2011年8月22日月曜日

操船 匠の技なのか?

生活ゴミを毎朝運んでいる船がある。たぶん神田川から隅田川を経由して東京湾の埋立地に捨てに行くのだと思うのだが、エンジンの付いた小船がだるま船を曳いてやってくる。
船は決まった時間に東側から現れて、だるま船を曳きながら神田川のT字路を使って180度回頭を行い、ゴミを積み込んで再び東の方向へと戻って行く。
この180度回頭が、船に乗る者であれば当たり前の操船なのか、匠の技と言うべきものなのか、私にはとんとわからないが、曳舟とだるま船の舵取りの呼吸がぴったりと合って、毎日ことも無げに船をひっくり返している。たかだか数分間の所作であることは、下側に写った高速道路の車を見ればわかると思う。

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