2016年8月12日金曜日
EOS KissX2のローパスフィルターを取り除く
今日からお盆休み。
最近使わないEOSkissX2を天体専用に改造することにした。上のトンボは、このX2がまともな状態で撮った最後の1枚。(ちょっと悲しい気分になったりする)
左が作業中の姿。改造目的はカメラの撮像素子の前にある赤外線カットフィルターの除去である。このフィルターがあると暗く赤い星雲が写らないのだ。しかしフィルターを取り除いたカメラは、ピント位置がずれてしまうのでオートフォーカスは正しく合焦しなくなってしまう。また普通の風景を撮るとカラーバランスがくずれて変な絵になるらしい。だから、この改造を施したカメラは天体専用になってしまうのだ。ピントのズレを解決するために、外国のサイトでは、削除するフィルターと同じ厚さの素通しガラスを売っていて、X2の分解方法も写真で丁寧に解説してくれている。この情報がなかったら自分でやろうとは思わない。
フィルターがセットされている場所までたどり着くためには、たくさんのネジを外し、たくさんの小さな配線コネクタを外さなくてはならない。除去が終わって、組み上げが最終段階に近づいてくると、これは起動しないだろうというイヤな気分に支配されたきた。案の定起動しないので再度組み立ててなんとか起動に成功する。なんとなくカメラの動きが挙動不審なのだが、とりあえず写真は撮れる。明日どのくらいカラーバランスが崩れるのか確認しよう。
下の写真は、順調に育ちつつある綿の木。
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