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2019年9月13日金曜日

ロンドンの野鳥(水辺編)


 エジプトガン【Egyptian goose】は、エジプトから愛玩鳥としてイギリスに持ち込まれ、野生化したのだそうだ。観察していると寄ってくる。群衆から自分に注目している者を見つけるらしい。
 背中の極彩色が美しく、目のまわりの隈取がいかにもエジプト産であるなと思う。

 バンもオオバンも多い。左もクイナの類だと思うのだが、鳥名が特定できない。マニュアルフォーカスに手こずったが、これはピントがかなり出ている。

 上はハイイロガン、左はカナダガン、いずれもハイドパークにて撮影。おっとりした鳥で人を恐れない。公園にふさわしい。
下は白鳥。白鳥も少なくなかったなぁ。

2019年2月28日木曜日

ウトナイ湖の白鳥


 苫小牧の仕事で前泊が必要になったので、少し早めに千歳に入ることにした。苫小牧行きのバスを途中下車するとウトナイ湖に寄ることができるから。
もうすぐ日没という時間にはなってしまったが、湖面の白鳥を楽しむことができた。
 あまり人を怖がらない。餌付けをしているのかもしれない。陽光はすでに弱いから、全体になんとなく寂しい絵になってしまった。

2018年11月19日月曜日

ウトナイ湖


 苫小牧で仕事ができたので、前日有給休暇をもらってウトナイ湖に行ってきた。ウトナイ湖は新千歳空港と苫小牧市を結ぶ路線バスの途中にあたる。
あいにく朝から雨だったが、午後すぎに晴れ間が見えてきた。
 これはコガラだろう。よく似た鳥にハシブトガラというのがいて、これを見分けるのは大層難しい。ハシブトガラは北海道にしかいない。
 キバシリだろうと思う。本州では亜高山帯にしか生息しないが、北海道では平地にも居るそうだ。
撮った時はまったくわからなかったが、帰って調べて小躍りしてしまった。
 遠くに白鳥を確認。
この日は1万8千歩も歩き回った。たいそう疲れたのも良い思い出になった。

2015年2月8日日曜日

ウトロでワシを撮る


 札幌の仕事を終えて千歳から女満別に移動し、翌朝網走の観光砕氷船に乗る。
流氷は前日まで沖に戻っていたそうだが今朝は薄く接岸していた。乗客の大半が外国人だが、申し合わせたように新品の一眼レフや高級デジカメを持っているのがおかしい。
流氷の遠くにオジロワシを見とめる。あれほど見たかった流氷だから目の当たりにすると何か感慨のようなものがあるのかと思っていたのだが、わりとそうでもなかったりする。
 観光船の岸壁の鳥たち。図鑑で調べると北海道ならではというわけではなさそうだが、日頃見かけないものたちではある。
ホオジロガモ、ヨシガモ,シノリガモ、白鳥。
シノリガモは柄が迷彩風で面白く、もう少し見たかったがさっさと飛んでいってしまった。

 下船してバスターミナルまでタクシーで移動。600mmを運ばなくてはならないから大した距離ではないのだがしかたない。路線バスに1時間ほど乗って知床斜里に出る。昼食をすませて、お願いしていたネイチャーガイドさんに拾い上げてもらって、車でワシを探しつつウトロに向かう。
最初のスポットで流氷の上の2頭のキタキツネを見つける。このあたりでようやく遠くに来たなぁと実感が湧いてきた。右は流氷の上のオオワシ。
 流氷が割れて川状の水面が見える周辺に、氷にまきこまれた魚が打ち上げられていて、これらを猛禽やカモメが探しているのだそうだ。
ガイドさんが流氷の接岸状態を眺めながら、ワシの居そうな場所で車を止めてくれるから、当たり前のように視野のどこかにはオオワシかオジロワシが居る。ガイドさんは写真を撮りに来た私を気遣って、より近くに飛来しそうな場所を探してくれていたから、右のようにかなり近いオオワシを撮ることができた。
 結局EF600/4Lは、何度か三脚の上に置いたものの、良いショットを残したのはEF400/5.6Lだった。車中ひざの上にずっと置いていたEF400の機動性が大きく貢献。
右はオジロワシだが、かなり近いところを飛んでくれた。
私には似合わない大名旅行なのだが、知らない場所で目当ての鳥に遭遇する可能性は低かろうし、このためにかかった飛行機代や宿泊費を考えれば適切な判断だったと思う。
 旋回するワシを撮っていると、どうしても空が背景の単調な絵が量産してしまう。右は林を背景にした貴重な1枚。少し後ろがうるさい絵だが、こういう写真のほうが撮った時の高揚感がよみがえる。
鳥ばかりではとガイドさんが気を遣って、途中にあるオシンコシンの滝で車をとめてくださった。滝までの短いスロープでベニヒワが居たものだから、やっぱり鳥撮りになってしまった。
 移動の国道沿いでは、ところどころでエゾジカを見かけて、これもまた楽しい。
ガイドツアーの最後は、小高くなった場所から夕景を眺めることになった。雲が厚くて夕日を見る事は叶わなかったが、寥々たる北辺の光景には胸を打つ何かがある。
【2/21記す】