2016年9月19日月曜日

コットンボール出来

いつのまにか綿ができていたのだ。上の写真のように、はじけた実の中に小さなコットンボールがある。よく見ると本来3つのボールができるはずだったのが、なんらか訳あって1つしかできていない状態ではじけてしまったらしい。
ボールの綿をほぐすと、中には直径5mmほどの種が2つ。
他の実をよく観察すると、花のガクにあたるものが、花の終わりのあとで閉じ、中に丸い実ができる。下の写真のように、中の実はどんどん大きくなって、やがてガクよりも大きくなる。この実がはじけると、さらにその中にコットンボールが現れる。たぶんそういうことだと想像する。
コットンは中の種を守るものなのだろう。それにしても手厚い子育てである。
はじけた後に雨が降ったらどうなるのだろう..とか心配の種も尽きない。1本の苗木に5~8個の実がなる様子だから、上手くいけば30個くらい収穫できるのではないか。これでどのくらいの長さの綿糸が作れるのだろうか。


0 件のコメント: