2018年11月18日日曜日

iPhoneの水準器


 iPhoneには水準器(「コンパス」アプリ)ソフトウェアが購入すると付いてくる。これを使って測量で使うレベルのようなものを作った。
レベルは遠方の計測ポイントを狙い、精度高く水平に回転させることで、各ポイントに対して同じ高さの基準位置を調べる。大学1年の時に測量の講義で使った。
回転する台の上にiPhoneを置いて、台の三脚に付けたボルトを回して水平を作る。回転台に取り付けたレーザーポイントを対象に向けると赤い光点が確認できる。台を回転させて、この光点をマークして行くと、それらの点は同じ水平面上にあるから、各点の高さの基準位置になる。
水平に回転させることが大事な道具だから、回転軸にベアリングを使った。当初ラジアルベアリングを使ったが微妙ながたつきがある。調べたら、こうした用途にはスラストベアリングを使うべきであることがわかった。いろいろ勉強になる。iPhoneで水平を出すのだが、この精度がいまいち。気泡管でもよかったと言ってしまうと、ここまでの努力が報われないので言わない。

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