2011年2月13日日曜日

バターを作る


 友人が遊びに来るので、いつもより早い朝のびーさん。路面は凍結し、梢には大きな水滴がぶら下がっている。水滴に光る朝日が良い感じなので撮っておいたのだが、PCで確認するとカメラ絞りの形状のせいで光条が六角形に写っている。金平糖が木になっているようだ。
 あまり早い時間だと鳥に会えないことがある。統計的検証に基づくものでは無いがなんとなく経験則。やっぱりだめかなぁと思っていたら、ルリビタキ雌が現れてくれた。
今日の彼女は採餌というより飛び回って遊んでいるように見えた。 左の2枚はトリミングしたが、下はノートリミング。とても近い。低く清浄な朝の陽光に羽の色が映える。
 梅の木にはメジロが居た。紅梅、白梅各一枚。定番。
 午後はバターを作った(下図)。数日冷蔵庫に静置していたノンホモ牛乳。比重の軽い脂肪分が上に溜まっている。この脂肪分の高い牛乳部分をペットボトルに入れてよく振る。ひたすら振る。さすればバターができるはずであった。けっこう疲れる作業のようだ(私は見ていただけ)が、いっこうにバターはできない。かなりがんばって、わずかにペットボトルの周壁に酒カスのようなカタマリが付着。冷やすと良いのではないかという意見を採用して、再度冷蔵庫へ、そしてさらに振るがやはりはかばかしくない。
いいかげん振る振る男が嫌になった頃、ネットでミキサーを使うという記事を見つけさっそく試行。ミキサーの威力すさまじく、小さく跳ねるミルクの中からカタマリが現れて、みるみるボウルにバターが溜まった。
当初苦労して振っていた係りが、良く調べないでとりかかるからだと苦情を申し立てたのだが、塩味を加えて試食したところ、風味がある等一番肯定的評価を下したのは件の彼であった。私は市販のバターとの違いが良くわからなかったのだが、苦労が最上の調味料ということなのではないかと考える。

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