2012年2月23日木曜日

ポラリエ


上の写真は日頃携帯のCASIO FC100に入っていた1枚。画像の記録によれば2月20日勤務先で撮っている。窓外に上昇気流に乗ってゆっくりと 上昇して行く鳥が見えたので仕事の手を止めて(えへへ)撮ったらしい。実はカラスだったのだが、こういう飛び方もするんだなと感心した。
 今日は大阪に出張。地上は曇りでも機上では晴れ。帰りの飛行機の窓から、日没と共にゆっくりと夕焼けに染まってゆく富士山を堪能した。
コンパクトデジカメはいつもフルオートで適当にシャッターを押していたのだが、本日の絶景は少しでもましに撮りたいと思って、マニュアルにしてISO感度を落とし、スローシャッターの露出不足を試みる。コンパクトデジカメの高感度はかなり画質が落ちるからだ。結果、色合いはややまともになったようだが、やはりノイズは盛大に出てしまった。
今週のはじめにビクセン社のポラリエが届く。デジカメのような形をした簡易赤道儀だ。ボディ中央の銀色円盤部分が地球の自転速度で回転する。この円盤にカメラを取り付けて撮った星の写真は、長時間露出しても点像に写るという装置なのだ。地球の回転軸(地軸)に平行に円盤部分をセットしないと点に写らないのだが、このセッティングを手軽にできるようにした分だけ、高い精度が期待できないものでもある。
手持ちの三脚ALTA PRO263ATは、マルチアングルセンターコラムという仕組みを持っていて、エレベーターシャフトを斜めに取り付けることができる。これは地軸に平行にポラリエをセットする上では好都合。しかしセンターコラムに角度を持たせて固定するクランプの遊びが大きいので、コラムの下端にウェイトをぶらさげる必要があることがわかった。
日頃あまり出番がないケンコー社のクランプポッドという小型三脚にもポラリエを載せてみる。やや不安定な感じだが強度的には十分な印象。ポラリエはポータビリティが命だから、こういう組み合わせの方が合目的なんだな..とか言いながら今週は天気がパッとしないので、家の中でポラリエを撫で回していた..という報告。

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