2011年3月24日木曜日

洗濯排水の浄化について考えた

神田川に居たカモメ。数羽が飛んでいるのを何度か見たことがあったのだが、10羽くらいがまとまって水面を泳いでいるのは珍しいような気がしたのでパチリ。鳥そのものは露出オーバーでぼんやりだが、水の波紋がきれいに撮れた。
今日も会社の帰りに銭湯に寄る。銭湯に寄って帰ってくるお父さんというのは昔風である。家のそばにある店なので、排水停止エリア隣接だから混んでいるかなと様子を見に寄っただけなのだが、がらがらだったので思わず入ってしまった。
昨日の都内の近代的なのだが遊びの無い浴場と違って、古めかしい壁絵があったり、番台に女性が座っていたりで昔ながらの銭湯。勤め人が帰りがけに寄るにふさわしい。脱衣場は篭はあってもロッカーなどは無い。客の持ち物は番台が見張っているということだろう。壁の棚には常連客のものらしいこまごました浴用セットが雑然と押し込まれていたり、タオルが干してあったりで、しごく暢気な風情である。石鹸やシャンプーも持ち込みが原則らしく浴場内に用意は無いから、番台で100円の石鹸と50円のシャンプーを買う。浴槽の湯はとても熱かった。そういえばここは熱いという噂を聞いたことがあった。
帰ってから生活排水関係の情報をググる。現行の風呂もしくはシャワーの湯を排水せずに全て洗濯に回し、洗濯排水を庭に散水する方法が、芝や植木には負担だろうと考え、簡易浄化装置を作ろうと思い立ったのだ。石鹸成分をカルシウムで沈殿させる方法や砕石に微生物を付着させて分解させる方法などを探すのだが、お手軽・廉価な工作ネタにするには難しい。炭+洗濯排水で検索したら、石鹸の代わりに炭で洗濯する製品が見つかった。備長炭を洗濯機に放り込むだけで良いのであれば、その排水はそのまま庭に撒いて差し支えない。家内はこれが試すに値するとすっかり乗り気になったのだが、全く工作の要が無くなってしまう。当方の構想を控えめに説得を試みたが、結局アマゾンで洗濯用炭の発注ボタンを押すことになった。私の技術力に対する家人の期待と信頼が良く理解できたような気がした。

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