2009年4月4日土曜日

照準器付き望遠鏡の効果

今日は朝のびーさんはそこそこに、先週取り付けた照準器付望遠鏡+カメラセットで公園に出直す。バイクのトランクに望遠鏡がすっぽり入ったのは偶然。三脚はトランクの上にゴムバンドでくくりつける。いつもの公園は花見客で賑わっているせいか鳥が少ない。ヒヨドリの水浴びぐらいしか撮るものがなかったので干潟に足を伸ばすことにする。


干潟には淡水池に面した小さな観察小屋がある。フィールドスコープにコンパクトデジカメをくくり付けた人や、たぶん100万円超と思われるレンズを構える人、双眼鏡を覗く人などなどが、30cm角ほどの覗き窓にこうした機材を突き刺している。私のが一番長くてかさばる道具なので最初は少々気恥ずかしかった。照準器はとても便利。


おぉ..あそこに...という小声や気配が小屋に充満すると、窓に突き刺した円筒形の機材が同じ方向に振れるのがとても可笑しい。左下がホオジロ科のオオジュリン。国語辞典のような名前。右下はアトリの雄。頭部が夏羽の黒色に生えかわる途中なのでまだらになっている。


アトリは雌雄を同時に見ることができた。左側が雌。小屋からかなり距離があるのでこれらはトリミングしている。右下の写真はシメの雄とアトリ。どちらもアトリ科に属する。背景がうるさい絵だが贅沢を言ってはいけない。ピントのヤマがつかみにくいし、慎重に合焦したはずのショットもあまりシャープに撮れていない。望遠鏡は絞りが無いので被写界深度が浅い。むずかしいね。


昼食も忘れて干潟で遊んでしまった...というとまるで子供なんだが、夕方のびーさんは少々遅くなった。望遠レンズの写真が撮れる明るさではないので60mmマクロを持って出る。暗くて発色も鈍いのだが画像処理でそこそこになるから便利なものだ。

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