2016年6月18日土曜日

Pentax-A star 300/4 をゲット


中古の望遠レンズ Pentax-A ☆ 300/4を入手。左はAF1.7オートフォーカスアダプタを介してK-5IIsに取り付けた状態。300mmとしては極めて鏡胴が短いのだが、かなり重い。マニュアルフォーカスの古いレンズだが、異常低分散ガラスを使っていて、評判の良い(海外の評価だけど)レンズなのだ。AF1.7を取り付けると、焦点距離510mm開放F6.8の半オートフォーカスレンズになる。
 左の写真と上のバラはAF1.7を使っていないので300mm望遠。最近接4mというのは結構遠いが、Canonとは違った雰囲気があるなぁ。ボケも自然だし、被写体は十分にシャープだ。(なんか価格ドットコムの評価のようだね)
このレンズは星雲を撮るために買った。ペンタックスのアストロトレーサーを使ってお手軽星雲撮影がしたい。星を撮ると古いペンタックスレンズはコマ収差が出るという経験則が購入をためらわせていたのだが、売値が5000円安くなったと聞いて衝動買いしてしまった。
 花のような近い被写体は十分に綺麗だったのだが、遠い被写体でAF1.7を使うとピントの精度はもう一つ。ジャスピンが少ない。飛んでいる鳥のような背景が明るい被写体の場合はパープルフリンジが出るもののソフトウェア(LightRoom)で補正可能な範囲。
まぁ星は限りなく遠い被写体なのだが、撮ってみなくちゃわからんよ。そのうちやろう。
 夜になると空の雲がまばらになってきたので遠ざかりつつある火星を撮る。隣には煌々と月が居座っていて、その影響なのか模様が良くわからない。そういう向きの日だったのかもしれない。
使った機材はBORG100ED+LV5。ビデオ撮影してRegistaxで処理する。
下はついでに同じ機材で撮った月。いつもは10cmのマクストフの直焦点撮影なのだが、ほぼ同じ口径でも屈折望遠鏡の方がシャープに写せる。少し青滲みが出ているのは、アイピースLV5のせいなのではないかな。BORG100EDで惑星や月を撮るのなら、優秀な焦点距離3.5mmくらいのアイピースが欲しいねぇ。

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