2017年12月31日日曜日

年末に月


 年末あわただしい中、夕飯前に庭で月を撮る。口径15cm、焦点距離1.8mのマクストフを使った。買ってからまだ日の浅い鏡筒だが、月と惑星のために用意したもの。
いずれもビデオカメラNexImage5で30秒ほど録画して、RegiStax6で静止画に合成した。録画ソフトはiCap2.3。解像度は640x480 ~ 2592x1944までいけるはずなんだが選択したものと保存されたものが違うといった謎がある。月の場合はRegistax上の強調処理はあまりかけない方が良いようだ。フォトショップでコントラストの調整を行ってシャープネスを少しかける。
上の写真はプラトーと虹の入り江付近。下の写真は湿りの海とガッセンディ。

2017年12月17日日曜日

出水にて鶴



鹿児島県出水市は、冬季に大量の鶴が飛来する。縁起の良い鳥だが田畑にも被害を及ぼすので、餌やりによって特定のエリアに集中させることにしたら、たくさん来るようになったのだそうだ。
 鶴にも数種類いて、最も数の多いのがナベヅルなのだが、人気はマナヅルらしい。左はマナヅルの歓談風景。
 これがナベヅル。マナヅルより小さく、目の周りに大きく赤い隈取が無い。
 こちらがマナヅル。家族でかたまって行動し、パートナーは一生添い遂げるらしい。毎年変えるオシドリとは対照的。
 この地でも希少なカナダヅル。バスの車窓から撮ったが、ちょっと遠すぎた。
バスに乗り、観察センターで下車する際に運転手さんから焼き芋スティックの割引券を頂いた。小腹がすいていたから早速バス停前の焼き芋屋で使う。店主は写真愛好家で、千葉から撮りに来たと言ったら色々教えてくださった。あそこの4羽のマナヅルがそろそろ飛び立つから狙えと言われたので、寒風吹きすさぶ中じっと我慢し、とうとう撮れたのがトリミング無の一番上の写真。ピッタリフレーミングしたらたいそうお褒め頂いた。

2017年12月12日火曜日

じっとしているミサゴ

四半期に一度とらなくてはならない有給休暇を消化する。年末を意識した家の掃除や照明器具のメンテなどを午前中。昼過ぎにホームセンターで買い物。帰り道に干潟に寄ったら学芸員さんがミサゴが杭にとまったまま全く動かないと教えてくれた。少々遠いがなんとか撮れた。

2017年12月10日日曜日

ヒマラヤザクラ


 公園に桜が咲いていた。調べると冬桜と呼ばれるものは数種類あるのだが、たぶんこれはヒマラヤザクラである。
 緑の葉と白い小さな花は、冬の景色の中ではけっこう目立ちそうなものだが、この木はなにげなく咲いているので見落としてしまう。

2017年12月9日土曜日

老犬


 びーすけ挙動不審。マテやヨシがわからなくなってきているようだ。
ゲートが開いていても、許可がなければ道路に出ることはけっしてなかったのだが、開いているとフラフラ出てしまう。
 何か不安そうで、力の無い声で良く鳴くようになった。また脚をうまく着地できないと転倒してしまう。
加齢によって徐々に弱っていくだろうとは覚悟していたが、こんなに急だとは思わなかった。
 白濁してきた目は良く見えないはずだが、ときどき遠くを見ているような表情をする。
身につまされるものがあるが、もうちっとがんばれ。

2017年12月3日日曜日

広角レンズ


望遠鏡に取り付ける軽量なカメラとしてキャノンのミラーレスは持っていたのだが、星撮り以外には使っていなかった。
旅行の際に持って行く撮影機材は、キャノンの一眼レフをメインとして、サブカメラとしてオリンパスのミラ-レスを持って行く場合が多かった。先日散歩中に転倒してペンタックスを少し痛めた。これを教訓に、キャノンのミラーレスをサブカメラとして持って行けば、メインカメラが事故った場合でも予備機として使うことができるのだと考えた。
キャノンのミラーレスをサブカメラとして積極的に使うことにして、広角レンズを用意した。11mmから22mmまでのズームレンズなのだが、今週末はこれを携えてびーすけと散歩。
私は望遠ばかり使ってきたから、もう一つ使い方がわからないのだが、人間の視界に近い風景が撮れるのだなぁというのが今日の感想。


アーチスト用防汚手袋

薬指と小指、小指から手首までの側面をカバーする手袋を購入。
Artist Anti-fouling Glove (アーチスト用防汚手袋)という名前で売っていた。これは、液晶画面にスタイラスペンで絵を描く人のためのものなのである。
スタイラスペンを使おうとすると、液晶画面に小指付け根から手首までの手のひら側面(この部分には「小指球」という名前がある)を置くことになる。画面を汚してしまったり、タブレット側がタッチされたと反応してしまったり、またガラス面は紙のように滑らないのでペンが使いまわせない、といった問題を解決するもの(らしい)。

2017年12月2日土曜日

シャガール展


 東京駅のステーションギャラリーでシャガールの展覧会が開かれていたのは知っていたのだが、開催期間が12月3日までということに気がついたのが1日の金曜日。日曜日は留守番で出かけられないから2日土曜日に行くことにする。
シャガールは深く冴えた青や暗い背景の中に、美しい赤や黄色が際立つ絵画を描く作家と認識していたのだが、彫像や塑像を集めた展覧会は珍しい。
展覧会は結構な人出だったが楽しめた。
観終わってから有楽町まで歩いて、秋田ふるさと館でいぶりがっこを2本購入する。最近これにはまっているのだ。
秋田のアンテナショップに寄って帰ると家人に言って出たら、仙台土産の「萩の月」を買ってきてほしいと言う。いや、秋田なんだってば!と思いつつ、秋田ふるさと館の入っている交通会館は各地物産があるので一応探す。見当たらないので東京駅まで戻ってから東北新幹線改札周辺の土産物屋も物色する。やはり見あたらない。
家の最寄り駅まで帰ってきてから喫茶店で一服する。

2017年11月26日日曜日

日が短いなぁ


 ここ数日は日差しがあって、今日も青空が見える。
びーすけとの散歩で見かける小鳥たち。特段珍しいものが居るわけではないが紅葉の背景と木漏れ日があるといい絵になる。
 仕事は一つ片づけると次が入ってくる感じで息が付けない。どたばたした中でインプラント手術も入ったから、来週火曜日の会議資料が間に合わなくなって週末に持ち帰ることになった。
部屋にこもってパソコンを使っていると、どこかに出かけて気晴らしがしたくなる。こういう時にピッタリな息抜き法を私は知らない。私の遊びは根を詰めるようなものばかりだ。
 日暮れ時になってようやく宿題が片付いた。日暮れ時と言っても日が短くなったから、まだ4時半。
これから1つくらいはイベントをこなせるはずだが、どうも今日は終わった感がしてしまう。まだやれるだけの時間が残されているのにあきらめてしまう心境は、晩秋の1日なら良いが、人生に擬えるとまずい。

2017年11月22日水曜日

デンタルインプラント


午後に行きつけの歯科医院で奥歯2個所のインプラント手術を受ける。医師+助手2名の作業だが、約1時間半かかった。
局部麻酔するので痛みは無い。表層の歯肉(2~3mm)をメスでめくって顎の骨を露出させ、ドリルでであけた穴に人工歯根を埋めるまでが本日の作業。顔全体を滅菌処理した紙でおおわれてしまうので工具は見えないが、作業スペースがとれないから、おそらく穴あけは通常の虫歯治療用のルーターの刃先を交換したものを使っている。
適当な穴が開いたら、チタン合金の人工歯根をねじ込む。ラチェットのようなカチカチ音がしたので、M4サイズのネジ込み型プラグアンカーである。抜歯して6カ月の部分と数年経過した部分の2個所に打ち込んだのだが、6カ月の部分は骨組織が弱いので深めに打ち込んだらしい。もう少しで神経に触る手前で止めたとの事。
何もせずに寝ているだけなのだが、さすがに作業中は緊張したらしく、術後に疲労感を覚える。

2017年11月11日土曜日

抱返り渓谷

秋田研修会の翌日、角館に近い抱返り渓谷を散策。ヤマセミやカワガラスがここで撮られて記録を見かけたので400mmを携えたが鳥影なし。ヤマセミとミソサザイ(らしき)を確認するのみ。
早朝だったので人がすくなくて快適。途中から雲も切れて青空ものぞく。
見るからに恐ろしい右の植物は、帰ってから調べるとマムシグサという名の毒のある多年草。秋田ではヘビノバッコの名もあるとWikiにあったから、こちらでは珍しく無いらしい。
昼過ぎの新幹線で帰宅。

2017年11月10日金曜日

角館


 出入り先の研修旅行で秋田に出かける。
昼頃に角館に集合して、現地の方の案内で古民家を半日散策する。
北国だから、紅葉のピークはとうに過ぎて、そろそろ降雪期というタイミングだったのだが、モミジなどは残っていた。
 観光資源はそれほど多くは無い。その分ゆっくりとまわることができたとも言える。枝垂桜の名所だそうだから、春に来ると楽しそうだ。
 巡った東北小藩の中・下級武士の屋敷群は、どれもつつましい建物だった。室内に影絵を投影する欄間は、雪に降りこまれて採光が難しい地方の生活を偲ばせる。
 秋田は良いところだなあ。いぶりがっこ(囲炉裏でいぶした大根の沢庵)が美味しい。

2017年11月5日日曜日

クロコノマチョウ


 クロコノマチョウという蝶である。温暖化のせいで北上している蝶のひとつ。びーすけと朝の散歩をしていたら、足元から突然飛び立った。かなり寒くなってきて大型の蝶を見かけなくなったから、思わず追いかけたら暗い落ち葉の中でじっとしていた。
キタテハだろうと撮った写真だったが、家で良く見るとどうも違う。
 三男の友人に生物が好きで詳しい子が居る。写真を鑑定してもらったところ、クロコノマチョウではないかとのお見立であった。
ネットで確認するとまず間違いない。Wikiには、擬態に自信がありすぎて動きが鈍いとある。これもずいぶんな言い方だが、確かに緩慢な動きだったが、私は寒さのせいだろうと思っていた。
 昨日と今日、続けて同じ場所でジョウビタキ雄を見かける。また家に遊びにこないかな。