2008年12月30日火曜日

年末のどたばたに星を見る

片付けているつもりが、どんどん混沌の度合いを深くしてゆく。これは年内には収拾が付かないのではないかという絶望的な予感。年末はいつもそんな繰り返し。こういう精神的にゆとりの無い時期は趣味の領域もうまく行くことが少ない。連休に新月という信じ難い好機...だったのだが機材が不調。以前九十九里浜で落下して曲げてしまった部品を取り寄せて交換した部分。ウォームギアの微妙なかみ合わせは素人では難しい。ビデオ撮影のテストもしたかったがパソコン側が落ちる。メモリー不足なのかと思うのだが、このノートPCは増設できない型。困った。日中じっくり整備したいところだが家の掃除が優先。わかってますよぉ。(って誰に言ってんの?)。
この逆境の中で出来ること...デジカメを望遠レンズではなく、天体望遠鏡に直接接続してみるテスト。幸い星を追跡する側のモーターは動いてくれる。らくちんお気楽天体撮影は、1分から最長3分程度までの露出と考えているので、焦点距離640mmの望遠鏡に接続してもなんとかなるのではないかと考える。直焦撮影という方法。いつもより慎重に極軸を合わせる。これは赤道儀の1軸を地軸に平行にする作業なのだが、赤道儀の中に組み込まれた小さな望遠鏡のスケールを使う。


これが結果。夕刻の下弦の月。1秒程度の露出だが高度が低く、大気の揺らぎの影響を受けてシャープな画像にならない。画像処理でコントラストをあげた。まぁこれはこんなものか。
先日300mmの望遠レンズ1分間の露出でわりとうまく行ったM42。露出1分、星像は流れてしまっている。極軸望遠鏡がずれてるのかな。永いこと調整していないし...また課題が増えたね。

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