2018年5月13日日曜日

ルーペという撮影モード

 カシオのデジカメにはベストショットというモードがある。夜景やマクロなどカメラの設定が難しい被写体のためのおまかせモードである。
EX-100Fには、ルーぺというモードが用意されている。母の日なのでカーネーションが食卓に飾ってあったから、ルーペモードで撮ってみた。
マクロと言うよりもルーペの方がわかりやすい人が居るという配慮なのかもしれないと考えた。しかし同じベストショット設定の中に、「全焦点マクロ」という名前のモードも並んでいたりする。マクロがわかる人にとっても全焦点マクロはわからないかもしれない。いろいろな人が使うからね。カシオは特にマニアックだから、こういう不揃いが出るのかな。

2018年5月12日土曜日

チバニアン

 国内でチバニアンに異議を唱える人たちが居られるらしい。千葉時代の認定も危うくなるのだろうか。だめとなったら観る機会も無くなるだろし、GWあけの道は空いているだろうし、などなど思惑あって見に行ってきた。

一時は違法駐車で大騒ぎだったようだが、きちんと駐車場も整備されていた。わかりやすいとは到底思えないが、素朴な解説板が崖のところどころに掲示されている。
天体撮影の好適地を探すという目的もあったのだが、こちらは目当てが見つからず。

2018年5月6日日曜日

AZ-EQ5GT極軸望遠鏡

赤道儀AZ-EQ5GTは、基本セットの中に極軸望遠鏡が無い。1~3つの星を導入して極軸のズレをコントローラーに認識させ、ズレを補正した恒星時運転を行う。3つの星を使うことができないと補正の精度が下がるので、やはり極軸はだいたいでも合っていた方がよろしいというのがこれまで使った感想。
オプション部品として赤経軸の外側に平行して取り付ける極軸望遠鏡が売られていて、それと同じような方法でポラリエの極軸望遠鏡を取り付けてみた。
赤経体を180度動かして、極軸望遠鏡の中心がずれないように挟み込んだ微動雲台で調整して使う。たぶんこんな方法で良いはずなんだが。

2018年5月4日金曜日

EX-100F


 日経にCASIOがデジカメから撤退する方針を出したと載ったので、市場から新品が払底する前に1台買っておくことにした。CASIOのラインナップでは比較的高級機だが、かなり安く売られている。
CASIOのQV-10 は民生用デジタルカメラの嚆矢であった。科学技術博物館にも収蔵されていて、僕が買った最初のデジカメがこれだった。その後カメラメーカーがデジカメ市場に参入する中、ブランド力の低いCASIOはカメラメーカーが発想しないユニークな商品を作り続けて生き延びてきた。パスト連写は、シャッターを半押ししている間、CMOSの画像データをバッファメモリに高速転送しつづけ、シャッターを押した瞬間からさかのぼって30コマを記録する機能である。これは鳥の飛び立ちの瞬間を捉えるのに好都合なことこの上無いのだが、あまりきれいな画像が残せなかった。レンズのせいなのか、ソフトウェアの問題なのかわからないが、改善を期待して、僕は何台も買い替えてきている。今回のEX-100Fはその最終形(のはず)なのである。
パスト機能のチェックはしていないが、深度合成機能が搭載されていて驚いた。マクロ撮影で活きる機能なのだが、薄い合焦範囲をカバーするために、焦点位置をずらしながら複数枚を撮影し、焦点のあっている部分を合成する。ソフトウェアでは以前からあったが、カメラの中に取り込んでしまったわけだ。上のシャクヤクの例では、奥の葉っぱにも焦点がきている。
CASIOはやはり面白い。