薄い雲が全天を覆っていて、満月には暈(かさ)がかかっている。スカッとした星空を久しく見ていない。水っぽい夏だよなぁ。雲のために満月と木星しか天体は見えない。まぁなんとか撮影。満月は一晩中全天を照らしてしまうので望遠鏡を出す日では無いと考えていたし、月を撮影対象としたとしても、満月は正面から太陽光を浴びているので立体的に見えるクレーターが無いから、これまで撮ろうと思ったことがなかった。マクストフは小さな望遠鏡なので、サッとバルコニーに持ち出せる。機動力のある望遠鏡はやっぱりいいなぁ。ティコ(下方にある大クレーター)がこんなに目だって見えるんだね。マクストフの直焦点撮影だと、月の直径がちょうど画角の短辺長さ(上下)からわずかに短いのでぴったり納まる。絵的には大きすぎ。
さすがに木星はもひとつですな。長焦点とは言え、直焦撮影では拡大率が足りない。この絵は木星を中心に640X480ピクセルで切り出したトリミングです。
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