2011年2月24日木曜日

OLYMPUS PEN E-P1


 昨日の仕事帰りに駅前の家電量販店に寄ったら、PENが安売りされていた。付属品の一部に欠品がある展示品と説明があるが半値以下ではないか。先日AR.Droneに化けてしまった貯金は、本来これに充てられる予定だったのだ。この運命的な出会いは私をひどく動揺させた。
結局買ってしまった。今日は仕事で京都経由、奈良まで出かけたので、さっそく携える。しかし付属のレンズは17mm単焦点。広角からのズームレンズは持っているものの広角側なぞ使ったことが無い。日頃は鳥の写真ばかりだから、超望遠しか馴染みが無いのだ。ひるがえって変則的な写真ライフであったとしみじみする。何をどう撮ったらいいのかなぁと考えつつ、とりあえず足元から。基本ですよね。てっちゃん気取りで乗ってきた電車なども撮ってみる。面白くもなんともない。
用向きが終わった帰り道の京都駅で、そういえば京都駅ビルは巨大な吹き抜けがあったなぁと思い出して、電車待ちの間に数枚撮ったのが下の写真。巨大な天井を見上げて撮ったのだから、本当は左側が下なのだが、この方が面白い。PENはマイクロフォーサーズと呼ばれる規格の小さな撮像素子を使っているので本来画角がとても小さい。もっと広角だとよかったのだが..とか思ってしまったよ。 
使ってきたEOSkissX2とPentaxk-xは、一眼レフとしては高級機ではないから、値段は安いものの金属ベースボディのPENの方がずっと質感はよろしい。何を撮るのかというところはちょっと考え無しだったのだが所有の充足感は高いのである。昨今はこういう愚かな事を言っていても大目に見てもらえるご時勢ではないのかとか自分に言い訳しつつ、政治も経済も混迷しているが小市民は暢気であるなと考える。
マニュアルを読んでいて、顔検出の項に「被写体によっては、顔が検出できないことがあります」とあって笑ってしまった。

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