2012年12月31日月曜日

火の鳥

2012年の最終日。自分の机の周りの片付けで一日終わってしまった。そういえば仕事場の机は散らかし放題のままだった。仕事納めの日も外で会議があったからなぁ。
ブログを見直すと一年前の日と、ついこの間の日の感覚が判然としない。どちらも同じような時間的距離感になってしまっている。これも老化なのかもしれない。
夕刻のびーさんで、樹上のヒヨドリが飛び立った瞬間に夕日を受けて赤く輝いた。火の鳥が撮れて来年も良い年になりそうな気がする。

2012年12月29日土曜日

シャボン玉


 エナガとカワラヒワは居たものの、今日の公園は鳥影乏しい。せっかく晴れたのに。
しかたなくというわけでもないのだが、親子連れが遊んでいたシャボン玉を望遠レンズで狙った。帰ってから拡大してみると、当たり前の話なのだがシャボン玉には世界が映っている。
 先日ムラサキツバメとしてアップした画像は、ムラサキシジミであった。ブログを見ていてくださっている方から教えて頂く。尾状突起の有無で見分けることができるのだそうだ。あの日以来ムラサキ君を見つけようと心がけているのだがさっぱり自力では見つけることができない。小鳥は動くからわかるのだが、ジッとしているのを見つけるのは難しい。

2012年12月28日金曜日

キッチン扉に塩ビシートを貼る


 年末年始休暇の初日はひどく冷え込んだ。色々やりたいことがあったのだけど、ストーブの前から動けない。これでは変温動物だ。
だいぶ以前からシステムキッチンの引き出しの取っ手が壊れていて気になっていた。同じ形状の取っ手は手に入らないから、8個全部を交換したくなる。この取っ手のネジピッチは60mmとずいぶん狭く、ネットで探しても気に入ったものが見つからない。作ってしまえば良いのだと考えたが、とりあえず日頃使わない他の扉の取っ手と交換してしのぐことにした。
どうせ扉板を外すのであれば、以前にホームセンターで安売りしていた薄桃色の木目調のシートがあるので貼ってみることにした。やってみると、やはりペラペラした感じが安っぽいのだが、遠目で見ればアクセントになったと言えなくもない。扉板は木ネジで裏側からとめてあるだけだから、そのうち気が向いたら無垢板で作り直そう。今日のところはこれでいいや。公園にはめずらしくシメが居た。

2012年12月24日月曜日

エヅケのジョー再び


 世間ではクリスマスイブだが私にはあまり関係が無い。我が家はいつもどおりの休日。おやつの時間にアイスケーキが出たのがちょっとそれらしいか。
昨日のマッサージは揺り戻しもなく、特に脚部が軽いからけっこう体に合っているらしい。身体の調子が良いのでびーすけを洗ったついでにプラスティック製の小屋も丸洗いしてしまった。上のびーすけは洗濯前だが、おしりがかわいい。
 朝のびーすけ散歩でエナガとシジュウカラ、メジロの混群に会う。アカハラとシロハラも見かけた。エナガのグループには、このところよく遭遇するような気がする。飛び出しの瞬間を捉えたいのだが、その準備動作が読めない。あてずっぽうで連写を繰り返すと、エナガはよく動くので何枚かはそんな写真を残すことができる。
 右の写真は3枚の合成。秒8枚で撮っているから、2/8=1/4秒で枝の間を渡っていることになる。転々とする小鳥を追いかけているのである。
 今日の散歩は公園横断コースではなく折り返しコースにしたので、往路でアカハラを撮りはぐった場所に戻ってきたら、ジョウビタキ雄が居た。トラロープとのカラーコーディネイトがなかなか。
 このジョウビィは、ひょっとしたら今年3月のエヅケのジョー君かもしれない。こちらを見ながら地面と枝やロープの上を行ったりきたり。4mくらい近づいても逃げて行かない。
かなりたっぷりとチャンスをくれそうなので、こちらも腰を据えて臨むことにした。地面から飛び立つ瞬間を捉えれば、羽を広げた背中からのショットが得られるだろうと腐心。なかなかうまく行かないとあせっていたら、親子連れが通りかかったのを潮に餌もくれない私を見限ってジョーはどこかに飛んでいってしまった。
家内が靴を買えと何度も言うので夕刻二人で買い物に出る。給与所得者を長くやっているが、私はあまり着るものに頓着しないから、許される限り楽な格好で仕事をしている。この年末は随行のような仕事もあってしぶしぶながらスーツの出番が増えた。日頃は茶色のトレッキングもOKみたいなのを履いているから、これは何足もあるものの黒のビジネスは1足しかなかったのだ。スーツでもいつもの靴で良いではないかと一応は主張してみたのだが却下。「足元を見られるのよ」などと聞いた風な事を言われたが、とっさの切り替えしが思いつかなかった。


2012年12月23日日曜日

タイ古式マッサージを試す


 雨こそ降らなかったものの、朝から厚い雲が全天を覆っている。朝のびーすけ散歩には軽量のPM2+150mmズーム。
エナガ、シロハラ、アカハラといったレギュラーメンバー。焦点距離が短いから鳥の入っている風景という線を狙ったのだがもう一つの出来。全体に暗い写真ばかりだが、そういう日だったのだから、あまり画像をいじらないことにした。
 昼過ぎにタイ古式マッサージというものを試してきた。駅前のマンションの一室で営業しているのをネットで見つけたのだが、行って見るとごく普通の2DKの畳部屋2室が施術室になっている。豊満な体格でちょっと年配のご婦人が、1時間半ほど私の体をひっぱったり押したりを繰り返す。
タイの方なのだろうが、日本語はあまり上手ではないせいか口数は少ない。それでもこれは硬いと私の背中と脚を評した。
施術直後はとても体が軽快になった。すねに少し痛みが残っているものの不快な痛みではない。
あまり痛いのはかんべんしてくれと始める前にお願いしたので手加減してくれたのだろうが、もうちょっとキツイのでも良かったかなぁ。指圧とどっちが良いか..明日自分の体が答えを出すんだろうね。

2012年12月16日日曜日

ムラサキツバメではなくムラサキシジミ


 公園の落葉もおおかた掃除されてしまって、残ったカエデから落ちる枯葉が風に舞っていた。
昨日の土曜日は雨模様だったら、日頃取り散らかしている自分の机の上を片付けたりして1日を潰したが今日は好天。母と家内とで投票に行ってくる。
公園はヒヨドリの声ばかりが喧しくて、その中にシジュウカラとエナガの声が少し割り込んでくる。ウソのスポットにはカメラマンが数人居られたが今日は見ていないとの事。夕刻の散歩では高い木立の上に一羽を認める。上空をチョウゲンボウらしきが通り過ぎるが、いずれもシャッターチャンスは無し。
 今日の成果はムラサキツバメ。この蝶は2008年の今頃にデッキに干した足拭きマットの上にとまった一頭を撮って以来。
(と書いたのであるが、実は下の写真はムラサキシジミであると教えて頂きました。12/29)
小さな蝶だから普通に歩いていても見つけることはできないかもしれない。公園で会った方に教えて頂いたから撮ることができたもの。集団越冬するそうだから、ぜひその光景を見たいものだ。今日撮ったのは雌。2008年の写真は雄らしい。

2012年12月9日日曜日

ウソウソ


今日はデジスコの試行錯誤を行っていたが、本来の鳥さんの撮影をおろそかにしていたわけでは無い。
しかし朝のびーさんの成果はゼロであった。なぜならメモリーカードをカメラに入れ忘れたからである。この悲劇的状況は公園に到着してから気がついた。こんな時に限ってとんでもないものが出現したりするのである。身もだえするような口惜しさは味わいたくないから、終始下を向き、びーすけだけを見ながら歩くことにした。これが本来のびーさんのあるべき姿とも言えるのだが、2kgを超える役に立たないカメラセットを腰にぶら下げて歩くのはつらい。
デジスコテストのために、干潟に出かけて、帰路はいつもの公園に寄って先週来のウソスポットをチェック。
今日のウソスポットはカメラマンが数名おられて賑やか。
 干潟の帰り道なので、すでに陽は弱くなってきていたのだが、何度かシャッターチャンスをもらえたから、今日は満足。
干潟でデジスコのテストをしながら、その合間にEOSで撮ったのが左と下。

コリメート式に適した接眼レンズとは


 11月24日のデジスコテストで、何種類か手持ちの接眼レンズを試してみようかなと思ったわけです。この時使ったのはビクセンのLV25という接眼レンズでした。焦点距離25mmのアメリカンサイズ(1.25インチ規格)、明るくて覗きやすい、僕の最もお気に入り。
今日はほぼ同じ焦点距離の26mmですが、2インチ規格の大型接眼レンズSWA26を使ってみます。この接眼レンズにヨロイのようなカバーを装着して、望遠鏡とカメラが取り付けられるように工夫しました。
 実際にLV25とSWA26をほぼ同じ条件でSD66望遠鏡に取り付けて撮影してみたのが左。(図中のSWA25はSWA26の誤り)
SWAの方が周辺のケラレが目立ちますが、発色はLV25よりも良い様です。いいかげんな試行なのでまぁあんまり差は無いかなというのが総合的な印象。
顕著な差が無ければ、わざわざ重たい2インチを使う必要は無いなぁ。

 1.25インチ規格の接眼レンズ3種類を比較しました。LV9,LV15,LV25と、全部ビクセン社のものです。カメラ側のズームレンズを150mmまで伸ばすとさすがにどれも暗い。実用になるのは広角側の40mmあたりと考えれば15mmが使いやすいかもしれない。
 9mm(LV9)は少々焦点距離が長すぎるので、25か15かというところ。
左は11月24日のカワセミ(LV25)と今日のカワセミ(LV15)の等倍切り出しの比較。上下の画像の縦横は同じピクセル数になっております。
振り回し用のEOS7d+EF400/5.6は、焦点距離400mmテレコンバーターを使って560mmになりますので、デジスコシステムはこれらよりも、もう少し差が大きいほうが良いでしょう。
LV15を使うことにしましょうか。
カワセミ君の目の光も写ってるし、羽の構造もそこそこわかります。この写真は下にも掲載しておきます。
そういえば、LV15は昔の天文雑誌の比較テストで、かなり高い評価を得てました。カメラ側レンズはED40-150ズームなので、1000mmから3800mmの望遠になります。
 これはおまけですが、EOSのビデオ機能を使って撮ったものです。一眼レフのビデオ機能は解像度が高く、レンズも優秀なのだから綺麗な動画が撮れるはずで、この動画から静止画(jpeg)に切り出してもそこそこなんだろうと考えられる。
左はEOS7d+EF400/5.6で撮った動画からの切り出し。やっぱりちょっともこもこした絵ですが、400mmではちと厳しい距離ではありました。とは言え、シャッターチャンスはけっして逃さない方法です。研究の要ありかな。

2012年12月8日土曜日

紅葉とエナガ


 紅葉もピークを過ぎたのか、鮮やかな木はまばらになってきたのだが、冴えた色をした木の下に居たら、エナガがやってきて遊んでくれました。
 ちょこまか動くものの、数打ちゃあたる式でシャッターを押し続けたら、何枚かは偶然が幸せをもたらすのであります。
 エナガはかわいいなぁ。
 エナガを撮っていたら、ウソが3羽とまってくれた。短焦点レンズに切り替えたから、こういう時はつらい。全員の集合写真は撮れず。
 びーすけは通りすがりのワンコとにらめっこしていた。
 公園のこの場所はなかなか良いところだったらしくて、ヤマガラも来てくれた。撮れなかったが遠くにジョウビタキ雄も顔を出した。明日もここに来ようかな。

2012年12月2日日曜日

ウグイスとクイナ


上はウグイス。ジュリジュリという地鳴きが聞こえたので、待っていたら枝にとまってくれた。日頃藪の中から出てきてくれない鳥なので今日は幸運。虫銜えてるし。
葦の中からなかなか出てこないので有名(?)なクイナも見ることができた。干潟のセンターで居合わせた方々が、口々に珍しいとおっしゃるので、たぶんとても今日はついているんだよ私は。
 葦の中にエナガを見つける。こんな短いくちばしで虫が穿り出せるのかなぁ。シジュウカラやスズメの混群に一羽居たのだが、混ざってはみたものの、しまったと思っていたりしないかね。
最近干潟に行くと必ず会えるカワセミ。 この子は雌。都内でも普通に見ることができるようになったとテレビでも言っていた。もはや珍鳥ではないが、愛嬌のある姿でばたばたとした魚取りをするのがかわいらしい。
カワセミ突撃の瞬間。2枚を合成したものだが、EOS7dの連写は秒8枚だから、1/8秒でこの距離を飛ぶキック力。小鳥の脚力はすごいなぁ。陽射しが弱くてシャッター速度を稼げないのがつらい。
 べつに珍しい鳥でなくても、このシーズンは背景が良いからレギュラーメンバーでも絵になる。(撮る側にウデがあればの話だろう..なんて声が聞こえる)