2015年9月21日月曜日

カワセミ


羽化したばかりのツマグロヒョウモン雌。マクロレンズを近づけると、まだ完全に乾いていない不自由な翅をばたつかせて逃げて行った。ちょっとかわいそうなことをした。
発見したのはびーすけの小屋のすぐ横で、外部収納の扉の前。今年も危険な場所でサナギになる輩が多いようだ。
 買物のついでに干潟によるとカワセミが居た。
数名がカメラを構えていたから、観察舎で空いている窓は一つしか無い。この位置だと飛んだ後は擬石の後ろにカワセミが隠れてしまう。
 ここからカワセミを撮るのは何度目だろう。陽射しが弱くなってきているので、シャッタースピードは1/1000くらいで我慢かなぁ。厳しい状況であるが、絞りもひとつ入れて開放にはしない。カワセミのそぶりから動きを予測して早めに連写を開始する。
 過去の経験則をぼちぼち思い出しながらカメラの設定を変える。カワセミだぁ!という感動こそ無いが、失敗の少ない選択肢を淡々と選んでいるこうした状況も、まぁこれも楽しんでいると言えないこともないのだろう。

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