2011年9月17日土曜日

ZenithStar66SDのボケ味

これは昨晩の月。右下隅に小さく木星が写っている。こんな夜空の一部を切り取った画像だと雰囲気が良くわからないが、近かったのだよ、とっても。
 明るさが圧倒的に異なる月と木星を一緒に写すのはなかなか難しい。木星をはっきり写そうと露出時間を伸ばせば月は真っ白に飛んでしまうのだ。何枚か撮ってみたら、月に雲の暈がかかって光度が落ちたショットが良かった。狙ったわけでも無くて偶然の一枚。
 夕方にびーすけと散歩した折に撮った落日。いく層か高度の異なる雲が織り成す複雑な空の表情。シャッター速度優先の小鳥用の設定のまま無造作に撮ったのだが、優秀なカメラが感度で上手く調整してくれたらしい。ここまではいつものEOS+SigmaAPO400。
下の一枚はFerrari ZenithStar 66SD+AF1.7x+PentaxK-Xで撮影したもの。明日の遠征に備えてチェックのために庭先で組み立てた。その時のいいかげんな試写の結果なのだが、背景の松林が面白いボケ方をしてきれいな写真になった、というかなってしまった。天体望遠鏡の意外な効用。
撮影用の機材は進歩しているなぁとしみじみ思うわけです。

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