2009年11月29日日曜日

ヒョウモン?

散歩の途中で蝶に会う。今日は日差しがあればまだしも、かげるとひどく寒い。そんな散歩の途中で蝶に会う。動きも緩慢で、近寄ってもなかなか逃げない。レンズ越しに拡大された姿を観察すると、全体に白っぽく翅の柄がぼんやりしている。鱗粉がとれてしまったんだろう。前翅はツマグロヒョウモンのようだが、後翅の端部の特徴が違う。ヒョウモンの類ではあるのだろう。こいつは今日限りか、明日も飛べるのか...そんなことを考えると、ちょっと感傷的になる。


鮮やかなジョウビタキの姿を一瞬認めるもののシャッターは間に合わなかった。今日の成果はコゲラだけ。
体調ももう一つなので屋外の工作は自粛。家の中で半田付けをすることにした。バイク電装品の試験用に12Vから14Vくらいを供給できる可変電源を作ろうと思って失敗。可変抵抗が過負荷で小さな火を出してあわてた。すっかり自信を無くしたので、DCコンバーターを利用したキットを買うことにした。

2009年11月28日土曜日

ジョウビタキ(雄)

公園の紅葉も今週末あたりが最盛期か。もち歩いているのが望遠レンズだから、こういうものを撮るのは少々厳しい。 これはフユザクラだろうか。よく見るときれいなのだが、あまり目立たない。


メジロを見かけることが多くなった。右はジョウビタキの雄。昨冬から家の周囲で見かけるジョウビタキはすべて雌だったので珍しい。「おぉ」と興奮してびーすけを近くの木に繋いでいる間にどっかへ行ってしまいました。

2009年11月27日金曜日

赤坂迎賓館

仕事のついでに一般開放している赤坂迎賓館に立ち寄る。開放といっても庭から間近に外観を観れるだけで建物の中には入れてもらえない。それでも簡単な手荷物検査があった。
帰宅してから迎賓館を調べる。コンドルの弟子である片山東熊の設計により明治42年の築。意外だったのは、そもそもこの建物は皇太子の住居だったという事。その後国立国会図書館や裁判所など様々な用途に転用され、昭和49年に村野藤吾により迎賓館として改修されている。図書館か、マンガや雑誌を読んだり学生が宿題したりするような図書館では無かったのだろうなぁ。知識が有産階級のものだった時代。建築史はまるで..なんだが、この建物がネオバロック様式とされ、ネオバロックが帝国主義的との説明を読むと、なるほどと思ったりもする。
正面には菊の御紋。屋根には鎧武者が飾られている事を同行した方から教えられる。巧みに取り込まれているので気がつかなかった。


ギマールの地下鉄の駅入口を連想させる軽やかな庇が両袖に付いていたりする。全体の重厚さの中に少々違和感。この建物が迎賓館になる前は、日本のアールデコの代表と言われる旧朝香宮邸(東京庭園美術館)が迎賓館として使われていたらしい。賓客を泊める所だからちょっと優しい感じも欲しいという事だろうか。
延々と長いアプローチの途中にある門の装飾はアカンザス。


どこが改修時に加えられたものなのだろうと考えながら写真を眺める。もそっと詳しい解説本を手に入れるか..というところまでの興味は無いが、面白い建物ではありました。

2009年11月23日月曜日

ハイマウントストップランプ

公園のイチョウが黄金色に輝いていた。宮沢賢治の「どんぐりと山猫」を思い出す。イチョウを愛でつつびーすけとさらに歩みを進めると小さな鳥影が目の前をよぎった。アオジだなぁ。今シーズン初。


シジュウカラの声を聞いて暗い木立の中を撮る。撮影条件としては悪かったのだが面白い絵になったと思う。公園から水路へ出ると、一昨日見つけたキンクロハジロの雌雄(たぶん)を確認。


午後にびーすけを洗う。尻尾が白くなったよお前。ウッドデッキにかまきりを発見する。雌だと思われるがお腹が大きいから産卵前か。ちょっと出遅れてるんじゃないのかなぁ。のんびりしたおかーさんか。


愛用原付「ジャイロキャノピー」にステレオを搭載するプロジェクトを進めていたら電力事情が心配になった。電圧計を付けているのだが、ウィンカーやストップランプを点灯すると電圧低下が著しい。そこでステレオ搭載の前に省電力化を行うことにした。まずは簡単なところでハイマウントストップランプのLED化。LEDと抵抗は手持ちのものがあったから出費は無い。1袋200円10個入りの高輝度赤色LED7000mcd(広角タイプ)をユニバーサル基板の上に並べて抵抗と直列にしたものをバルブ球の代わりにするだけ。寸法を勘違いしてLED列が左に寄って付いてしまったのはご愛嬌ということで。

2009年11月21日土曜日

キンクロハジロ

オナガガモとカルガモの中に、黒いカモが一羽。金色の目とクチバシの先が少し黒い。キンクロハジロだろう。黒目が点状で、あずまひでおのマンガに出てきそうなとぼけた顔だ。右は最近よく見かけるセキレイ。

メジロがいた。びーすけをほったらかしてしばらく撮る。


ツグミが木立の中。びーすけは藪の中。

2009年11月15日日曜日

CPLフィルターを試す

午前中のびーさんに400mmの望遠を携える。今日はCPLフィルターを試す。これは偏光フィルターで、青空をより青く写す..とか、ショーウィンドウのガラスの反射や水面の反射など、被写体の反射光をカットする目的で使われる。CPLのCはサーキュラーで、このフィルターは二重構造になっており回転できるようになっている。フィルターを回転させて被写体の色が最もよく出るところを探してシャッターを切るのだが、なかなか悠長な仕組のフィルターだ。視野がかなり暗くなるので、望遠を使って早いシャッターを使いたい鳥写真にはそもそも向かない。風景写真用だったね。


とはいえ、家に帰ってPCで確認してみると、いつもと同じ被写体でも違った感じになるのが面白い。陽光反射を除くもののようだから、色あいが強く出てはっきりした感じの絵になるような気がする。


午後は工作。アルミアングル材の中に押しバネを組み込んだものを作った。中途半端なところで、びーすけが夕方の散歩に行こうとうるさいから、とりあえず素組みして機能を確認した。これは一体何でしょう?ってもったい付けるほどのもんでも無いのだけど。来週完成予定。

2009年11月14日土曜日

博物館の池



子供と博物館の体験講座に参加。道の混雑を警戒したら早く着きすぎた。強風の中を時折激しく雨が降るような天気だったのだが、到着した時は降っていなかったから博物館の庭を散策。噴水のある池があって、ハスがたくさん浮かんでいた。私のカワセミアンテナが進化したのだろうか...ここでもカワセミを見ることができた。濡らしても惜しくない200mmの望遠を付けていったのだがパワー不足。捲土重来を期す。

2009年11月10日火曜日

福岡出張

昨日福岡まで出向いた。福岡空港から用務先に直行し、仕事を済ませたらさっさと帰ってきてしまったから、単に移動が長かったというだけ。少し早めに羽田に入ってコーヒーを飲んでいたら、滑走路の向こう側で、かなり大きな鳥が旋回しているではないか。猛禽だと確信したので手持ちのデジカメでとりあえず撮っておく。帰って画像を拡大したら、やっぱりワシタカの類のようだ。少し前に話題になったバードストライク(飛行機のエンジンに鳥が吸い込まれる事故)が心配。人間の勝手な都合なんだが、他所に行った方がいいぞ、と届かないつぶやき。
機上から見る山々の紅葉。写真の発色が変なのだが、これはこれで面白いかも。

2009年11月7日土曜日

隣町の浜辺で

所用のついでに隣町の浜辺に寄ってみることにした。浜辺に出る前の用水路の橋桁の下でイソヒヨドリを見つける。日陰の黒いシルエットだから上手に撮れなかったが、PCで調整すると胸の赤い青い鳥であることがわかる。鹿児島で撮りそこなったからちょっと嬉しい。珍しい鳥では無いはずなんだが縁がなかった。
ミヤコドリが見たかったのだが発見できず。浜にはカモメとシギが実にたくさん居る。カメラマン2名が撮影していたので、邪魔しないようにと鳥との距離を気にしていたのだが、彼らは無造作に移動するようなので私も気にしないことにする。


左下の黒い水鳥はオオバンだと思う。先日バンを撮ったが、バンのクチバシは赤くオオバンのクチバシは白い。シルエットも良く似ているし、共にクイナ科の鳥だ。水かきを持たない水辺を歩き廻る水鳥を渉禽(しょうきん)と呼び、水かきで水上を泳ぐ水鳥を水禽(すいきん)と呼ぶのだそうだ。バンは渉禽でオオバンは水禽というわけか。
右下写真の黒い水鳥はスズガモかな。オオバンと一緒に泳いでいた。こいつらは黒い鳥集団。


打ち上げられたアオサの上にタヒバリを見つける。タヒバリはヒバリ科ではなくセキレイ科。セグロセキレイも近くに居たがシルエットが良く似ている。潮風にあたりながら浜をうろついていたら、あっという間に日が傾いてきた。

冬の小鳥

朝のびーさんでジョウビタキ雌を見つける。水路の反対側だったのでかなり遠い。スズメの群れと一緒だったせいもあるが、望遠レンズのファインダーからようやくジョウビタキであることを確認。ひさしぶりだなぁ。昨冬は楽しませてもらいました。今季初ショットの背景はひどく殺風景。


水路はオナガガモとカルガモが多い。これはちょっと周囲のカモと色合いが違うので撮っておいたのだが、たぶんヒドリガモの雄だと思う。カワラヒワは1年を通して見ることができるが、発見率に波があるような気がする。

2009年11月4日水曜日

アンテナのお礼を頂く

ループアンテナは受信感度をかなり改善したそうだ。お礼にと、昼休みにお寿司とコーヒーをごちそうになった。美味しかった。製作プロセスも十分楽しかったしね。ちょうじょう重畳...
昼から所用で末広町に出向き、その後小川町に移動、近いので歩くことにした。途中で昌平橋を渡ると、神田川沿いにお茶の水の聖橋が見える。聖橋は夜もアーチ形の橋脚がライトアップされていい感じなのだが、日中見ても面白い絵だ。遠くに近代建築がそびえ、手前にいかにも下町という古い家屋が水際に並ぶ、聖橋と丸の内線の鉄橋は、あたかも両者の境界線であるかのようにも見える。
小川町の用件が済んでから、さらに水道橋まで歩いた。昨日に続いて今日もよく歩く。