2014年4月20日日曜日

キビタキと簡易ミクロトームの日


 朝のびーすけ散歩でキビタキに会う。このところびーさんに携えるのは、マクロなど短いレンズが多かったのだが、今日は何となく虫の知らせで400mmを持って出ていたから超ラッキィ。
キビタキは例年4月のこの時期に数日だけ公園に現れる。週末にしかこれない私が遭遇するチャンスは極めて低いのである。
黒い小鳥が視野の片隅をよぎった瞬間、キビタキだなと確信した。一度見失ったものの、待っていたら2回ほどしばらくの間撮らせてくれた。
 撮っているとカメラを持った方が数名現れて、何が出たと問われたからキビタキであることを教える。今日はこの公園にオオルリが出たそうで、ひとしきり撮った方々がこちらに流れてきたということらしい。オオルリの出現場所を教えてもらって行ってみたものの、こちらは会えず。
 腰が痛くなってきたのでとりあえず家に戻って作業小屋にこもる。
今日は簡易ミクロトームを作った。これは顕微鏡で観察するために標本を極薄に切り取るための冶具なのである。
ちゃんとしたものはとても高価なのだが、ボルトと長ナットで作れる簡単なものがネットに出ていたので、長ナットの代わりにオニメナットを木片に打ち込んで同様のものをこさえた。目盛りも付ける事にした。
M6のネジ山ピッチは1mmだから、ボルトを1回転させるとナットの中を1mm前進する。これを利用して、直径6.5mmの穴に挿入した試料をボルトを回転させてわずかに押し出し、飛び出した部分を安全カミソリで切りとるのである。とりあえず出来たけど、うまく使えるかなぁ。

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