2019年3月3日日曜日

造山古墳

 岡山研修会のついでに旧友を訪ねたら、造山古墳に連れて行って頂いた。この古墳は日本で4番目に大きいものだが、立ち入りが許されているものとしては最大になる。上の写真は後円部から前方部を眺めたところ。この前の大雨で崩れてしまった斜面がシートで養生している(左手前)。前方部の頂上部分には木立があるが、その中に地元住民の荒(こう)神社が祀られている。
神社の社の脇にある手水桶は石棺である。この古墳のものでは無いという説もあるが、石材は阿蘇の産であることがわかっている。いろいろ経緯があるらしい。


前方部から後円部を眺めたところ。円墳の頂部は切り取られて平地になっているが、これは山城として使われた時にこのように整地されたのだそうだ。
長い歴史の中の様々な人為に思いをはせる。日常には無い時間ではあった。

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