2009年2月6日金曜日

鳥の理解を試みる

小鳥の3DCGを作るために、羽の構成や骨格について「あるていど」は理解しなくちゃならんだろーと考えて、ググッたり本を買ったり。羽の構成については文一総合出版の「野鳥の羽」¥1400が役に立ちました。たとえば小鳥の初列風切羽はP1からP10まであるのですが(この下手な図に描いてます)、鳥の種類毎に大きさがリストで整理されています。もちろん代表的な風切羽根の写真もあります。「鳥の羽!」というサイトhttp://www.geocities.jp/yamanotesal/index.htmlも参考になりました。鳥の羽を拾い集める趣味をお持ちの方というのは結構おられるらしく羽根の写真が載っているサイトは少なくないのですが、ここの内容は充実しています。
「解剖団」というサイトhttp://members.jcom.home.ne.jp/asg/に行くと、鳥の骨格標本の写真を見ることができます。でも食事の前後は避けた方がいいかもしれません。標本の製作方法が...
作業工程としてはだいぶ先のことになりそうですが、羽の使い方(はばたき方)の資料として「鳥の彫刻」http://www.kyoto.zaq.ne.jp/morioka/japanese-001.html は興味深い内容でした。流体力学の一分野と思いますが、気体力学の先生だった方が一線を退かれた後、鳥の飛翔について10年以上ご検討されています。その成果を彫刻で表現されるというとても高度な内容。力学的な考察部分は平易に書かれておられるのでしょうが、大学時代に質点系でさえ苦労し、剛体に至ってついていけなくなった私には難解に過ぎるものでした。とはいえ、きちんとした理解はできなかったにしてもぼんやりと飛翔のメカニズムをわかったつもりになれます。

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