2014年7月21日月曜日

DP2X


 今日は暑かった。びーすけも朝の散歩の途中でもう嫌になってしまった感じ。
コジマアウトレットという店舗が拙宅の徒歩圏内にあって、一昨日のぞいたら、SigmaのデジカメDP2Xがえらく安く売っていた。一日考えたあげく、昨日の夕方購入してしまう。2011年のモデルだからすでに生産終了の型落ちもいいところなのだが、カメラの心臓部であるイメージセンサー(撮像素子)が独特の設計なので、ちょっと気になっていたのですよ。

 Foveonと呼ばれるこの方式は、3層構造の各層がRGBをそれぞれ取り込むことになっていてローパスフィルターがない。1400万程度の画素数を謳うが、これは3層分の和なので輝度分布の情報量は一般的なCMOSセンサーに劣るが、カラー情報は勝るということになるのだろう。
解像感がすばらしく良いとか、高感度耐性が非常に悪いとか、様々な評判も極端な感じで、癖の強いカメラ。
 センサー以外の機能も、発売当初からあまり評判がよろしく無い。こういうものになんとなく惹かれてしまうのが好事家の陥りやすい陥穽。
今日1日使ってみて、古くさいけどシンプルなところに好感。
もともと画素数が小さいから、トリミングするとえらく小さな画像になってしまうのだが、ピクセルがブロックに見える直前まで絵がきれいに見えるから、評判どおり解像が非常に良いということなのかもしれない。ちょっと不思議なカメラだな。
今日の写真は1枚目を除いてDP2X.によるもの。セミの写真はトリミングしたために縦横600ピクセルに満たない大きさなのだが綺麗に見える。花弁中心部の写真も、トリミングして縦横600ピクセル程度の大きさだったものをフォトショップで900x900に拡大している。フォトショップがうまく補間してくれているのだろうけど、プリントアウトを考えると、どうなるのか確かめておきたいところ。

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