2015年2月1日日曜日

MVH504HDにベルボンの三脚をつける

北海道遠征まで1週間。事前準備ができる最後の週末なので、ちょっと気があせる。
いろいろ寒冷地の撮影を調べていたら、三脚の上に載せる雲台のグリスが凍って、上下左右に動かなくなる恐れがあることがわかった。使っていたビデオ用の雲台は、まったく力不足なのでこれを機会に購入を検討。耐寒性能を明示していたマンフロットの製品プロフルードMVH504HDを選択する。実はEF600を載せるにはこれでも力不足なのだが、この上だと値段がぐっと上がってしまうのだ。
耐荷重性能は満足しているものの、前後に傾けてレンズの重心が雲台の回転軸からズレたときの踏ん張りが不足なのである。実際に載せてみるとよくわかる。レンズの重心位置をすこし雲台の回転中心から前に出しておけばなんとか使えなくもない。レンズを下に向けることはあまりないからね。とはいえ、これはだましだまし使っているわけで、回転軸の反対側にカウンターウェイトを付ければたぶんだいぶ改善されるはずだ。天体望遠鏡はそのようにしているのだから。
この週末はカウンターウェイトを作りたかったのだが、それ以前にベルボンの三脚にうまく載らないというところでこの週末はつまづいてしまった。雲台についている部品ではわずかに三脚のエレベーター穴に入らない。柔らかい外装をナイフで削っておしこんだのだが、エレベーター固定ハンドルを締めてもしっかり止まらない。このアジャストはとてもシビアであることがわかった。
そこでエレベーターシャフトはベルボン側のものを使うことにすると、雲台の下部からでている3/8インチねじが長すぎる。ねじを外せればいいのだが一度も実戦に使う前に修復不能にしてしまうのもつらすぎる。私はけっこうそういうことをしてしまうから、過去の悲しい前例がいくつも頭をよぎった。そこで木製のアダプタを作って長すぎるねじを解決することにした、こさえたのが下の写真。これは大変うまく出来ました。
こんなことをしていたらカウンターウェイトは作れなかった。北海道はだましだまし使うことになったなぁ。しかしそもそもこんなことしてていいのかな。準備すべきは他にもあるのではないかな。 

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