2011年8月27日土曜日

完成と反省(簡易赤道儀の作製その4)


 びーすけと散歩していたら、モンシロチョウがクモの巣につかまってもがいていた。かわいそうな気もするが、手を出すものでもない。


夕方までかかって簡易赤道儀を一応完成させる。後の修理やバージョンアップを考えて接着剤の使用を限定したが、厚板と長めのビスでがっちりしたものができた。ちょっと重い。
夜に雲が切れて星が見えたから、北側バルコニーに出してPentaxK-xを搭載してみる。ここで気が付いたのだが、方位コンパスで偏角(真北と磁北のズレ)を考慮して真北にあわせようとしたら、内臓のモーターの永久磁石のせいでコンパスが役に立たない。仕方ないから北極星でだいたいの向きを合わせることになった。北側バルコニーは2階のキッチンのための簡易な造りなのでちょっと揺れるが、北極星は見える。実際に使いたかった南側バルコニーは北極星が見えない。ちょっと困った。 
北側バルコニーからカシオペアを写す。何枚か撮ってみると、高速道路の明かりが激しくかぶって、あまり露出すると真っ白になってしまう。ISO1600で30秒28mm広角レンズ、モーターをオンとオフで比較。オフの方が星像が流れているから、まぁ..ちゃんと動いていそうだ。数分の露出に耐えてくれればいいのだが、ギアの遊びが大きいのが気になる。

 ちゃんとモーターがカメラ台に回転を伝えているかをチェックしたところ。待ち針を刺して2時間ほど動かしてみる。約30度ほど回ったことが確認できたから、少なくとも空荷であれば動くのである。
この装置は気が向いたら使うことにして、簡易赤道儀バージョン2を作ろう。


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