2009年5月17日日曜日

工作の続き

一眼レフ用望遠レンズを望遠鏡化したものから組立てキットの望遠鏡に載せかえた。接眼レンズは天体用のPL32mmを使うことにする。直径50mmのレンズの紙製筒は天体用の接眼レンズの重さに負けてたわんでしまう。安い接眼レンズ(3800円)なんだけど、それでも望遠鏡本体より高いからなぁ。重さも値段も大きいのである。筒が問題だな。まだまだ改善の余地がある。しかしこのキットは接眼レンズの性能もあるけれど良く見える。


この50mmレンズの望遠鏡(以降はAC50と呼ぶことにします)は、有効径50mmで焦点距離175mmだからF3.5の光学系。これに焦点距離32mmの接眼レンズを用いると、倍率は175/32=5.47倍の望遠鏡になる。
一方カメラ側CASIO FC100は5倍の光学ズームを内臓している。35mmフィルム換算で37mm~185mmのズームレンズ。そこで気になるのが、FC100の内臓している光学ズームx5と、AC50によるX5.47のどちらが良く写るのか..なのだけれど、当然AC50方がレンズの有効径(直径)が大きい分だけ有利。2800円の望遠鏡レンズあなどり難し。



画角の比較をするために並べてみましたが、赤文字の数値は35mmフイルム換算の焦点距離です。AC50を使った場合の換算合成焦点距離は、近側=175X37/26=202mm 遠側=175X185/26=1012mmとしました。BORG640mmは、640X1.622=1038mmになるはずですが、もう少し小さい感じ。なんか勘違いしているのかもしれない。

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