2014年6月14日土曜日

何もしない


 何もしない、つもりだったわけではないが、土曜日は何もしなかった。
朝のびーさんに行って、海岸に行ってチョウゲンボウ撮るか、神社に居るというアオバヅクを撮るか、そんなことをぼんやり考えながら昼寝をしてしまう。
 起きると、もはや陽がかたむきつつあったから、夕方のびーさんに出かける。
近所の小学校の校庭には、古いタンク型の蒸気機関車がある。だいぶ前にアスベストがあるという理由で柵で囲われてしまった。だれにも乗ってもらえない、遠巻きに見られる物としてこの機関車は残されている。ちょっと感傷的にさせるもの。
これは小学生にはどう見えているのだろう。そもそも機関車を校庭に置いたのはなぜなんだ?産業革命の遺物として教育的な展示物なのか。
子供は機関車が好きという事になっているのか。
「機関車やえもん」とか「機関車トーマス」とかあるけど、僕の子供時代にはすでに蒸気機関車が現役で稼動していなかった。僕よりもかなり年上の人たちには思い出深いものなんだろうが、大人が考える子供の好きなもの、こういうものが好きな子供を好きな大人たち。あぁ、なんかひねくれたことを書いている。
(6月16日記す)

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