってきてしまって、対物レンズの貧弱がアンバランスである。当初はうけ狙いのようなところもあったが、工作ネタとして面白いので少しずつ改善してはいた。実は持ち出したのは今日が初めてなのだ。人目を気にしつつ持って歩いてみると軽い。肩紐にかかる負担がとても軽い。これは意外な発見。鳥を見つけてからセットアップに時間がかかるのは仕方が無い。手持ちは少々無理があるから一脚が良いかもしれない。課題続出という感じだな。

梅と小鳥

公園の梅にモズがとまってくれた。ちょっと梅の花がうるさすぎるか...贅沢を言ってはいけない。

ルリビタキも梅にとまってくれる。もう少し手前にとまってくれれば...贅沢を言ってはいけない。
こちらは雌。雌雄が撮れたのはひさしぶりだな。
ここまでは午前中のびーさんの成果。
EOSkissX2+SIGMA APO120-400

2010年2月20日土曜日

イソヒヨドリとヒカンザクラ

起きたら昼を過ぎていた。ちょっと疲れ気味。朝のびーさんは家内がやってくれた。午後4時ごろに夕方のびーさんに出る。水路にイソヒヨドリ。


夕日のせいで世界が少し赤みがかっている。公園にはオナガの群れ。
帰ってから先日の写真を見ながらジョウビタキの絵を描いてみる。鉛筆はやっぱり便利だな。下はヒカンザクラ(緋寒桜)。

2010年2月17日水曜日

ALTA PRO263AT

長年使っていた三脚が壊れたので、バンガード社のALTAPRO263ATを購入。
 国産を中心にネットで中型の三脚を色々調べた。脚径が大きく、搭載可能な重量が5kg以上。なるべく軽量。かつ値段が手頃なアルミ三脚。そんな条件で比較した。この過程がお買物の楽しいところ。
 予算は1.5万円以内くらいなので、SLIK社の400DX-LEあたりかなぁと考えていたら中国製のこの三脚を見つけた。バンガード社の三脚使用例についてネットにあまり情報が見当たらない。1年前まではかなり安い値段で流通していた形跡がある。少し不安。
 しかし400DX-LEに比べて、搭載可能重量が2kg大きく、自重は0.48kg軽量である。脚径が1mm小さいのに搭載可能重量が大きいのはアルミの肉厚が違うのか。それともメーカーが見込む安全率が違うのか。実際に触って確認しないとわからない。幸い神田のショップに263ATの取り扱いがあったので、見に行ったら買ってしまった。とても安かったということもあるけど...
 最初は各部のロック機構の動きに少しギクシャクした感触があったが、いじりまわしているうちになじんできた。脚部の剛性はある。一緒についてきた雲台は少し軟い印象。
 左利きの私にはロックの位置が使いにくい。ユニバーサルデザインしてほしいね。三脚に関してはこのメーカーに限った話ではないのですが。
 このモデルは写真のように、エレベーターの機能を果たす六角断面のシャフトを引き抜いて、傾斜して取り付けることができる。マルチアングルセンターコラムと言うのだそうだ。床に置いた対象を近接撮影する場合などに便利らしい。
 私は上図のようにビノホルダーを介して双眼鏡を載せよう考えた。星を双眼鏡で眺めるときはけっこう腕が疲れる。だから上図とほぼ同じような形をした双眼鏡専用の三脚固定治具も販売されている。
 天気が悪いから家の中でやってみたのだけれど、なかなか良い感じ。

2010年2月14日日曜日

エナガの絵(鳥絵塾)

干潟に着いたらジョウビタキ雌が居た。先日みかけた個体だと思う。上はEX-FH25の連写をGIFアニメーションにしたものだが、動画として再生しないなぁ。なんで?
上のGIFアニメ以外は、いつものSIGMA APO120-400mm + EOSkissX2で撮影したもの。
遠かったがカワセミも見ることができた。昨日雨の中で見た個体なのかなぁ。左はEOSの2枚を合成。
これはバンのようだ。しかしクチバシの上の額板と呼ばれる部分が赤くない。幼鳥なのかもしれない。
今日干潟に来たのは鳥絵塾に参加してエナガの絵を教えてもらうため。下がそこで描いたものだが、昨日の予習よりもだいぶ正確な絵になっている。実は先生にアウトラインを修正していただいている。プロポーションを正確に、足の位置は鳥の重心を意識するといったアドバイスはとても参考になった。羽の枚数や構成は注意していたつもりだったのだが観察が足りなかったようだ。よい勉強になりました。
いつも仕事で使っているノートの裏側に、仕事で使っているボールペンで絵を描いていたのだが、久し振りに鉛筆で描いてみると、やはり表現力は濃淡がある分だけ鉛筆が有利だ。鉛筆も持って歩くことにしよう。

アカハラのお腹の色

朝のびーさん。アカハラとシロハラ、ツグミがあちこちで枯れ草をかきわけていた。上の一枚は枝にとまったアカハラ。腹部の中央に白い部分があることがわかる。
今日はアカハラの日だなぁと帰ろうとしたらルリビタキの雌が登場。
久し振りの晴れ間がうれしい。陽光は今ひとつ力強さが無いのだが、その分立体的な感じのする絵になったと思う。

2010年2月13日土曜日

鳥絵の予習をする

みぞれのような雪が舞う寒い日。息子とびーすけを連れていつもの公園に出かける。菖蒲田と小さな池があるところにさしかかった時、小さな緑青色の小飛行物体が池の上を石ころのように飛んでいった。息子も二度ほど別の場所で見ていたから、私と同時にそれがカワセミであることに気がついている。飛んでいったあたりでうろうろしていたら、遠くでじっと私たちを見ていたご老人が、ここには干潟のカワセミが飛んでくることがあると教えてくださった。あの枝のあたりにもう一度とまるから見ていてごらんと言われたので、寒いのを我慢してじっと見ていたら、公園を横切る散歩人の途切れる一瞬にカワセミは指定の場所にとまった。
干潟の野鳥観察センターで明日開催される鳥絵塾に申し込みをしている。画題は以前にも描いたことのあるエナガだそうだ。左は予習のつもり。
何かヒントをもらえれば、もう少し上手くなれるかもしれない。

2010年2月7日日曜日

びーすけ布団で寝転ぶの図

朝のびーさんで珍しくシロハラを明るいところで撮ることができました。
びーすけは小屋のふとんを自分で出してきて、気に入った場所に敷いて寝たりします。

朝のびーさんで撮ったルリビタキの雌。400mmの望遠ですが、すべてノートリミング。昨日と同じ感想になるけど、慣れてるなぁ君。
家内が友人をルリビタキスポットに案内。私も同行。こういうときに限って現れなかったりするとつらいのだが、幸い登場してくれました。

シロハラとジョウビタキの動画(CASIO EX-FH25)


干潟で撮ったシロハラの採餌風景です。首の筋肉が疲れそうです。

同じく干潟で撮ったジョウビタキの雌です。
Youtubeを使って動画を公開する方法のテストでした。

2010年2月6日土曜日

サファリパーク

朝のびーさんに家内と出かける。長いレンズで何かを撮っている人がいたのでよく見ると、筒先の延長にルリビタキの雌が居る。
邪魔にならないように近づいて撮らせてもらった。
小鳥は我々の目の前で枝にとまったり地上に降りたり。家内曰くモデルの撮影会。良い写真が撮れたが、なんか物足りない気分が残る。
帰り道に4~5人のカメラマンがルリビタキの雄を取り囲んで写真を撮っているところに遭遇。もちろん後ろから撮らせてもらった。なんだかこの公園はサファリパークみたいになってきたなぁ。