2016年1月16日土曜日

天骨


 天気の良い1日だったのだが、仕事を持ち帰っていたので、びーすけとの散歩以外はずっと家の中で過ごした。
金曜日までに渡すと約束した資料が、他の用件のために手付かずのまま週末を迎えてしまったのだ。
疲れがとれないものだから、ものむらいは直ってはぶりかえすを繰り返していて、これが続くようだと僕の左目の縁はボコボコになってしまう。もはや自分の外見に執着も無いが、あまりこわい顔になってしまうのも困る。
 いいかげん煮詰まった感もあって、夕方のびーさんで頭を整理することにしようと、今日はカメラを持たずに出かける。
びーすけは寒い季節はあまり歩きたがらないのか、夕方はお腹が空いてしまうからか、わりとすぐに家に戻りたがるので、頭の整理ははかばかしい進展をみせないまま帰宅。びーすけには少し多めに餌を与える。てんこ盛りというやつだが、「てんこ」の語源は「天骨」だそうで、山のように盛り付けたという意で使う地方がある。
方言は別として、辞書によれば、古来「天骨」には生まれつき備わった姿や性質という意味があったそうだ。
夕飯前に庭で月を撮って目に付くクレーターの名前を調べた。こんなことの方が私には良い気分転換になる。「天骨」なのかな。

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