2019年6月18日火曜日

エウロパの木星面通過

仕事がひと段落ついた感もあって、18日の晩は12時すぎまで木星を撮る。翌日は休みをとったし。
使っている望遠鏡の架台は、通常は赤道儀なのだが経緯台にもなる。赤道儀は2軸のうちの1軸を地球の地軸に平行にセットしなくてはならない。経緯台は地表面に水平な軸と垂直な軸を使うシンプルなもの。今日はバルコニーで経緯台として使う。惑星はビデオ撮影して、ソフトウェアを使って静止画にするので、自動追尾ができる経緯台で良い。
木星の4大衛星の一つであるエウロパが、影を木星表面に落としながら前を横切るところを撮影。イオとエウロパは月に2度くらいこの現象を見せてくれるから、珍しいものでは無いのだが、晴天と暇という要件を加えるとなかなか撮影のチャンスが無い。衛星は木星の中に入ってしまうと表面の模様の中に埋没してしまうので、衛星が木星表面から脱出し、影が表面に残っていて、大赤斑も見えているショットが撮りたいなぁ。
表面の模様をもっと明瞭に写すにはどうしたら良いかという課題もある。

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