エネルギー不足

木曜日の晩に千葉の真ん中まで星の写真を撮りに行った。金曜日を休みにしていたからなのだが、珍しく天気が良い。

先月の日中に下見をしていた場所だが、夜に来たのは初めてだ。思ったよりも明るい。特に展望台は遠くの町灯りがストレートに届いている。上の写真は天頂付近だが、下側が町灯りで被っている。かろうじて冬の銀河が写っているものの、この場所は使えないかも。むしろ展望台下の駐車場の方が盆地なので周辺光の影響が緩和されている。下の写真だがこちらの方がコントラストが出ている。

本当は望遠鏡の直焦点撮影をしたかったのだが、バッテリーを忘れるという致命的なエラー。昨今の赤道儀は手動では動かせない。帰り道はガソリン警告灯が付きっぱなしになってしまい、高速道路をひやひやしながら帰ることになった。本日はエネルギー不足に泣いた日。

ひさしぶりの晴れ

最近ではめずらしい好天。
仕事が立て込んで週末も家で原稿を書く。こういう状況は好ましくは無いが、それほど嫌だとも思わない。30年以上サラリーマンやっているせいなのか。時間で働いているわけでは無いというプライドなのか。
しかし最近ちょっと問題だなと思うのは、なんとなく自分に覇気が無いことだ。歳のせいなのだろうが、単純なことをこなすのに思った以上に時間を要してしまい、そういう自分に腹を立てるでもなく、不足した時間を胡麻化そうとするでもなく、しょうがないなぁという状況をぼんやりと傍観している自分に気がつく。

叔父を見舞う

叔父の見舞いに埼玉まで出向く。老人ホームに入っていたのだが、自力で食事がとれなくなって入院したとの事なので様子を見に行った。

点滴で命を繋いでいるのだが、この点滴にも積極的なものとそうでないものがあるのだそうだ。入院直後ということもあって、積極的な（治療・回復）を狙ったものを入れている。この日の叔父は甥の私を認識できた。以前ホームで会ったおりは怪しかったから、明らかにあの時よりも意識がはっきりしている。どうも喜んでいいのか悲しんでいいのかわからない状況ではある。