2012年9月22日土曜日

烏帽子岳


出張の翌日に、現地の鷹渡りスポットである烏帽子岳によじ登る。
6時過ぎに起床して昼食のパンと飲み物をコンビニで購入し、ホテルに戻って朝食を済ませ、7時半には山頂に到着。すでにカウントをしている方や写真目当てのバーダーが20~30名。
着いて早々に山の北側から20数羽が飛び立つ。実はこれがこの日のピークだったりするから気が抜けない。
アカハラダカの若鳥の4枚を合成。どうも僕はこういう合成写真を作りたがる。背景が空だけの写真は本来絵にならないと思う。だから比較的うまく撮れている数枚に、なんか科学的な情報を増やしたいとか考えるのかもしれない。
 アカハラダカの成鳥の3枚。もう少しシャープに撮れないかなぁ。これらはSigma120-400+EOS7Dという手馴れた機材で撮ったのだが、飛び物は難しい。留まった鳥は中央1点で合焦させるが、動いている鳥は多点選択でカメラに任せる。運任せというか機械任せというか、ここいらに改善のポイントがあるということか。もっとい良い機材が私には必要なのではないか..とか。
 ここはアカハラダカで有名だが、ハチクマも少なからず観察できるそうだ。午前中のピークはやはり8時台だったようで、正午に近くなるとぱったり見ることができなくなった。前日に周辺で休んだ鳥たちの旅立ちは、高度が低いから良い撮影対象になる。半島を朝に立った鳥たちもこの山の上空を昼ごろに通過するそうだが、高度がありすぎて撮影対象としては向いていない。

タカたちに代わって、昼前に楽しませてくれたのがアマツバメ。近くを飛んでくれるのだが高速すぎる。頭上遠くのショットは影絵になってしまう。こいつも難しい相手。
 タカの渡りのラッシュ時間がひとしきり終わってぼんやりしていると、山の木々の間でちょこちょこ小さな影が動いていることに気が付く。左はカケス。関東でも見られるはずだが私は初めて。
 これはサメビタキかねぇ...。おなじみのジョウビタキとよく似た顔をしているからヒタキ科であることは間違いあるまい。
実はこのショットが一番のお気に入り。鳥写真としては遠すぎて、位置が少し低い。まぁいいんだよそんなことは。

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