2009年4月29日水曜日

ツバメリトライ(続)

ツバメを撮っているのだよと言ったら、団地の商店街に巣がいっぱいあったと事も無げに言う。夕方のびーさんで偵察に行く。確かに巣はたくさんあったが使われているように見えるものは無い。撤去跡も少なくない。ツバメは縁起が良いとして商店街では邪険にされないという話もあるのだが...ぼんやり上を眺めていたら商店の看板やワイヤーの上にツバメの姿を認める。たくましくどこかに営巣しているらしい。


小学校の裏を歩いているとタッタッタッというエナガの声。シジュウカラも鳴いている。日が傾きかけてきた。


商店街から帰り道に水路際を選ぶ。カワウが潜水を繰り返していた。この鳥の撮影を先日失敗しているからシャッターを切りまくる。帰って確認したら、やはりあまり上手く撮れていない。浮上している時間が短くて、どこに出てくるかわからない。なかなかこいつも難しい相手。

ツバメリトライ

びーさんを少し遅めにスタートしてツバメを狙う。今日は留まっているところを撮ることができました。カメラのスイッチが入らない事が2回。いままでの使い方と異なるのは新しいマウントアダプターだけだから少し怪しむ。電線に留まっているところを撮影している間、前の家の人が遠巻きに私を見ていた。少し怪しかったらしい。地表は近所の野球場で撮影。眺めていたら、だいたい同じ場所にわずかな時間だが着地することがわかったので、その場所に焦点を合わせておく。こうでもしないとなかなか撮れない。


流し撮りはツバメ相手に置きピンも難しいから、全くの運任せ。これもなかなか楽しい。


これはおまけのアブとコゲラ。コゲラは少し手ぶれしてしまった。赤斑はなかった(残念)。アゲハの類も見かけるようになった。虫も撮りたいな。

2009年4月27日月曜日

ツバメが撮りたい

先週末にマウントアダプターというカメラの部品が壊れてしまった。ニコンレンズをキャノンボディに取り付けるためのアダプターだから、そもそも正規な代物ではない。アルミのふにゃふにゃした造りだったのだが、パッコンと2つにばらけてしまった。ニコンレンズとキャノンボディの組み合わせでずっと撮っていたから、非常に困った。しかたなくもう少し頑丈な感じのする「真鍮一体もの」というふれこみの同様な品物を発注する。値段は壊れたものの倍になってしまったが仕方ない。定額給付金が飛んでしまう。 ニコンレンズが使えないので調子の悪いキャノンの300mmを持ち出す。(まだ修理に出してない...)これのオートフォーカスはなんとなくダメなのでマニュアルで使うのだが、ニコンレンズはそもそもオートフォーカスなんぞ使えないのだから苦にはならない。先日のCASIOで撮ったものに比べると画質はかなり良くなる。さすがは一眼。しかしツバメは難しいなぁ。


ツバメに関してはあまり良い写真が撮れなかったので、公園の花を撮りました。こいつらは動かないのでありがたい。マツバボタンはプラスティックでできているように見える。

2009年4月26日日曜日

コゲラの赤斑

土曜日は雨。ホームセンターにずん切りを買いに行った他は何もしない一日。今日は風が強いものの晴天に恵まれました。午前中に撮った写真を誤って消去。まぁこういうこともある。夕方びーすけと散歩していたら、近所の小学校でコゲラを見つける。新緑のコゲラかぁ...という訳でCANONで撮る。帰ってPCで確認したら頭部に赤斑が写っている。これは雄の印だそうだが、結構撮影できることがマレであるとされている..そうだ。ということですので同じような写真ですが2枚の掲載に踏み切りました。


同じ場所で同じコゲラをCASIOで撮る。残念ながら暗くなってきていたのでシャッタースピードが遅くなっていたらしく流れてしまった。しかしコゲラの羽根を広げたところは貴重なので載せる。
右は同じくCASIOで撮ったシジュウカラのハイスピードを合成したもの。はやくデジスコ化しないといかんですね。画質がもひとつ。


同じくハイスピードで撮ったカワラヒワ。カワラヒワに出会うこと自体が少なくなってきた。予想どおり広げた羽根は美しい。
最後はツマグロヒョウモンの雄。今シーズン初ですね。今年も撮ろうかな。

2009年4月19日日曜日

ツバメ

朝のびーさんで撮ったツバメ。かなりの速度で飛翔するツバメだが、ハイスピードカメラはなんとか捉えることができる。素晴らしー。買ってよかったー。とはいえ、画質はあいかわらず不満。デジスコすれば改善されるかと考えてちょっとチャレンジしたがあまりうまく行かない。コリメートと呼ばれる方式しかコンパクトデジカメには使えないのだが、この研究が必要である。


朝から喉がひどく痛むので午後の大半は寝て過ごすことになった。以下は朝のびーさんで撮った椋鳥とツグミ。ハイスピードカメラによるもの。椋鳥の尾にある白帯がよくわかる。庭のフジにアブがたくさん来ていたので、スローモーションビデオで撮ってみたのだが、1000fpsでも翅は止められなかった。すごいなぁ。

2009年4月18日土曜日

ハイスピードカメラの使い方を考える

新しい玩具であるカシオのハイスピードカメラだが、鳥のように距離のあるものを捉えようとするとコンパクトデジカメとして作られていることの不都合が出てくる。両手で支えて30cmほど前の液晶画面を見ながらシャッターを切るという姿勢が安定しない。シャッターチャンスを待っていると腕がだるくなってしまう。三脚に固定すると動きについてゆくのが難しいうえにレリーズが取り付けられない。手持ちでなんとかしたいしね。


色々と対策を考えているのだけれど、どうもまとまりません。

2009年4月12日日曜日

ハイスピードカメラ

カシオのハイスピードカメラを購入。スローモーションのビデオが撮れるし、カメラとしても1秒間に30コマの連写ができる。これで鳥の動きを止めて撮れると考えた。だいたいシャッターを押した瞬間には写野から居なくなっているのが常だが、このカメラはシャッターを半押ししている間も写真を撮り続けていて、完全にシャッターを押し込んだ瞬間の前後あわせて30コマ(1秒分)を記録してくれる。オナガが飛び立つ瞬間から2コマを選ぶ。


画質がよろしくないが、距離があったし暗かった。しかしもう少し経験値をあげれば、もっとマシなものが撮れるだろう。左下はいつもの一眼レフで撮ったシロハラ。こういうのは無理だろうなぁ。でも右下のように活き活きとしたびーすけを撮ることができるから、まぁ使い分けということ。


スローモーションビデオはなかなか楽しい。このカメラはビデオの方が面白いかもしれない。次は昆虫の翅を撮ろうかな。

2009年4月8日水曜日

花筏

花筏(はないかだ)とは、花が散って水面に浮び流れるのを筏に見立てていう語。春の季語でもあるそうだ。写真は神田川の花筏。水の色が冴えない黄緑色である。黄緑の水と薄い桃色の花弁は色の組み合わせだけ考えれば悪くないように思ったのだが、写真にすると実物以上にさえない。やはり清流でないとね..というわけで2枚目はモノクロにしてしまう。


ついでに仕事がらみの移動やらなんやらの途中で撮ったもの。持ち歩き用のコンパクトデジカメ。

2009年4月5日日曜日

漫然時失

休日にやりたい事が山ほどある。やるべき事と自分を戒めている事だって結構ある。しかしやらない...ゆっくり起きて昼前にびーすけと散歩。公園で鳥の写真を撮りながらぼんやりする。帰って昼食。ごろごろしていると夕方のびーさん。帰って夕食。なんだか一日損したような気分になるが、少なくとも写真が残っているとちょっと救われる。生産的ではなかったが足跡は残したという感じかなぁ。うまく表現できない。
この2枚は昨日摂ったアトリの雌。違うメモリーカードに入っていたのを忘れていた。これらが昨日のベストショットかな。


以下は今日の成果。エナガやコゲラは少なくなった。セキレイとアカハラはずいぶん寄らせてもらえた。ウグイスは声はするものの写真を撮ることができない。シーズン始まりだから鳴き方は未だ下手。しかし澄んだきれいな声。



2009年4月4日土曜日

照準器付き望遠鏡の効果

今日は朝のびーさんはそこそこに、先週取り付けた照準器付望遠鏡+カメラセットで公園に出直す。バイクのトランクに望遠鏡がすっぽり入ったのは偶然。三脚はトランクの上にゴムバンドでくくりつける。いつもの公園は花見客で賑わっているせいか鳥が少ない。ヒヨドリの水浴びぐらいしか撮るものがなかったので干潟に足を伸ばすことにする。


干潟には淡水池に面した小さな観察小屋がある。フィールドスコープにコンパクトデジカメをくくり付けた人や、たぶん100万円超と思われるレンズを構える人、双眼鏡を覗く人などなどが、30cm角ほどの覗き窓にこうした機材を突き刺している。私のが一番長くてかさばる道具なので最初は少々気恥ずかしかった。照準器はとても便利。


おぉ..あそこに...という小声や気配が小屋に充満すると、窓に突き刺した円筒形の機材が同じ方向に振れるのがとても可笑しい。左下がホオジロ科のオオジュリン。国語辞典のような名前。右下はアトリの雄。頭部が夏羽の黒色に生えかわる途中なのでまだらになっている。


アトリは雌雄を同時に見ることができた。左側が雌。小屋からかなり距離があるのでこれらはトリミングしている。右下の写真はシメの雄とアトリ。どちらもアトリ科に属する。背景がうるさい絵だが贅沢を言ってはいけない。ピントのヤマがつかみにくいし、慎重に合焦したはずのショットもあまりシャープに撮れていない。望遠鏡は絞りが無いので被写界深度が浅い。むずかしいね。


昼食も忘れて干潟で遊んでしまった...というとまるで子供なんだが、夕方のびーさんは少々遅くなった。望遠レンズの写真が撮れる明るさではないので60mmマクロを持って出る。暗くて発色も鈍いのだが画像処理でそこそこになるから便利なものだ。