2012年5月27日日曜日

スズメの子供


スズメを撮ることはあまり無い。上はコスズメだと思うのだが、とてもかわいらしく写ったので掲載。
切り株の断面から新しい芽が出てきているところ。ストレート過ぎてちょっとなぁという感じなので、あえてもっと強調して新芽以外の彩度を落としてみた。
朝のびーさんで水路に居たツバメたち。なかなか難しい。今日はびーすけを洗った。

2012年5月26日土曜日

目の前ホバー


友人とチョウゲンボウを撮りに行く。先週すでに雛が孵っている雰囲気だったから、今日あたりは雛への給餌も成長に伴って忙しいものになっているはず。つまり親鳥を観察できるチャンスは増えているともくろむ。
皮算用どおり、今日はお母さんチョウゲンボウをたっぷり楽しめました。どうもこの巣のお父さんは放浪癖があるらしく、出てきり戻ってこないことがしばしばある。お母さんはがまんできなくなって巣の外で待っているのだ。(若干の推測が混じっています)
そんな事情(推測が混じっています)から、巣のまわりを落ちつきなく飛びまわる雌は、一瞬だが私の目の前でホバリング(停止飛翔)した。あわててカメラを構え直したが間に合わない。なんてことだとがっかりしていたら、もう一度チャンスが来て、上の3枚を撮ることができた。こんなに大きく撮れたことはかつて無いから非常に嬉しい。

ここまでの写真はEOS7d+SigmaAPO120-400mm。左はミード社のマクストフ(天体望遠鏡)で撮ったもの。カメラはEOSkissX2を使った。この望遠鏡の焦点距離は1356mmとかなり長く、その分Fは暗い。ピントはX2の液晶画面を拡大してあわせている。左はノートリミング。大きく写せるね。

それでもピントがしっかり合っているショットは少ない。鳥がジッとしている間しか撮れないのだが、警戒モードのお母さんは撮りやすい対象だったということ。 さて、明日も行こうかな..
下の写真は朝のびーさんで見かけたゴマダラチョウ。

2012年5月24日木曜日

ポラリエ用赤道儀ウェッジ


これが何かというと、簡易赤道儀ポラリエを載せる台のつもりなのである。ポラリエには北極星を中心に入れれば「だいたい」合うという向きを調整するための小さな覗き穴があるのだが、ちょっと物足りない。南向きのベランダでは北極星が見えないから使えない。北極星が見えない場合、観測地点の緯度で傾きを決め、方位磁石を使って偏角(磁北と真北のズレ)を考慮して水平方向を決めることになる。
ポラリエはカメラ用三脚を使うので、水平角度を決めることは三脚の雲台など使えば微調整は難しく無いが、傾きの微調整は難しかろうと考えて、このようなものを作った。材料はそこいらに転がっていた比較的綺麗な桂材と、自転車のブレーキ部品、船舶用の傾斜計(精度はいまいち)、扉の取り付けに使う蝶番など。遊んでいた6倍のファインダーも付けてみたが実は、これの使途はあまり無い。ポラリエの方向とファインダーの方向を簡単に一致させる方法が無いから。

水性のニスを塗ったらけっこう雰囲気のあるものになったと思う。実用性は??だが、ポラリエの傾斜角は自転車部品とM6ネジで作った微動装置(タンジェントスクリュー)で調整できるからちょっとは便利だろう。
木製のごつい造りは、ポラリエのポータビリティを損なうが、ベランダ用なのだ。
問題解決のために作ったというよりは工作したかったという物なので、使われることも無いかもしれない。 実はゴールデンウィークには出来ていたのだが、まだ使ったことが無い。

2012年5月21日月曜日

日蝕


とうとうやってきました金環食。曇りとの天気予報に心配していたのだが、うーん やっぱりこんな空。しかし全く見えないわけでもなさそうだと淡々と機材をセットする。
手慣れた道具がこういう時は失敗が少ないから、BORG100EDにオリンパスPL-1で直焦点撮影。オリンパスは液晶画面を拡大してピントチェックができるので、ファインダーを直接覗かなくて済む安全性もあるから今回採用。お店を広げてさぁ始めようとしたところで、公園ではラジオ体操を終えた近所の方がぞろぞろとやってきたので、かわるがわるカメラの液晶画面を覗いてもらうことにした。予想外に賑やかな観測会になった。
雲が厚く、とりわけ金環食の最大となる数分間は全く撮れなかった。せっかくND400の2枚重ねを減光用に使っていたのだから、1枚を外せばなんとかなったはずなのだが、そういう時に機転ははたらかないものだ。隣で撮っていた友人は大胆にもフィルターをはずして撮影に成功。すごいなぁ勇気あるなぁ。あまりビシッという画像は残せなかったが、数少ないまともな1枚には黒点がはっきりと写っていた。
雲だらけの写真も、風情があるという方も居て、まぁそうだなという気もする。なかなか楽しかった。



2012年5月20日日曜日

いろいろやった


いろいろしなくてはならない日。まず6時に起きて翌日の日蝕を撮影する場所を決める。日蝕の始まりから太陽がちゃんと見える位置を探しておかなくてはならない。家の前の公園で撮ることに決めていたから少しうろうろしてすぐに決定。びーすけの散歩を済ませてから庭で明日の予行演習。黒点が良く写った。それから海岸に出てチョウゲンボウを撮る。 上と左はEOS+400
建物の陰になってしまうから、チョウゲンボウ撮影は午前中が良いのだ。到着してしばらく待つと、雄がやってきて巣の周辺に居たカラスを追い出した。カラスよりはるかに小柄なチョウゲンボウからすれば命がけなんだろうな..などと思いつつもこれはシャッターチャンス。左はE-P1で撮った2枚の合成。

明日の日蝕撮影機材(BORG100ED+OlnpusE-P1)を持ち込んだのは練習を兼ねての意味もある。たしかにEOS+400mmよりは大きく写せるのだが、マイクロフォーサーズのCMOSの小ささのせいか、EOSと同程度の大きさの姿で比較すると画像の荒れが目立つ。望遠鏡を使うならもっと倍率をあげないと意味がないのだね。

家に帰って遅い昼食をとる。それから風呂の壁と天井の掃除をする。ユニットバスだから簡単なのだが、時々少し強い洗剤でカビを落とさなくてはならない。これは僕の仕事になっているがけっこう時間がかかる。
少しまったりしてからびーすけの夕方の散歩をして、夕飯後は子供の勉強をみる。いやぁ忙しい日だったな。オオヨシキリは今日も一瞬だけ撮らせてくれた。

2012年5月19日土曜日

ソングポスト

 水路でコアジサシを見かける。これは夕方のびーさんの話。上は水面を窺って魚を探している姿をフォトショップでシルエットにしたもの。
同じ水路の違う場所ではオオヨシキリの姿をようやく見ることができた。これは朝のびーさんの話。ようやくというのは、声はだいぶ以前から聞いていたのだが、深い葦の中で姿を見ることはなかったから。
オオヨシキリは高いところ(ソングポストと呼ぶらしい)にとまってギョンギョンと鳴く鳥だ。この個体はなかなかソングポストに出てこない。奥ゆかしいやつらしい。




2012年5月13日日曜日

巣の中を想像する


この週末2日間に撮ったもの。チョウゲンボウは雛が孵っているのかがあいかわらず判然としない。
孵っているとすれば、両親の巣穴への出入りはもっと頻繁でなくてはならないのだそうだ。
交代しながら抱卵している期間は、それぞれの食事ができるように交代すれば良いので、巣穴に持ち帰って食事することも無いから出入りは少ない。

しかしこの1枚は右脚にカエルを掴んでいる。巣穴に餌を運び入れるのは雛のためなのか...

 オニクルミの木に作られたコゲラの巣からは雛の声が聞こえている。親鳥が巣穴の中のゴミを咥えて飛び出すところ。たいへん綺麗好きな鳥なんだそうだ。えらいね..どうも。
下はキョウジョシギ。

2012年5月6日日曜日

連休がおわってしまうよ


水路に居たコサギを朝のびーさんで撮る。正面から羽を広げたところは初めてかな。この鳥はかわいそうに片足が悪い。左はSD66にオリンパスE-P1を拡大撮影法で組み合わせたもの。画面周辺がひどく流れているのは、使っている26mmのアイピースが70度の広角タイプだからだろうか。

水路には朝からキアシシギが居たのだが、夕刻のびーさんでは何羽も排水口の周囲に集まっていた。こういう光景は初めてだが、通りすがりの鳥見の方も珍しいと言っていた。

キアシシギは特段外見上の特徴が無いのが特徴なんだそうだ。よく通る独特の鳴き声でわかる。今日も月を撮る。

連休もこれで終わり。朝からそれを考えて、ちょっと凹んでいた。あれもできなかった、これもできなかった、と悔いが結構ある

2012年5月5日土曜日

Ex-FH100でコリメート撮影


チョウゲンボウはなかなか良いチャンスをくれない。幼鳥の養育期間に入れば、親鳥が近場で餌探しをしてくれるので撮りやすくなるはず。まだだめかね。

びーさんの途中、鳥と見間違えたキノコ(だと思う)。

月の軌道が楕円形であるために、月までの距離は一定ではない。この満月の数日が年間で最も接近するそうだ。見かけの大きさは14%アップとの事。左はCASIO FH100をZenithStar66にコリメート接続して撮ったもの。周辺が減光したのかなんなのか、妙に立体的な感じで撮れてしまった。下はズームしたもの。ちょっと荒れが目立つが健闘している。

2012年5月4日金曜日

CASIOのHDR


キョウジョシギを撮りに行ったわけではなくて、チョウゲンボウが目当てだったんだが、さっぱり現れない。
 キョウジョシギの小集団が近いところでせわしなく動いているのでこちらの写真ばかりが残ることになった。
きれいな鳥だと思うのだが、羽を広げた背中からのショットが欲しい。

日頃携帯のCASIO EX-ZR100にはHDRを備えている。露出の異なる複数枚をブラケット撮影し、これらを合成して階調の深い写真にしたててくれるものらしい。(ちゃんと勉強していない)左に公園で撮影した通常のショットとHDRのショットの比較を並べてみたもの。マグリットの絵に昼夜の混在した風景画があって、ミスマッチが不安な感じを見る者に与える。HDRはこれを連想させる。