2015年5月30日土曜日

京都で鳥撮

金曜日に京都で会議があったから、安い宿をとって翌日京都御苑に行ってみた。ネットを使って京都で、この季節に鳥を見るのならと探してみたのが、簡単に行けるところはあまり期待できない感じ。そういうことなら難なく行ける京都御苑でよかろう。

都市公園的な場所は、慣れているし狭い分鳥も探しやすい。というか、居なければいないであきらめも早くできる。
左は脚で首のうしろあたりを掻こうとしているヤマガラ。これはたいへんめずらしいシーンだと思うのだけどね。
 この御苑には鳥が水浴びする場所がある。メジロが水浴びしているところ。
 同じくヤマガラが水浴びしているところ。
 午前中に堪能してしまったので、地下鉄に乗って宝ヶ池に行くことにした。京都の地下鉄沿線であれば、JR京都駅と接続しているので帰りが便利。
右は宝ヶ池の野鳥の森で撮ったヒオドシチョウ。
 野鳥の森の入り口にある池に居たカワセミ。あまり動かない。
 同じく野鳥の森に居たキンモンガ。クリーム色に濃い黒の模様が入ってなかなか洒落た柄である。
下は同じく野鳥の森に居たシマヘビ。シューという音が地表から聞えて気がついたのだが、かなり驚かされた。写真を撮って早々に離れたが、シマヘビは毒はないものの凶暴で噛み付いてくるそうだ。
野鳥の森なのに野鳥以外のものばかり撮っていた。

2015年5月25日月曜日

日曜日らしい日曜日


コアジサシが見たいと思って、隣の市の海岸まで自転車で出かけた。日頃運動をしないので、途中でへばるのではないかと心配したが、たいした距離ではない。
コアジサシを見る事はできなかったが、海岸線沿いに走って帰る途中で、イワツバメを見て、いつものチョウゲンボウを見る。
 持ち帰っていた仕事を少し。庭の芝を刈る。部屋の掃除をする。母の散歩につきあう。びーすけの朝夕の散歩にもつきあった。

2015年5月23日土曜日

ちと寝不足

 今週はけっこうハードだった。にもかかわらず昨晩は天体撮影に夢中になって夜更かしをしてしまった。というわけで目覚めのしばらくは全く振るわない。昔なら朝寝坊をしたところだが、歳をとるとこんな状態でも起きてしまうらしい。
 びーすけ散歩の後、昨夜撮ったものをパソコンで処理してたら昼になった。
 デッキにリクライニングチェアを置いて、蚊取り線香を焚きながらしばらくうとうとする。友人がお出かけの途中で立ち寄って、貸していたペン入力ボードが返却されてきた。しばらく使っていなかったが、先端のプラスチックが劣化していたそうだ。修繕してくれたらしい。
びーすけを洗う。上は洗濯後のびーすけ。

2015年5月22日金曜日

土星と木星


 神田での会議が終わって靖国通りに出ると、西の空にきれいな三日月がかかっていた。横にあるのは金星か。
急いで家に帰って食事を済ませてから庭に望遠鏡を出す。
惑星を撮影するのに一番良い組み合わせを考えている。
 一番上はキャノンの望遠レンズによるもの。像は非常に小さいが一番シャープに写った。2番目は口径20cmのシュミットカセグレンで、先日来使っているもの。左は口径10cmの屈折式望遠鏡。
大気の状態が比較的良かったので、どの望遠鏡もそこそこの出来ではないか。シュミットカセグレンは補正板の内側がくもってしまっているので、清掃と調整に出せばもっと良くなるはず。
カメラはキャノンのX5を使っているのだが、これはバリアングル液晶が便利だから。赤道儀は望遠鏡の向きを変な方向に動かすから、カメラのファインダーを覗くのはけっこう苦痛。背面液晶画面の角度を調整することで楽に撮影ができる。X5のビデオ撮影にはデジタルズームが付いていて、これのズーム倍率の最小X3が使いやすい。ただし記録にズーム倍率が残らないのが不便。

2015年5月17日日曜日

うどんげ


 季節がら最近のびーさんで鳥撮の収穫は無い。上は家の前の公園に居たカワラヒワ。まわりの雰囲気が良いので掲載。
庭の梅に枝に枯れた松葉がひっかかっていて、よく見ると小さな芽のようなものが生えていた。
 寄生植物かなぁとか考えたが、とりあえず博物学系に強い友人に携帯メールで画像を転送する。すぐに返ってきた返信によれば「うどんげの花」だそうな。
仏教経典では、優曇華は3000年に一度咲くありがたい花だそうだが、私が見つけたのはクサカゲロウの卵である。なんでこの卵がウドンゲなのかはよくわからない。
 植物ではなくて、昆虫の卵であるというので顕微鏡でのぞいてみた。
なるほどこれは卵だな。細い糸状の根元は、木の根っこのようにしっかりと松葉にへばりついている。
 左は根っこをピンセットで外したところ。粘液が固まったようなガラス状のものである。
この「うどんげ」は吉兆とも凶兆とも言われるのだそうだが、3000年に一度の花になぞられるくらいなのだから、何か大きな変化があるという事なのだろうか、なんぞと迷信深くさせられる。

2015年5月16日土曜日

海岸は騒がしい


 海岸までチョウゲンボウの様子を見に行ったら、天気がもう一つなのに人出がけっこうある。これは近くでやっている飛行機レースのため。
今日のチョウゲンボウはあまり巣の周辺に居ない。これはまわりが騒がしいせいなのか。
代わりにキョウジョシギを撮る。この鳥も結構好き。
飛行機レースの会場はかなり遠いのだが、鳥撮影用の道具はこんな時も便利で、下の写真程度は撮ることができる。しかし躍動感の無いつまらない絵になる。カーレースの撮影と同じく、ポイントを決めて流し撮りなんだろうな。

2015年5月13日水曜日

土星と木星を撮る


台風が通り過ぎた後は大気が澄んで惑星が良く見えるので、仕事から戻って庭に望遠鏡を出す。
庭からは自宅が邪魔をして北極星が見えないから、方位磁石と傾斜計で極軸をだいたい合わせる。赤道儀のコントローラーもだいたいの設定で良いことにする。
惑星の撮影は一眼レフの動画モードで約1分間の動画(ムービー)を撮影し、パソコン上で1枚の静止画に合成する。望遠鏡で大きく拡大した惑星の像は、大気のゆらぎによってひずみ、膨張してゆらゆらと揺れて見えるので、こうした処理が必要になる。
口径200mm,焦点距離2000mmのシュミットカセグレン望遠鏡に焦点距離15mmの接眼レンズを使い、EOSkissX5で動画を撮る。X5のデジタルズームでさらに3倍に拡大。撮影時間約1分。フリーウェアのRegistax6を使って合成するが、X5はMOV形式のファイルを作成するので、これをJ無料ソフトFree Video to JPG Converterを使ってJpeg形式の静止画に分解する。RegistaxはAVIとmpeg形式の動画が読めるはずなのだが、コーデックの不適合で上手くいかないから、私は静止画に分解してしまう。1分間で1800枚ほどの静止画が作られるので、上位300枚ほどをソフトに選ばせて合成。
このソフトは奥が深い。使い方を研究しなくては。

2015年5月9日土曜日

オダマキ


 びーすけと歩いていたら面白い形の花があったので立ち止まる。ちょうどその家の方が手入れをされていたので、尋ねるとオダマキであると教えて頂いた。
なんとなく宇宙的な形をしている。昨年10月の月食の写真と合成してみた。オダマキ星人の来襲。
 今日は時おり小雨がぱらつく曇天で、寒くもなし暑くもなしと絶好の工作日和だった。先日来やっていたバイクのトランクのふたを支えるダンパーを取り付ける。
締めるときに少し力が必要になったが、荷物の出し入れの際に頭や手をふたにはさまれる心配がなくなった。鍵付きのかけがねを外すと、音も無くふたがすぅーっと開くのがちょっと高級感。

2015年5月6日水曜日

オオソリハシシギを撮りに行く


バイクのトランク用バンパー取り付けようと考えていたのだが、取り付け位置を慎重に選ばないと、まさに閉まらない話になるから図面を起こすことにした。
朝から頭痛がして身体が重い。風邪をひいたかなぁとか考えながらダラダラやっていたのだが、考えがまとまらない。こういう時はロクな仕事にならないから止めておこう。わかったのは作った部品はキャンチが長すぎるということ。
 頭痛は肩こりのせいかもしれない。こういう時はお風呂屋さんに行くと直ることがある(経験則)。
風呂屋とは方角が違うが、どうせバイクに乗るのだから谷津干潟に行ってみる。昨日チュウシャクシギの飛来を見たから、今日の夕刻も見ることができるかもしれない。
チュウシャクシギはだいぶ増えていて、オオソリハシシギもかなり増えているとの事。
夏羽のオオソリハシシギはいい色なので綺麗に撮りたかったがかなり遠く、今日は暗い。写真としてはダメダメだったので、フォトショップで額装や軸装をして遊ぶ。
干潟にはコアジサシも飛んでいたがやはり遠くて暗い。またコアジサシの猟を撮りたいなぁなどと考えつつ風呂屋に到着すると、巨大な駐車場が満杯ではないか。みんな連休疲れで肩こりなのか。すごすごと帰ったが、家の風呂に入ったらだいぶ元気が出た。

2015年5月5日火曜日

チュウシャクシギ到着の瞬間


 朝のびーさん → 作業小屋で工作(切出し) → 昼飯 → チョウゲンボウ撮影 → ホームセンターで買物 → 干潟にてチュウシャクシギ撮影 → 夕方のびーさん → 作業小屋で工作(組立) → 夕飯  という一日。
 チョウゲンボウが2羽(雌雄)が交錯するように飛んだ瞬間。雌が巣の前まで雄を呼びに来たらしい。
買物の帰りに干潟に立ち寄ったら、チュウシャクシギがまさに到着したところだった。2010年にもここで到着を待ったことがある。
着地点にめぼしをつけて2回ほど旋回してから着陸する。なかなか慎重だ。長旅ごくろうさまです。
今日は時間をみつけて、ジャイロキャノピーのトランクにダンパーを取り付けるためのステーを作っていた。ダンパーはamazonで購入した2本で900円の代物。多くのスクーターがシート下にヘルメットを格納するように作られているが、これはシートの開閉に使用するダンパーである。
午前中にアルミの平板とバー材,アングルを切断し、夕刻のびーさんの後でこれらを組み立てる。
明日元気だったらトランクに組み込むことにする。

2015年5月4日月曜日

時間を惜しむ


 少しぐずぐずしていたら9時をまわってしまったので、あわててびーすけ散歩に出かける。公園の花はきれいなのだが鳥影は無し。
加齢は脳みその働きをにぶくするが、私はCPUのクロックが落ちるイメージでこれをとらえている。
 クロックが落ちると毎秒の信号処理処理の数が減るので、私の体感上は視野から入る情報の処理がまばらになるから、あっという間に時間が過ぎるという時間感覚や、長い時間をかけたはずなのに生産性が低いという印象は、これが原因に違いないと思っているのだ。
 心拍数が少ない動物は長生きするという話もよく似た話に思える。どんな動物も一生の心拍数は同じなのではないかと考えるとちょっと面白いが、どんな動物も一生に処理できる信号の数は同じだというわけはないな。
ボケ防止のためにも、なるべく単位時間あたりに脳みそが処理する信号数を増やすように努めなくてはいけない。流れて去ってゆく時間を惜しんで、楽しまなくてはいけない。ごはんはゆっくり噛まなくてはいけない。
右と下は、夕刻近所のショッピングセンターで撮ったツバメ。