2011年5月4日水曜日

キョウジョシギを撮る


 連休は何処へも出かけずに作業小屋にこもるというのも家人のうけが悪いかもしれないとちょっと気にする。子供たちは勝手にさせたほうが良い年齢に達しているから、干潟に行こうと家内を誘い、なんやかやの末、結局友人の車で連れて行ってもらうことになった。
私はキョウジョシギという鳥を撮りたかったので干潟に行きたかった。昨年撮ろうとした時にはシーズンを過ぎてしまい、図鑑を見ては撮りたいなぁと思っていたのだ。和名は京女鴫といい感じなんだが英名はTurnstone。石をひっくり返して餌をさがすやつということらしいが、これはちょっとひどうおすえ。
今日の干潟には色々な鳥が居て、1枚目の手前にはハマシギ、3枚目の手前にはメダイチドリ(ピンボケ)が写っている。左はオオソリハシシギ。
2枚目のキョウジョシギ飛翔姿だけはSIGMA120-400+EOSだが、それ以外はBORG100EDにオートフォーカステレコンを介してPentaxk-xで撮ったもの。焦点距離は640×1.7= 1088mm、35mm換算では1632mmの望遠だが、全てトリミングした。この干潟はとても広いから撮影対象もえらく遠くなる。
 左のダイゼンはかなりトリミングしたが、天気が良ければなんとか様子がわかる絵になる。かわいい目をしていることがわかった。
ここからはいつものEOSで撮影。
干潟の隅にある淡水池に居たハシビロガモ雄が、雌にちょっかいを出している瞬間。気に障ることがあったのか、そういうシーズンなのかはわからないが、このカモはひどく間の抜けた顔をしているので、雌雄のドタバタが荒っぽい寸劇のように思える。
 昨シーズンと同じようにセイタカシギが卵をあたためている。同じように繰り返されることが実は貴重なことだと最近は思う。
 干潟の帰りに古いショッピングセンターに寄ってもらう。買い物では無くツバメを見るため。家内と友人と一緒に、しばし人を恐れないツバメを至近距離で堪能。高速飛翔生物らしい精悍な顔つきをしている。ショッピングセンターは外壁を塗りなおしたらしく、昨年まであった巣の多くは取り払われてしまっていた。2組のツガイが懸命に新居を造営中なので、また様子を見に来ようと思う。

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