2009年5月31日日曜日

トリトマのない話

午前中のびーさんの拾い物。右下は「トリトマ」という花。別名「トーチリリー」。どなたかが公園に植えたもの。ビーカー洗いか試験管洗いのように見えたので撮ってみた。試験管洗いのように見える花は、ブラシの木をはじめとして、結構あるようだ。トリトマはこの検索ではひっかからなかった。


カワラヒワを公園で見つける。久しぶりだな。


別の公園でメジロやシジュウカラも発見。よく撮る被写体だけれど新緑の中だとちょっと趣が違うかも。遠かったのでこれらはトリミングしています。今日の午後は代々木まで所用で出かけたのだが、シジュウカラの声を何度か耳にした。明治神宮も近いし、あのあたりは緑が多い。

2009年5月30日土曜日

トビ

仕事で鹿児島市に出張。アポイントメントの時間から逆算すれば普通に出かけて十分という出立時刻を大幅に前倒しして家を5時に出る。おかげで用向きの前に城山に登ることができた。
城山は鹿児島市の背面にある100m程度の丘なのだが亜熱帯性植物の豊富な楽しい遊歩道があった。頂上からは鹿児島市内と桜島が一望できる。その光景の中をトビがゆっくりと旋回していた。


帰りの飛行機を晩い便にして桜島に渡る。片道15分-運賃150と円と非常に近いのだが、やはり仕事のついでというのはあわただしくてゆとりが無い。
トビもまた珍しい鳥ではなく、関東でも漁港に行けば普通に見ることができる鳥だろう。私の鳥写真は、散歩ついでから始まっているので、ために遠征することは基本的にない。しかし1時間にも満たない島の滞在時間の中で、目の前の電柱にトビがとまってくれたことが私に大変な幸運を得たような気持ちにする。これは鳥の写真に固執しているおかげなのだと思った。

2009年5月23日土曜日

試運転

工作の試運転。家の近くの水路でガン形カメラを使ってみる。人通りはわりとあったが不審者の扱いは受けない。心配して損した。
ムクドリとツバメが並んでいるところを撮る。ハイスピードのおかげです。

三男の授業を参観する。校舎を出ると校門の横の用水に睡蓮が咲いていた。写真にすると綺麗に見えるものだと感心した。午後に父の墓参がてら公園の花菖蒲を母と見に行く。まだ満開ではなかったが...

2009年5月19日火曜日

カワウの顔(その2)


画題「カワウさまの肖像」  威成殿作
カワウさまは、カリブ海のとある小さな島におられる王家の血筋の一羽。この肖像画は、ご自身の体長の3倍に及ぶという魚を飲みこむ快挙を記念して描かれました。
考証
体長の3倍というのは、よくある誇張された逸話の類と考えるべきであろう。しかしそれ以上にこの絵の由来云々の信憑性を損なっているのは、カワウはカリブ海に棲息していないという生物学的な矛盾である。

2009年5月17日日曜日

カワウの顔

風も強いし小雨がぱらつくこともある。そんな空模様の下、私とびーすけは家内をお供に朝の散歩をしておった。家内はお米を買いに行くというので、帰りの運搬を考えて自転車を出してきた。押しながら一緒に歩く。水路のそばにさしかかると数匹のカワウが泳いでいた。
とりあえず買物が済むのを待って、家内にびーすけを引き渡し、私はお米と共に自転車でいそいで帰って水路に出直す。 再度の出動にはバイクを使い、640mmの望遠鏡+カメラセットの私の最大装備で臨むことにした。


これだけの努力をすれば報われるのは当然であって、カワウは水路から上がって羽を広げるのでした。おぉおぉ...喫水線より下を見たのも初めてだよ。
640mmの画角は、カワウが羽を広げるとちょうど一杯くらいになった。顔のクローズアップはトリミングしたものだが、エメラルドグリーンの瞳がエキゾチックなやつだぜ。


このカワウは夏羽に生え変わる途中のようで、頭部に白いものがちらほら見えます。

工作の続き

一眼レフ用望遠レンズを望遠鏡化したものから組立てキットの望遠鏡に載せかえた。接眼レンズは天体用のPL32mmを使うことにする。直径50mmのレンズの紙製筒は天体用の接眼レンズの重さに負けてたわんでしまう。安い接眼レンズ(3800円)なんだけど、それでも望遠鏡本体より高いからなぁ。重さも値段も大きいのである。筒が問題だな。まだまだ改善の余地がある。しかしこのキットは接眼レンズの性能もあるけれど良く見える。


この50mmレンズの望遠鏡(以降はAC50と呼ぶことにします)は、有効径50mmで焦点距離175mmだからF3.5の光学系。これに焦点距離32mmの接眼レンズを用いると、倍率は175/32=5.47倍の望遠鏡になる。
一方カメラ側CASIO FC100は5倍の光学ズームを内臓している。35mmフィルム換算で37mm~185mmのズームレンズ。そこで気になるのが、FC100の内臓している光学ズームx5と、AC50によるX5.47のどちらが良く写るのか..なのだけれど、当然AC50方がレンズの有効径(直径)が大きい分だけ有利。2800円の望遠鏡レンズあなどり難し。



画角の比較をするために並べてみましたが、赤文字の数値は35mmフイルム換算の焦点距離です。AC50を使った場合の換算合成焦点距離は、近側=175X37/26=202mm 遠側=175X185/26=1012mmとしました。BORG640mmは、640X1.622=1038mmになるはずですが、もう少し小さい感じ。なんか勘違いしているのかもしれない。

2009年5月10日日曜日

アゲハが飛んでいるよ

ガンカメラは光軸がズレているようだ。調整しようとしたのだが、古い望遠レンズと接眼レンズの間がすぐにズレてしまう。左下は試写の結果だが芳しくない。望遠レンズをあきらめて、下右図の子供向けの望遠鏡キット(2800円)の採用を検討する。紙筒にD=50mm f=175mmのアクロマートレンズという簡易なものだがよく見える。付属の接眼レンズは力不足なので天体用のものを転用すればいい。望遠鏡と接眼レンズが一体化するから、光軸はカメラと望遠鏡の間だけ調整すればよいことになる。

先週末から蝶が飛び始めている。これは一眼レフで撮ったもの。アゲハは木に集まるので、目星をつけた木のそばで、びーすけとじっと待つ。クロアゲハとアオスジアゲハをゲット。

水路をびーすけと歩いていたら、いつもシギやコチドリの居るところにカワラヒワを見かけました。ひさしぶりだね。
キアシシギの写真を帰って確認したら足環が写っている。カラーリングとフラッグから、谷津干潟で放鳥されたものらしいことがわかります。一応、報告のメールを入れておくことにしました。

2009年5月9日土曜日

ツバメの巣

近所の商店街で使われているツバメの巣を見つける。卵がまだかえっていないらしく親鳥が温めている。私が写真を撮っていると、もう一羽がやってきてケーブルにとまった。警戒しているのだろうから早々に退散することにした。


びーすけの好きなベンチ。私が座るとやってきてこのような甘え方をする。もう一枚は公園で見かけたトカゲ。いろいろな生き物が出てくる季節である。


左は母の誕生日のお祝いに昼食をとった割烹旅館。カツオとカニが美味しかった。増築を繰り返した建物群のうちのひとつが、母の父親つまり私の祖父が設計したものだそうで昭和8年の築。当時6歳の母は足場のかかった現場に父親と訪れた記憶があるという。その棟が最近有形文化財に指定されたとの事。女将にゆかりを話したら内部を丁寧に案内してくださった。この建物を大切に使っていると言われて感動する。祖父も幸せである。

2009年5月6日水曜日

GW5日目(最終日、できました一応...)

カシオのハイスピードカメラはコンパクトタイプであるためファインダーが無く、両手で持って背面の液晶を見ながら構図をとることになる。この方法だと光学ズームを望縁側いっぱいにすると何処を狙っているのかわからなくなってしまう。そこで銃のように狙う方法を採用することにして下図を工作した。ついでに、カメラのズームでは物足りないから古いズームレンズに天体望遠鏡用の接眼レンズを取り付け、この後ろにカメラを配置してコリメート方式と呼ばれる拡大撮影ができるようにしてある。液晶画面には天地が逆の像が出るので、照準器(ダットサイト)を取り付けた。


肩にあてる木製の銃床(ストックと呼ぶらしい)の中古品を3000円で購入。レミントンという米国の銃メーカーの部品だが、木目と彫刻が美しい。これにシナの木を削ってアタッチメントを作り5mm厚のアルミバーを取り付ける。アルミバーの上に光学製品を配置した。
銃の引き金にあたる部分にカメラ用のレリーズのスイッチを取り付け、カメラシャッターまでレリーズケーブルがつながっている。カメラ本体はワンウェイシフターという微動装置を介してアルミバーに取り付けられているから、接眼レンズに対して光軸方向に動かすことができる。
と、まぁこんなことをGWの間、ずーっとやってたんですが、愛鳥家の徘徊するエリアに、銃もどきを引っ提げた輩がうろうろするのはいかがなものか..とか、飛行機の手荷物には入れられない代物...とか、反社会的な道具を作ってしまったのではないかと少し心配してます。
あいにくの雨でテストができません。今週末が楽しみ。

2009年5月5日火曜日

GW4日目(予告)

びーさんの途中から小雨が降り出して、今日は一日雨になった。工作は大詰めを迎え、大きな骨格は完成し小部品と微調整を残す。明日お披露目します。今日は予告のみ。

2009年5月4日月曜日

とちのき

あさのびーさんにて、鳥はいないかと上ばかり見ていたら、大きなトチノキの下でシジュウカラの声が聞こえる。新緑の青々とした葉を透過して陽光が見える。その中に白い塔のような花をつけている。シジュウカラはどうでもよくなって(珍しくもないし)、トチノキを撮ることにした。鳥用の望遠レンズしかもっていなかったので、こういう絵になってしまった。


今日も一日工作。明日には完成(予定)。二度ほど勘違いで失敗する。まぁ遊びだからいいんだ。くよくよしないで楽しむこと。
びーすけは私をじっと見ながら遊んでくれぃ、と目で訴えている。だいぶ遅くなってびーさんに出かける。明日は天気がくずれるらしく雲が多くなってきている。


びーさんの帰り道、家に近づいたあたりで上を見上げると雲の切れ目に月が見える。どうも私は上ばかり見て歩いているが、そのうち車にはねられるのではないか。
先日から口径10cmの天体望遠鏡で月の写真を撮っている。びーさんから帰着すると月が雲の間を見え隠れしているので今日も撮る。日頃鳥用に使っている2Xテレコンを望遠鏡に付けてみることにした。焦点距離640mmとテレコンで1280mmに伸ばした2つの画像を並べたが、これらはトリミングしていない。1280mmにしてもあまり劣化していないと思う。雨の海の中にあるアルキメデス、ちょうど真ん中あたりにコペルニクスといった大クレーターが見える。

2009年5月3日日曜日

GW2日目

近所のビーグル(2歳の女の子)と遊ぶびーすけの図。ちょっと及び腰な感じがおかしい。びーすけは幼犬や子犬に対しても非常に寛容だから、安心して見ていられます。
今日は一日工作に励んだ。何もかも忘れて打ち込んだ成果は後日発表予定。

公園の花が楽しい。家の前の公園は市の持ち物だが、近所の人が勝手に色々な花を植える。1枚はシランという花らしいが、もう1枚の花の名前はわからない。鳥と違って図鑑で調べようというまでの気合は、花の場合は入らない。


ん! 昨日と同じ写真か?と思うかもしれませんが、月は今日の月。月齢が少し進んでいます。赤い花はストロベリーキャンドルという名前であることがわかって、天気も良いから同じアングルで再度撮ってみたもの。こっちの方がはるかに良いと思います。