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2019年4月21日日曜日

釧路湿原

 釧路に所用あって日曜日に前泊することになった。羽田と釧路のANA便は日に3本しか無いので、正午過ぎに入るものを選ぶと時間が余る。空港でレンタカーを借りて釧路湿原を散歩することにした。
最高気温8度だが、陽ざしもあって歩くと少し汗ばむ。
ちょっと大きめの鳥が見えたので、ファインダーで捉えるとアカゲラだった。


 これはゴジュウカラ。北海道ではけっこう見かける鳥なのかな。枝に居たのが私に驚いて地上に降りた。あまり怖がらない。きれいな青。
 手前の枝が顔にかかっているのが残念だが、カシラダカである。
 コガラも居た。私に気付いているのだが、怖がらない。こちらを無視してひたすら食事をしている。
苫小牧でも見かけたキバシリ。ちょっと逆光気味なのが良い感じ。けっこう距離があったけど何とかなったという一枚。

2017年2月10日金曜日

鳥屋野潟と福島潟


 水曜日と木曜日に新潟で仕事があった。上のアカゲラは用務先に近い鳥屋野潟で見かけたもの。
翌金曜日はお休みを頂いて福島潟に出かけた。
 西日本から北陸は大雪の予想だったので家人は心配したのだが、スポット天気予報では金曜日の福島潟は曇りだった。結局、時々陽が射す良い天気に恵まれた。
左は福島潟にたくさん飛来するオオヒシクイ。
 カモ科のオオヒシクイは雁の仲間では最も大きいのだそうだ。雪に覆われた田んぼの中にかたまっていて、2013年に宍道湖で撮ったマガンの光景と良く似ている。マガンが許してくれた接近距離を思い出しつつ、遠慮がちに近づいたので、田んぼに休む群れを乱さずに済んだ。

 福島潟はオオヒシクイ以外の水鳥もたくさん居る。右は冬羽のダイサギ。
サギはけっこう近づかせてくれるので撮りやすい。
 そういえば宍道湖のマガンのそばにもタゲリが居たなぁ。食べているものが近いのかな。
今日は1万8千歩くらい歩いている。疲れた。


オオヒシクイの手前の白い鳥はコハクチョウだと思う。福島潟はコハクチョウとオオハクチョウの両方が見られるそうだ。


2009年1月21日水曜日

八ヶ岳に行く(その3)

なだらかな斜面に別荘地が広がっている。ホテルから斜面をゆっくりと下って行く。シジュウカラの集団を撮るでもなくぼんやり眺めていると目の前は蕎麦店だ。「さかさい」と看板にある。のれんを出す主人と目があったので軽く会釈する。いい時間だからここで昼食にしよう。3品目しか無いメニューから鴨せいろの大盛りを頼んだ。鴨肉がふんだんに入ったツユが実に美味い。しかし野鳥観察者が鴨など食していいのか。そういえば昨日神社の堀で君の仲間に会ったぞ。


頭部の冠が特徴のカシラダカ。腹部の赤色が鮮やかなヤマガラは蕎麦店のすぐ近くで遭遇。これだけユニークな特徴があればまちがいようも無い。


小さな畑にホウジロらしき(実はよくわからない)小鳥がツグミと小さな集団を作っていた。


来た道とは別ルートをとりながらだらだらと坂道を上り、ロイヤルホテルを通り過ぎてさらに登る。低い竹やぶの中にシジュウカラのシルエット。遠くの大樹にはアカゲラがとまっていた。不思議な色彩をした大型のキツツキだ。ピントが甘いのがくやまれる。
気がすんだのでホテルに引き返すべく、こんどは坂を下る。ペンションが立ち並ぶ中にcoffeeの看板を出している一軒に強く惹かれるものがあった。この下手な写真はあまり良く語らないが、丁寧な検討を窺わせる緊張感とでも言ったらいいのかな、魅力的な小宅。北欧風の意匠なのに近づくと屋根が茅葺ではないか。ただものではないぞ..というわけでここで一服する。煙草も吸いたいし奥さんにお願いして庭のテーブルでコーヒーを頂くことにした。通りすがりのわがまま者に奥さんはテーブルクロスを広げ、寒かろうとご主人は暖めた座布団を持ってきてくれる。大変恐縮、しかし至福の時間を頂いた。お話によればアイルランドから職人を呼んで屋根を葺いたとか。それにしてもコーヒーがまたおいしい。日本ってすごい国なんだと改めて妙な感心をしてしまう。ちなみにこの店はCafe Antibes(カフェ・アンティーブ)。守屋良介氏の名前でググると、この家の建設に関する本が見つかる。